履歴書のブランク期間は面接でこう説明すべき!ピンチを切り抜ける転職テク

2016.3.14 公開 | 2016.11.7 更新

mv124

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

突然ですが、皆さんは職務経歴書の「空白の期間」を気にしたことはありますか?

  • 半年間ニートやっていて、職務経歴書の期間が歯抜け…。
  • 前職が激務過ぎて、転職先を見つける前に辞めちゃった…。

履歴書で職歴を書いたり、経歴書を書くときに、この「ブランク期間」を気にされる人はとても多いです。
もちろん、面接や選考のなかで「この空白の期間は何をしていたの?」とまず間違いなく聞かれるでしょう。

でも安心してください!ブランク期間は完全なるハンデではないんですよ!

ブランク期間をどのように説明するかで面接の合否は大きく左右されます。

面接官にしっかりと理由を説明し、「さぼりや怠惰」ではないと理解してもらえれば、アナタの魅力として解釈してくれるんではないでしょうか。
それどころか、実際に転職に成功した先輩の話を聞くところによると、ブランク期間が何かしらの強みになることもあるようです。

では、今回はブランク期間を上手く説明するコツを紹介しましょう!

  • 転職ファインダマン

    転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

  • アイさん

    ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

  • 鈴木一郎

    転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを、毎回研究所に持ってくる。

ブランク期間は転職に不利なのか?

この前転職を決意された方のお話を聞いていると、前職を辞めてからかなり期間が空いていて、いわゆるブランクになってしまったから転職に不利なのかという質問を受けました。
実際に私がもし面接官だったら…正直なところ最初から良いイメージはないかもしれません。
確かに!もし仕事辞めてから転職活動すると、どうしてもブランクになっちゃう…。不利だぁ…。
確かにそう感じる面接官も多いが、これは一概に不利と決定づけるのは少し早すぎるんだ。
所長、それはどういうことですか…?
どんな時間を過ごしていたのかは人それぞれだが、ブランク期間に何を行ってきたかを分析して前向きな説明が出来れば、最初のネガティブな印象は払拭出来ると言ってもいいだろう。
確かに…しっかりと説明できると、印象は良くなりますね。
そうだろう。背伸びをしたり着飾って説明する必要はない。何となく行っていたことも自ずと身に付いていたことをアピールすれば強みにもなるぞ。しかし、ブランク期間がある自分に引け目を感じながら転職活動をするのが一番最悪なケースと言っていいだろう。
う~ん。なかなか難しそうですね。
よし、もっと詳しくコツを教えていこう!

ブランク期間を振り返ってみよう!

まずはブランク期間を洗い出してみよう
まず、ブランク期間をどのように過ごしてきたのか整理する必要がある!
それを具体的に見ていこう。

行動を具体的に洗い出す

1年か2年、長い人だと3年以上という人もいるかも知れないが、重要なのはブランクの期間の長さではなく、そのブランク期間に一体何をしていたのかということだ。

自分がブランク期間に実際行ったことを、具体的に洗い出してみると良いだろう。
手帳や日記、フェイスブックやツイッター等を見返してみるのもオススメだ!
忘れていた出来事や、気づいていなかった感情や想いが見つかるかも知れないぞ。

そんなことをして何の意味があるのでしょうか・・・

やる意味は、大きくふたつある!
ひとつは、面接官にブランク期間中のことを伝えやすくなるということだ。
「何となく就職活動していました」とか「英語の勉強をしていました」とかでは抽象的過ぎて、面接官には伝わらない。
具体的にすることで、例えば「半年でいろいろな業界のことを勉強しながら2業界10社の求人に応募しました」とか「英語力を身に着けるために、3カ月集中的に英語学校に通い、1カ月留学しました」と伝えることで、ブランク期間中具体的に何をしていたのかが面接官に伝わるだろう。

確かに面接をしている方も、具体的に伝えられたら相手の話の納得度や理解度が上がるでしょうね!

