外資系企業への転職はこう進めるべき!外資系企業への転職術

2016.5.1 公開 | 2017.4.10 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

みなさん、外資系企業と聞くとどんなイメージがありますか?
求人を見る限り「英語必須」「実力主義」「独立主義」とかなりハードルの高い世界に見えますよね。
ただ給与が日系企業よりも高かったり、ユニークな福利厚生が完備されていることから魅力的に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、常識や立ち位置にとらわれない自由でグローバルな雰囲気に惹かれている人が多いのも事実です。

転職の条件のヒアリングを行っていると、「絶対外資系企業で!」と念を押してくる方がいらっしゃいます。
実際に話を聞いていくと、日系企業と同様の転職活動を行おうとしていて、こちらもハラハラすることがしばしば・・・。
基盤や社風が異なることが多い外資系企業ですから、従来の考えだけで挑戦しても失敗に終わることがあります。

今回は転職や心構えの根本を見直す外資系企業への転職術についてお伝えします。
現在日系企業にお勤めの方も、外資系企業に少しでも興味がある方にも読んでいただきたいです。
「こんなのアリなの?!」と驚くことが沢山出てくるかもしれませんね。

  • 転職ファインダマン

    転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

  • アイさん

    ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

  • 鈴木一郎

    転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを、毎回研究所に持ってくる。

外資系企業への転職

所長聞いてくださいよー!この前転職に役立つかと思ってTOEICに挑戦したんですよ。
鈴木さん、頑張っているようだね。結果はどうったかい?
まだ結果は出ていないですけど、もし良い点数が取れていたら英語を活かす仕事に転職するのもアリだなぁ・・・。
英語を活かすとなると、外資系企業も検討してみるといいね。
ええ、外資系ですか?!なんだかハードル高そう。
そう思っている人は多いようだね。でも実際は英語力がなくても外資系企業でエリート街道まっしぐらの人もいるくらいだよ。
そうなんですか。外資系企業の基準がよくわからないです。転職も難しそうだし・・・。
外資系企業は日系企業と異なることが沢山ある。それを理解していくと、外資系企業へ転職する際も上手くいく可能性が高くなるぞ。
せっかくだし、聞いてみよう!

外資系企業ってどんな企業?

鈴木さんが抱いている不安は、日本企業と違って外資系企業に馴染みがないことが原因。情報を知らないというだけで、外資系企業に対して虚像を作ってしまい、ハードルが高そう・人間関係がドライなイメージなど不安ばかり気になりがちだ。でも、しっかりと情報収集をして実像を捉えれば、外資系企業の転職も開けるんだよ!

確かに・・・。外資系企業=英語でのコミュニケーションっていうイメージしかないので、何となく転職は難しそうって勝手に感じていまして・・・。
そもそも、鈴木さんは外資系企業が何か理解されていますか?
あのさぁ、俺だってそのぐらい知っているよ。だから外国の会社だろ!
えっ・・・。所長どうしましょう・・・。

そうだね。外資系企業というのは外国籍の親会社が経営権を握っている会社のこと。たぶん鈴木さんが言っているのは、もっとも一般的な100%外資のタイプだね。他にも、日本企業との合弁による、外国企業が51%以上の株を持っているタイプもある。

しかし、51%以下でも外国企業に経営権を握られるケースもあれば、経営権は日本企業が握っている場合など様々。最近は、M&Aにより日系企業が買収され、外資系になるという形も良く聞く話。まとめると外資系企業とは「外国資本が入った企業」のことを指すんだよ!

合弁?買収?何か複雑ですね。
そうです。明確な定義は設けられていないのですが、一般的には外資比率が3分の1を超える企業のことを言います。

そのとおり!だからこそ、世間でひとくくりにされがちな外資系企業だが、このように定義そのものも流動的な概念であることをまずは頭に入れておこう!

はい!外国資本が入った企業ですね。わかりました!
本当に分かっています?一応タイプ別で補足しますと、「100%外資」「日系企業との合弁」「日系企業を買収し資本参加」などがあります。その他にも日本法人格を取得せず、支社や支店といった形もありますから覚えておいてください。
そんなにあるの・・・。でも最初にイメージしていた英語も「日系企業との合弁」や「日系企業を買収し資本参加」といった企業の場合ならハードルが高くないような気がしてきたよ!

今日はいつもより鋭いな!鈴木さん!その通り、外資系企業といっても様々なタイプの企業があるため、必ずしも完璧な英語が必須というわけでもない。では外資系企業については大分理解できたようだから、次は求められるスキルの話をしよう!

ありがとうございます!所長!ぜひ、お願いします!

どんなスキルが求められるの?

