年収アップだけじゃない!転職で得られる喜びやメリット

2016.4.27 公開 | 2017.4.10 更新

mv137

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

転職の理由として多く挙げられる「年収アップ」という夢ですが、年収に固執しすぎていて転職活動が失敗に終わる方が多いのはご存じでしょうか?
「でも、お金がないと生活できないし…」というのが皆さんのホンネだろうと思います。
年齢が上がれば上がるほど、「やりたいことをやる」という夢は遠くなり、生活優先になってしまうのも現実です。

決して、年収アップを目的に転職をすることが悪いのではありません。
ただこればかりに目が行ってしまって、他の目的を忘れていたり、明言化できない人は要注意。
転職では、年収アップ以外にも大きな喜びを感じられるものなのです。

それは転職活動中に「こういう事をしたい!」「こうなりたい!」という想いを実現することかもしれませんし、転職をして初めて知る喜びかもしれません。

「年収が上がらなくても転職をしてよかった。」

そのように感じられる転職活動、目指してみませんか?

  • 転職ファインダマン

    転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

  • アイさん

    ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

  • 鈴木一郎

    転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを、毎回研究所に持ってくる。

年収だけで決めてしまうと転職失敗する?

鈴木さんは、転職を成功させたい?
きゅ、急に何を言うんですか!?もちろん成功させたいに決まってるじゃないですかー。何当たり前のことを…
じゃあ、転職の成功ってどんな風に定義しているのかしら?
うぅ…定義…年収アップとか?
何やら難しい話をしているね。転職成功の定義ってのは例えばそうだなぁ。年収アップ、やりたい仕事に就けた、のような転職前に思い描いていた「自分の理想の働く姿」に近づけたってことかな。
(言いたいこと言われてしまった…!)
なるほど!年収アップだけが成功ってわけじゃないんですね。確かに年収が上がったところで、やりたくない仕事だったら成功とはいえないかも。
私が人事をやっていた時の話、入社した社員さんから、
「転職したときは気付かなかったけど、後々考えると、あのタイミングで転職しておいてよかった」なんて声を聞くこともあったわ。
目的を持って転職をし成功を勝ち取る人。結果的に転職という選択肢が成功だっ後々気づく人。その2パターンがいそうだね。逆を考えると転職失敗の例も見えてくるね。
では今回は、転職に成功した人が「どんな喜びやメリットを感じたのか」を解説してみましょうか。

年収アップ以外の転職成功は大きく分けて3種類

具体的に、年収アップ以外の転職成功には、どんなものがあるんでしょうか?

いい質問だ!
まずはそこから考えてみたいところだね。さっき言ったように、例えばやりたい仕事に就けた、などが挙げられると思う。鈴木さん、他にはあるかな?

ええと・・・新しい環境になることでやる気がでるとか、新しい人間関係が築ける、とかですかね?
あとは、新しいスキルを得られるとか、それに伴って仕事の幅が広がる、といったことも考えられますね。

うむ。なかなか鋭い意見だね。
他にもいろいろあるが、年収アップ以外の転職成功は「人間関係」「スキル」「気持ち」の3種類に分けられるといえる。

転職成功その①「人間関係」がよくなる

「人間関係」「スキル」「気持ち」の3種類・・・ですか?

そうだ。まずは、「人間関係」から見ていこう。
さっき鈴木さんが言ったように、新しい人間関係が築ける、というのもこのカテゴリに入るね。転職することで、今まで一緒に仕事をしてきた人とはまた違うタイプの人と出会うことも多いから、違う発見や気づきを得ることも多いだろう。現在とは違う職種・業種への転職ともなれば、より新鮮さがあるだろう。人脈も増えるだろうし、今までの人脈と相まって新しいビジネスへのヒントが生まれることだってある。

また、もしかしたらその中に仕事だけではなくプライベートでも相性のいい、いわば「一生の友」ができる可能性だってある。何にしても、新しい出会いというのは、何かを生み出すきっかけになるという意味で貴重な経験だといえるね。

なるほど!ということは、もしかしたら、結婚相手も見つかるかもしれないですね!!
・・・鈴木さん、いつもそんなことばかり考えてるんですか?
あ、いや、そのう、すみません・・・。

ハハハハハ!
まあ、少しくらいはそういう期待をしてもいいんじゃないか?プライベートだって大事なことだからな。

転職成功その②「スキル」を得る

そ、そうですよね!あ、でも、もちろん仕事のことだってちゃんと考えてますよ。次の、「スキル」はどうでしょうか?

うむ。さっきアイさんが言ったような、新しいスキルを得て仕事の幅が広がる、といった内容だね。

例えば、営業職からマーケティング職に転職したとしよう。マーケティング職で鍛えられるスキルは、マーケットリサーチ力や商品企画力、販売促進戦略を導き出す力など多岐に渡る。仕事をしていく中で、これらを新しいスキルとして得られるというのは魅力的なことだと思わないか?