その通りだ。具体的に話すことは面接において重要だからな!
そして、もうひとつの意味は、ブランク期間の理由を明確にすることだ。
訳もなく無為に1年も3年も過ごす人はいないだろう?
実際に何もしていなかったニートのような期間があったとしても、おそらく心身の回復や家族のそばにいるなど、何かしらの理由が必ずあるはずだ。

自分の中で整理してみる

行動を洗い出したら、そのような行動をとった理由を考えるといいだろう。
その理由に、ブランク期間君たちが得た大切なものが隠されている。

例えば、洗い出した行動を目的別に整理したり、逆に目的別に行動を整理したりするのも効果的だ。
ポイントは、ポジティブな理由に変換するということだ!
例えば、次のような感じだな。

  • 読んだ本:業界に関する知識習得のため
  • 海外旅行:語学習得のため
  • 友人との食事:情報収集のため
  • 資格取得:次の仕事に活かすため

どうだろうか?
何となくやっていたことも、このように変換することで、職務経歴書や面接の時にどう伝えればよいかが見えてくるだろう。

君たちがブランク期間をおそれるのは、期間そのものではなく、それをどう説明すればいいかが不明瞭だからだ!
ブランク期間は意味あるものだったと自分自身が気づくことが第一歩になる。

ブランク期間タイプ別対処法

転職のブランクを強みに変えるんだ
所長!そうは言っても、そんな簡単にポジティブな理由が見つかるんですかね・・・?どうしたって、さぼってたとか思われるような気がするんですけど・・・

そんなことはないぞ!!何事も解釈の仕方で変わってくるんだ!
ブランク期間をいくつかタイプに分けて、対処法を一緒に考えていこう。

フリーター・派遣は経験を積んだ証

アルバイトや派遣社員として働いたことは、決して恥ずべきことではない。立派な経験だ!
まず明確にしたいのは、何故正社員という働き方ではなくアルバイトや派遣という働き方を選んだのかということだ。

  • 資格取得のために、時間に融通のきく働き方を選んだ
  • 希望していた職種が、未経験での就職が難しかったので、まずは派遣でキャリアを積んだ
  • 家族の介護のため実家に近い場所で職を探したが、正社員の求人がなかったためアルバイトをしていた
  • 就職がなかなか決まらず生活のため

など、様々な理由があるだろう。
言い訳ではなく、事実をそのまま嘘偽りなく伝えればそれでいい。
今は、働き方が多様な時代だから引け目を感じることは全くないぞ!

資格とか、キャリアとかは分かりますけど、就職決まらなかったとかはネガティブな理由に思えるのですが・・・。それをそのまま言っていいんですか?

確かに、「就職が決まらなかったので、アルバイトしていました」では面接官の心象もあまり良くはないだろう。

しかし次のように答えたならどうかな?

「就職に関して妥協したくなかったので、様々な業界や職種をじっくり検討していました。
その間、飲食店でアルバイトをしていました。リーダーとして後輩育成も担当しており、半年で4人の新人を育てました。
その経験で培ったマネジメントやコミュニケーションの力は御社の仕事でも活かせると思います。」

確かに、さぼっていたという印象は受けないです!
企業としては、どんな雇用形態だったかよりも、その人がどのようなスキルを持っているかの方が重要でしょうからね。

そうだろう!フリーターだったこと、派遣社員だったことが問題なのではない。
そこで、何を経験し、何を学び、今後にどう活かせるのかが重要なのだ。

アルバイトや派遣での仕事で、自分がやったこと、出来るようになったこと、身に着けたスキルを伝えられるように整理しておくといいだろう。
どんどんアピールしていけ!!