では実際に外資系企業が人材に求めるスキルは何なのか?を説明していこう!求めるポイントとしては大きく分けてふたつ。一つ目は、定量評価要素。転職者の職務経歴書等から把握できる客観的に測定可能な評価要素のこと。中でも特に求められている要素は「専門性」と「語学力」となっている。

専門性と語学力ですか。なるほど。

そう、「専門性」に関しては、外資系企業の業種や人材のポジションによって様々。技術力、営業・販売力、管理能力、指導能力などが一般的だ。

語学力に関しては、たとえ日本人比率の多い外資系企業に勤めていたとしても、「海外本社との電話やメール」「海外転勤の可能性」「社内書類が英語」などコミュニケーションの基礎としてあるため、どうしてもある程度必要になってきます。
うぅ・・・。やはり。日本人比率が高ければ大丈夫だと思っていたのに。

鈴木さん、落ち込む必要はない。ここでいう語学力とはコミュニケーションの基礎がしっかりと出来ているかどうかを判断するものだから、初めから完璧な英語を話すことを求めているわけではない。だが転職が成功した後も努力し続けることは必要だ!

そうなんですね。わかりました!

そして二つ目は定性評価要素。これは職務経歴書などからは分からない人間性や志向性のこと。特に求められるポイントとしては、「セルフマネジメント力・積極性(自己主張する力)・コミュニケーション能力・リーダーシップ・ユニークさ」が代表的な項目だ。

何かTVドラマに出てくる上司みたいに完璧な感じがしますね。

フフッ、やはり鈴木さんは面白いな。そのユニークさは外資系企業向きだよ!

本当ですか!所長。褒められると照れますよ!
所長は決して褒めてはいないですけど・・・。

まぁまぁ、アイさん・・・。この代表的な項目の中でも特に重要視されているのが「積極性とコミュニケーション能力」だ。外資系企業の風土は成果主義。そのため社内外に積極的に働きかけ能動的に仕事を進めていくことを強く求められる。

さらに、外資系企業内には多国籍なメンバーも多いため、様々なバックグラウンドを持ったメンバー達とチームワークを持って仕事を進めるためには高いコミュニケーション能力が必須といえるだろう。

そうですね。さらに、積極的に仕事を進めていく上で欠かせない「リーダーシップ」、勤務時間や体調管理を自身で行える「セルフマネジメント力」に関しても日系企業とは違い強く求められるポイントになります。

その通り。これらをすべて含めて、多少我が強くても成果を出してくれる人材をユニークさと表現し、個性が強いほうが外資系企業では評価が高まる傾向にある。

う~ん。やはり外資系企業に求められるスキルは高いですよね。俺なんかがやっていけるか不安です。せっかくTOEICに挑戦したけど外資系企業にこだわらないほうが良いかもですね。
所長とワタシの間で良好な関係を築けているのですから、十分コミュニケーション力に関しては問題ないと思いますが・・・

ワッハハ!そうだね、ではどの様な人が外資系企業で成功するかを軸に、外資系企業の転職にこだわるべき人、そうではない人に関して考えていこう!

お願いします!

外資系企業に適応する人材とは!?

では、鈴木さん、どんな人が外資系企業への転職後、成功へと導くことができると思う?

えっと・・・語学堪能で積極的な完璧な人でしょうか?
鈴木さんは言葉の表面だけを気にしすぎです・・・。

そうだね。鈴木さん、今まで説明を聞いていて何が印象に一番残っただろう?

う~ん。俺が働いている会社と違うというか。企業風土の差というか?

その通り!だからこそ、外資系企業への転職を成功へと導くためには「一度日系企業で培った常識」をリセットできる能力があることが重要だ。雇用形態に対する考え方に大きな差があるのはその代表的だね。日系企業では近年、終身雇用制度や年功給などの変化が少しずつ見られるようになっているが、根幹には終身雇用という概念が根強いのも事実。

しかし、外資系企業では終身雇用という概念がないのが大半だ。だからこそ経験を積み、スキルを身に付けた後は転職によってポジションや年収を上げていくのが一般的。「長く働いていれば、それなりのポジションが与えられ、昇給もする!」といった考え方では成功を掴むことは難しいだろう。

き、厳しいですよね。俺なんかすぐクビになりそうです・・・。
そのイメージは間違いです。たとえ外資系企業であっても日本国内では日本の労働基準法が適用されるため、社員の解雇は簡単に行えることではありません。

そうだね。しかし、自身のビジョンが明確でないと、ステップアップはしていけないといった事実があることを頭に入れておこう!

また仕事に対する意識もやはり大きく違いがある。外資系企業の場合、自らの力で仕事を生み出し、与えられた裁量権をフルに活用して効率よく進めるという。この認識が一般的。そのため、会議ひとつとっても日系企業とは違い「会議=決定の場」。日系企業のように情報共有の場という概念は少なく、会議に出席するのであれば、自ら積極的に議論に参加し、結論を出す立場であることを求められていることを意識する必要があるんだよ!