そして、営業という経験で培った課題発見力や解決力、ヒアリング力やコミュニケーション力などをうまく活かすことで、より高い視点で仕事ができるようになるだろう。例えば対人での仕事をたくさんこなしたからこそわかる定性的な情報を、マーケティングデータという定量のデータと複合的に分析するなど、その活用の仕方は無限に広がりを見せることができるといえる。

なるほど、そう考えてみると、新しいスキルを得られるというのはすごく魅力的に感じられますね!

あとは、新しい職種・業種によっては資格を得ることができることもあるよね。単に資格を取ること自体がいいこととは思わないが、今後のキャリアプランを考えた上で必要な資格があるなら、それを念頭に転職活動をするのもアリだろう。

転職成功その③「気持ち」が上がる

最後に、「気持ち」のところだ。

「気持ち」ですか・・・?なんか、ふわっとしてますね。

確かに、言葉だけを聞くとそう思うかもしれないね。でも、働く人の「気持ち」、いわばモチベーションのマネジメントは、多くの企業でも課題になっていることが多いし、働く人本人にとってもそこは重要なことが多い。

確かに、なんかやる気があるときは仕事もうまくいく気がするし、気持ちがダメな日はなにをやってもダメです。

そうだね。そして、気持ち=モチベーションのもととなる要素は、「やりたい仕事ができているか」「達成感はあるか」「責任感を持てるか」などが挙げられるね。これが転職をすることで実現できたら、転職成功だといえるよね。

例えば大手の企業だと、かなりこと細かに役割が分担されていて、やれることも限られているケースが多い。でも、中小やベンチャーに転職することで、任せられる仕事の幅が広がったり、重要なポストに就くことができたりして自分の仕事に対する気持ちやスタンスに変化がある、というのはよくある話だ。逆に、中小から同業種の大手に転職して、より規模の大きなプロジェクトに携わったり、最新の技術を使った商品開発ができたりすることに喜びを感じる、というケースもあるだろう。

なるほど、転職するなら何が何でも今より大手に、と考えてましたが、ベンチャーに転職することが自分に合っている、ということもあるんですね。

その通り!
大事なのは、鈴木さんが「何に喜びを感じるか」「何を手に入れたいか」という視点から転職後の成功要因を考える、ということだね。

「何に喜びを感じるか」「何を手に入れたいか」を明確にする

「何に喜びを感じるか」「何を手に入れたいか」か・・・。あまり考えてなかったなあ。

給料のことだけを考えると、なかなかそういった考え方をしないかもしれないね。でも、人間関係や得られるスキル、自分のモチベーションなどは、やはり仕事をしていく中で給料と同じくらい重要なことだ。

だから、喜びを感じること、手に入れたいことを洗い出す必要があるね。

転職活動にも「自己分析」が必要

「なるほど、就職活動のときにやった自己分析みたいですね。

そう!まさに、「自己分析」は転職活動をするときも必要になってくるんだ。

そして、この自己分析、就職活動のときよりもある程度社会人経験がある今のほうがやりやすいし、より精緻にできるんだよ。

就活のときよりやりやすい・・・?

うむ。鈴木さんは、今29歳だよね?6~7年の社会人経験の中で、できるようになったことやまだできていないこと、自分が向いていることや苦手なことというのがなんとなくわかってきたんじゃないかな?

そうですね、学生のころと比べると、仕事をする中で実際にイメージが湧きやすくなってきました。

そう。若いころというのは、可能性はある意味無限大にあるといえる。でも、年齢を重ねることで、その可能性は徐々に小さくなる。極端な話、鈴木さんが今からプロ野球の選手を目指しても、なれる可能性は限りなく小さいよね。

でも、可能性が狭まることを残念に思うことはない。なぜなら、可能性が狭まるということは、可能性が明確になる、ということだからね。

明確になる?

うむ。できること、できないことがわかってくると、例えば「自分はこの分野でエキスパートにはなれそうにない、だったらその周辺を広く勉強してジェネラリストになって、エキスパートの人をうまく道案内する役割で携わっていこう」といった方向性が目に見えるようになる。

このように、実現可能性が高いものが明確になることで、「できるものにコストを注力」し、「できないものに対するコストを省く」ことができるんだ。

なるほど・・・確かに、可能性が明確になるとやるべきことは明確になりますね。

そうだね。
そして、その「できること」の中から、「何に喜びを感じるか」「何を手に入れたいか」を考えればいい。可能性がたくさんあった学生のときよりも、よりシンプルになっているはずだ。

わかりました!俺は、お客さんとコミュニケーションを取るのは得意だし、そこに喜びも感じます。あとは、課題解決力を磨くとより喜んでもらえるだろうから、そのスキルは磨きたいところですね。

そうそう、そんな感じだな!
そして、そのように考えると、副産物として「退職する理由」も明確になるんだ。

退職の理由、ですか?

退職の理由が明確になる

そう。今、鈴木さんは転職を考えているけど、そんなに今の会社に不満があるというわけでもないんだよね?