アルバイトなどの場合は分かりましたけど、最近はウツとか精神的に疲れて職場を離れる人もいますよね・・・それはさすがにポジティブな理由にはできないんじゃないですか?俺も繊細だからいつそうなるか不安だ・・・

精神的に休んでいた期間は自己分析をするために必要な時間

鈴木さんが繊細かどうかは一旦置いておくとして、今の時代、激務や環境によって肉体的、精神的に病気になったり、前職を辞めてからすぐに働く気力が湧かないということもあるだろう。
それは誰の身にも起こりうることだ。不安に思うことは何もない!

休んでいた期間にどれだけ自分を見つめ直すことができたのか、きちんと療養できたのかが鍵になってくるぞ!

まず、病気だった場合は完治していることが何より大切だ。

「2年前にウツと診断されて、療養していました。
今は、医者にも「働いていい」と言われています。前向きに働きたいと思うようになってからは短期のアルバイトをいくつか経て自信もついたので改めて正社員として働くことを希望しています」

というように、心身ともに働ける状態であることを伝えよう。

お医者さんに「働いていい」と言われていることは何より重要ですね。そこをクリアにしなければ企業の方が不安でしょうし・・・。実際にアルバイトでも働いた経験があるとより安心かも知れませんね。

病気だった場合は、相手の不安を払拭することが第一だと心得よう!

次に、前職がハードワーク過ぎてリフレッシュの為に休んでいた場合だ。
休んでいた期間に、どんなことを考えていたのかを整理して伝えよう!例えば…

「前職は土日もなく働いており、自分自身が何をしたいのか、何のために働いているのか、考えることができない状態でした。退職してからしばらくは、心身ともにリフレッシュさせるための時間を過ごしました。

リフレッシュ期間中は、自分自身を振り返るいい機会になりました。前職では、任せられた仕事に追われるばかりで自分の意見を主張することもなく、環境を変える努力が足りなったと今では反省しています。もっと主体的に仕事に向き合う姿勢を持ちたいと思いました。

休んでいた間は、田舎の祖父母とともに過ごしていく中で、今後は高齢者の方たちの力になれるような仕事がしたいと思い御社を志望しました。」

ここでポイントとなるのは、自分自身を見つめ直したことで、具体的にどのようなことに気づいたのか、次にどう行動しようと考えたのかだ。
自分のダメなところに気づいたとしても、その失敗を次に活かしたいという前向きな姿勢があれば大丈夫!
ブランク期間の経験が、志望する職種に結びつくと相手の心証も大きく変わるだろう。
何より今は意欲的に働きたいという気持ちを、しっかり伝えるんだ!

なるほど・・・気づきと前向きさが大切ってことですね。そうだ!俺の場合、転職前にとりあえず色々資格とか取ろうと思っているんですけど、それならちょっと時間がかかっても問題ないですよね?

勉強・資格取得はどう活かせるかをアピール

転職するにあたって、勉強して、資格などを取得するのは素晴らしいことだ!
しかし、一概にそれをアピールすればいいということではないぞ。

重要なのは、勉強したことや取得した資格が次の転職先で活かせるのかどうかということだ。
英語を勉強し、TOEICなどで高得点を取っていても、次のキャリアに活かせなければ企業としては何の魅力にもならない。
ブランク期間、勉強していたからOKという考えは甘すぎる!

勉強・資格をする場合は、まず自分のキャリアにそれがどのように活きるのか、
目的を明確にしよう。鈴木さんのようにやみくもな資格の取得はオススメできないな!

そうなのか・・・。でも、裏を返せば必要な勉強や資格だったら時間がかかっても大丈夫ってことですよね??

いや…一概にそうとは言えないぞ!
企業が知りたいのは、ブランク期間をどのように過ごし、その結果どのような成果を生んだのかということだ。

本来1年間もあれば取得できる資格に2年も3年もかかっていたとしたら、計画性の無さや努力の足りなさを疑われても仕方ない。

「前職で英語力が乏しかったために希望した部署に行けなかったので、在職中から勉強していました。自分のキャリアを考えた時に海外での仕事も視野に入れており、生きた英語を学ぶため留学を決意しました。
1年の留学期間を無駄にしないように、現地で事務のアルバイトをするなどビジネスで使える英語を習得しました。
帰国後は、2カ月後のTOEIC試験に向けて勉強のプログラムを自分で組み、実行し続けたことで高得点を取得できました。」

というように、勉強をした目的やそれに向けた努力を具体的にしよう!