そうですね。一見厳しい印象を持たれることが多いですが、大きな裁量権を持って仕事に臨める環境があるのが外資系企業の特徴になります。
確かに!日系企業と風土が違うため、厳しそうですけど、大きな仕事を任せてもらえる環境ならチャレンジしてみたいですよね。

そうだね。外資系企業にこだわった方がいい人は、この「一度日系企業で培った常識をリセットできる能力」と「大きな裁量権をフルに活かし効率的に仕事を進める能力」のふたつを受け入れることができて、グローバルな環境でプロジェクトリーダーとして大きな裁量権の中で仕事をしたいという強い意志がある人だと言えるだろう!

わかりました!すごく納得感あります。何か俺も外資系企業へ転職したくなってきました!

そうか!では外資系企業へ転職する時の注意点も説明しておこう!

ありがとうございます!

外資系企業へ転職する際の注意点

転職の際の注意点として、まず、履歴書と面接から説明しよう。日系企業と同じく企業研究をしっかりとし、その会社に対して何ができるか?をアピールするのはもちろんだが、この部分に日本風の謙虚さは全く必要がない。自身がどれだけ企業に対し貢献できるかを堂々とアピールすることが大切。セールスポイントとなる職能を軸にどんどん売りこもう!また、一部の欧米企業ではカバーレターという履歴書に添える手紙が必要な場合もあるため、必ず履歴書とセットで用意をしよう。

そうですね。欧米ではカバーレターの重要性が高い傾向にあります。採用担当者はカバーレターを呼んでから履歴書を読むパターンが多いため、自身がなぜこの企業を志望しているかなど、魅力的な内容を書くことが成功への近道になります。
履歴書の書き方でも違いがあるんですか!?もちろん英文ですよね?

もちろんだ。英語での文書作成能力も見られているため、和文を英語に翻訳しただけの履歴書ではなく、ワードソフトのスペルチェッカーや、ネイティブスピーカーの友人に校正を依頼するなどして、完璧な英文に仕上げることを心がけよう。また、英語での面接では慣れないと失敗してしまう可能性もあるので十分な準備をして臨むことが大切だ。

日本語でしたら簡単に答えられる内容も、英語だと予め用意をしていないと難しい場合もあるため、事前に最低限まとめておくことは必要ですね。

流暢に話すことが全てではないのだが、しっかりと自身のセールスポイントをアピールするために必ず準備をしてほしい。

そうですね。具体的な準備方法もわかってきました。ちなみに外資系企業の転職に強いエージェントとなると、どこでしょうか?

外資系企業に強いエージェント

JAC Recruitmentは外資系の国内企業のグローバルポジションについては国内随一の実績をもつ大手総合エージェント。世界8ヵ国(イギリス・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・中国・香港・韓国)、国内6拠点が密に情報交換を行うことで独自のグローバルネットワークを築き豊富な外資系企業への転職情報を提供。また求人の7割は非公開求人のため、外資系企業への転職の際に自分の市場価値を知るという意味でも、登録してみることはおすすめだ。

[blogcard url=”http://tenshoku-finder.com/agent/jac?OVKEY=pl-pst-0136-i”]

リクルートエージェントは以前も紹介したとおり、日本最大級の転職サイトであるリクナビNEXTなど、転職経験者の8割以上が利用している最大手。外資系企業の求人情報も多く取り扱っているので、ここは登録して求人情報を確認したほうがいい。業種問わずどの分野も揃っていることがメリットだね。

[blogcard url=”http://tenshoku-finder.com/agent/recruit?OVKEY=pl-pst-0136-i”]

外資系企業の転職といえばアデコ、というぐらいの実績をもつ世界最大級の総合人材サービス企業。スイスに本社を置き、世界60か国で人材派遣、転職支援など幅広く人材サービスを行っているため、グローバルに活躍できる求人を多く紹介してくれる。特に管理部門系職種やITエンジニアリング、営業マーケティング職種に強みを持っているのが特徴だね。規模が大きく、世界中いたるところに拠点があるため、案件数も多いのが嬉しい。

randstad(ランスタッド)も外資系企業への転職を検討する際に押さえたいエージェント。オランダに本社を置き、人材サービス会社では、世界で2位の売上を上げている企業。転職エージェントの事業の他にも派遣や再就職支援などのビジネスを行っており、メーカーやメディカル系などの専門性の高い職種を数多く揃えている。「ハイクラスの転職」を得意としているため、スペシャリストとして活躍している人に特におすすめだ。

わかりました!早速幾つか登録して、外資系企業にも挑戦してみます!

いいぞ!その意気だ!鈴木さん。外資系・日系グローバルポジションの求人は、経営上重要な戦略に直結するため Web上に公開されていない特別非公開求人が多い。早速登録して頑張ろう!また分からないことがあれば相談してくれ!

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