はい、そうなんです。

でも、「何に喜びを感じるか」「何を手に入れたいか」を見据えることで、「それが今の会社で実現できるのか?」を考えるきっかけになるんじゃないかな?

それを考えることで、もしかしたら「自分の求めているものは今の会社で実現できるから、転職する必要はない」という結論になるかもしれないし、やはり「他の会社のほうが実現可能性が高そうだ」となるかもしれない。つまり、転職すべきか/すべきでないかが明確にわかるようになるんだ。

なるほど、今までなんとなくもやもやしていたものが、ちゃんと理由立てて理解できるようになるということですね!

そうだ!
転職したい理由は、退職したい理由と表裏一体になっている。しかし、意外とそれを明確に認識できている人は少ないもんだ。

この認識をするだけでも、転職をするにしろしないにしろ、より目的意識を持って仕事に取り組めると思わないか?

確かに!

前の会社と比較すると転職は成功しにくい

ところで、さっき転職理由と退職理由の関連性について話をしたけど、これが不明確な人は転職失敗してしまうことが多いんだ。

ええ、どういうことですか!?

転職理由と退職理由がきちんと紐づいていない人というのは、要は「なんとなく」転職してしまう、ということだよね。「なんとなく給料を上げたくて」「なんとなく、今の職場に飽きたから」という感じで転職してしまう。

今の俺がまさにそんな感じです。

そのような曖昧な理由で転職した人が新しい職場でどうなるか?

それは、「前の会社の待遇や文化」を言い訳にする人になる、ということなんだ!

うわー、確かにうちの会社にもいますよ。何につけても「俺の前の会社ではこうするのが当たり前だった」って言う人!

前の会社でのやり方に明確な信念があって、それが正しいと思っているならいいんだ。でも、そう考えている人は「前の会社はこうだった」ではなく、「俺はこう思う」って話すはずだよね。今までのキャリアが自分の「軸」として身に着いていないから、前の会社という虎の威を借りたがるんだ。また、新しい職場で成長したいと思っているなら、新しいやり方を学ぼうとするはず。そんな人が、「前の会社のやり方は~」なんて簡単に言うはずがないよね。

つまり、前の会社を何かと引き合いに出す人は、今の会社のやり方になんとなく違和感があるけど、その代替案はない人。そして、新しいことへの挑戦意欲がない人だといえる。

軸がない=退職理由が明確でない、挑戦意欲がない=転職理由が明確でない、ということですね?

その通り!
何にしても、目的意識が曖昧な人は、仕事のし方も意志も曖昧になりがち。そして、そんな人は転職しても新しい人間関係を築けなかったり、新しいスキルを得られなかったり、なかなかモチベーションが上がらなかったりして、失敗してしまうことが多い。

そうならないためにも、やっぱり退職理由と転職理由をきちんと紐づけた上で明確にするべきだよね。

確かに!そう聞くと、転職する前にちゃんと考えなければいけないと感じます!

年収アップは結果である

さて、ここまで転職の成功や転職の理由についていろいろ見てきたが、少しまとめてみよう。

・転職成功の要素は「人間関係」「スキル」「気持ち」で見る
・「何に喜びを感じるか」「何を手に入れたいか」を自己分析する
・退職理由と転職理由は表裏一体であるべき
・前の会社と比較すると転職失敗につながる

これらを見ると、「年収アップ」だけを目的とすると、本当に大事なことを見落としてしまう、ということに気付けるんじゃないかな?まず考えるべきは、「自分の理想の働く姿」が実現できるか、ということだよね。

そうですね。年収アップも大事だけど、それはあくまで結果であるべきという気がします。

その通り!
「人間関係」「スキル」「気持ち」といった多角的な視点で自分のキャリアプランを考え、それを実現するために転職するという軸をしっかりと持っていれば、新しい職場でも活躍できるはずだ。

そうなれば、当然結果として給料がアップするということも十分見込めるよね。

人事の視点だと、単に「給料を上げたい」と思っている人よりも、「こういうことをしたい。それで会社にこれくらい貢献したら、これくらい給料をくれ」という考え方の人のほうが魅力的です。

うむ。
給料を上げたい、と思うこと自体が悪いことではない。実績を出せば給料を上げてほしいというのは正当な権利だし、むしろそこはどんどんアピールするべきだ。
ただ、その要求に対して「正当な根拠」を持てる人になるのが大事、というのが今回の話のキモだね。

転職ファインダーに寄せられた転職体験談では、初めての転職で81%の人が年収アップを実現しているというデータもあるしな。
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なるほど、よくわかりました!ところで、所長って色んなことを知っているし、仕事もできるから、まさに俺の「理想の働く姿」なんですよね。やっぱりもらうお金も多いんだろうなあ。いくらくらいもらってるんですか?

むむ!まあ、私のことはいいじゃないか・・・。
あ、もうこんな時間か!次の予定があるから失礼するよ。それでは鈴木さん、またな!

所長!待ってください!!
ああ、所長!・・・行っちゃったよ。相変わらず、謎が多い人だなあ。まあいっか、今度またいろいろ聞いてみようっと。

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