自分のキャリアプランをきちんと考えている点や、それに向けて計画性をもって努力している点が素晴らしいですね。企業にとっても即戦力になると思うわ。
うーん・・・やっぱり勉強するのも大変そうだな・・・。いっそ日本全国をめぐったり、色々な国に行ったりして思いっきり遊ぶ期間を設けても良いよね?所長、どう思います?

旅行に行っていた・遊んでいたは主体性をアピール

もちろん、退職してからの期間をどのように過ごすかは鈴木さんの自由だ!
しかし長期で遊んでいたとしても、ブランク期間は「ひたすら遊んでました」では企業に対する面目が保てないと思わないかい?
遊んでいたなら、遊んでいたなりの伝え方を伝授しよう!

繰り返しになるようだが、ブランク期間が問題なのではない。
ブランク期間で、自分が何を気づき、学び、習得したのかが重要だ。

例えば

  • 自分の知らない業界や職種のことを知りたくて、学生時代の友人をはじめ半年で100人の人と会った。
     ⇒その結果、多業界に人脈ができ、自分がやりたい方向性が明確になった!
  • 狭く偏った価値観を広げたくて、今まで行ったことのない国を周った。
    ⇒>その結果、興味がなかった
  • 都会の喧騒から離れた暮らしをしたくて、小さな島で過ごした。
    ⇒その結果、地元の人と仲良くなった時に環境問題について話したことで、そういった問題に取り組んでいる企業で働きたいと思った!
  • 長期休暇をとったことがなかったため、リゾート地でゆっくりした。
    ⇒その結果、心身ともに疲れが癒えて、また働こうという意欲が湧いた!
  • 自宅で自分の時間を過ごしていた。
    ⇒その結果、読書の時間がたくさん取れるようになったので、半年で50冊の本を読み、自分の職種や業界についての知識を得た!

旅行にしても、遊びにしても、自分が主体的に目的を持って行動したこと。
また、その結果何を自分が感じ、学んだのかが伝えられれば問題ない!

所長のお話を聞いていたら、ブランク期間といっても、過ごし方、伝え方次第で企業からの印象は大きく変わると思いました。転職を考えている人が、目的意識を持って過ごしているかどうかが重要ですね。

計画性・目的ある行動を意識する

退職してからの期間を、はじめから計画的に過ごすのは理想的だ!
しかし、そうではなかったとしても遅くはない!今からでも始められることは沢山ある。
自分のキャリアを振り返ること、今後の自分の目標を立てることはすぐにでもスタートさせられることかも知れない。

冒頭でも伝えたが、人が無為に何となく過ごすことは逆に難しい。
自分の行動を振り返り、そこから目的を発見して次の転職に向けて計画を立てることも可能だろう!

転職という新たな目標に向けて、自分には何が必要なのか、何をするべきなのかを明確にすれば、自ずと行動は変わるものだ。
遅いなんてことは何もない!はじめるか否か!
まさに、イマでしょ!

(古いな……)そうか、何となく転職したいと漠然と考えていたけれど、もっと具体的に考えてみようと思いました。

自信を持って転職活動をしよう

ブランク期間があると、どうしても後ろ向きになってしまうかも知れない。
しかし、職務経歴書や面接で消極的になるのはもったいない!

どのような過ごし方をしていたとしても、その期間に習得したことを自信を持って伝えよう!
伝え方のコツはここまで読んだら分かるはずだ。

大切なのは、ブランク期間を経た自分が今、何が出来て、何をしたいと思っているのかという熱意と前向きな姿勢を伝えることだ!がんばれ諸君!

不安になったら、またいつでも聞いてくれ!

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