初心者必見!就活で役立つグループディスカッションの種類と心構え

2017.2.26 公開 | 2017.5.8 更新

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近年、就活の面接手法として採用する企業が増えてきているグループディスカッション。

企業がどういった目的でグループディスカッションを取り入れ、一体どこを評価しているのかを知ることは就活を成功させる大きな1歩になります。

そこで今回は、グループディスカッションの評価基準や種類、心構えをご紹介します。

グループディスカッションの企業の目的と評価基準

グループディスカッションとは、就活の際に数多くの学生の様々な側面を効率的に面接できる手法として、多くの企業で用いられている採用手段の一つです。

企業の目的

企業における面接の大きな目的の一つは、就活生の能力を評価することです。

その能力を評価する手法として従来は、筆記による試験や一対一、もしくは集団による面接などが行われてきました。

しかし、これまでの採用手法で把握できる情報には限りがあり、より多面的に就活生を評価できるよう採用されたのがグループディスカッションです。

では、従来の採用手法では評価しきれなかった基準とはいったい何なのでしょうか?

グループディスカッションの評価基準

グループディスカッションで数多くの企業が測ろうとしているのは個人のコミュニケーション能力(対人能力)です。
コミュニケーションといっても広義なので、その中でも特に企業が重視する点がこの3点です。

  • 協調性(他の人と協力できるか)
  • リーダーシップや積極性(物事を押し進める力)
  • 傾聴する力(人の意見を聞き入れる能力)

会社という集団組織に入ったときに、他の人とどうやって接するかという点は非常に重要です。

リーダーシップをより重視する場合、協調性をより高く評価する場合、対人能力だけでなく論理的思考力や知識も評価するなど企業によって差はありますが、組織においてかかせない「コミュニケーション力」を見られていることを覚えておきましょう。

つまり、グループディスカッションでは最終的な結論よりも、そこに至る過程を評価しています。

採用されるために自分をアピールするのも大切ですが、グループディスカッションにおいては他の人と協力して進めているか、チームを優先した行動を取れているか、全員が議論に参加出来るように促しているかなど、ディスカッション自体の質が評価されることを忘れてはいけません。

どういった能力がより高く評価されるかは企業の採用基準によるため、就職活動の際は事前に志望する企業の求める人物像や企業理念などを研究し、その企業がグループディスカッションで何を重視するか把握しておきましょう。

グループディスカッションの種類

グループディスカッションには目的に応じていくつかの種類があります。
今回は代表的な4つをご紹介します。

大きなテーマについて話す自由討論型

自由討論型とは、答えがない問題を自由に議論させる問題です。

●よい会社とはどんな会社か?
●学生と社会人の違いは何か
●○○を定義しなさい
●優秀な営業マンに求められる条件を5つあげなさい

広いテーマが与えられて、「自分の意見を(論理的に)主張できるか」「時間内にチームで結論を出せるか」という点が見られています。

意見を主張する際には、結論から話すなど周囲に伝わりやすい工夫も必要です。

また、チームで結論を出す必要があるため、他の人の意見に耳を傾けつつも時間内に仕上げることが大切です。
タイムキーパーや話し合う期限など最初に決めておきましょう。

賛否を問うディベート型

賛否を問うディベート型とは、議題に対して賛成なのか、反対なのか立場を表明しで議論することを言います。

●○○制度を廃止するべきか?維持するべきか
●24時間営業のスーパーは必要か
●死刑制度に賛成か?反対か?

ディベート型では、参加者が論理的な思考力をもっているかどうかを見ています。
どちらがより優秀な答えかではなく、「どうしてその意見なのか」という根拠の部分が最も大切です。

加えて、反対意見の「抜け穴」を見つけられるか、的確な反論が出来るかという点も重要になります。
とはいえ、反対意見を主張する際は攻撃的になりすぎないようにしましょう。

結論を出すために、最終的には賛否が分かれるチーム内で協力して答えを出していく協調性も求められるためです。

論理的思考力が問われる選択型

論理的思考力が問われる選択型とは、ある議題に対し選択肢を用意し、それを選ばせる問題です。

●無人島に行くことになりました。
以下の4人から連れて行く人を一人選んでください。
(選択肢:農家、科学者、スポーツ選手、主婦)

●あなたはホテルの人事です。
このメンバーの中で誰か一人を採用してください

●日本文化を学ぶ留学生を連れて行くなら次のうちどこ?
(選択肢:東京、沖縄、京都、広島)

選択型では、複数の選択肢の中から「どのようにチームで合意にもっていくか」という点が見られています。
全員が納得できている「合意」が重要になるため、間違っても多数決で決めてはいけません。

この場合は、課題に対して「重要だと思う基準」をまず話し合って決めることが大切です。
基準が決まれば、それに対して一つ一つの選択肢が適当か不適当かを判断することが可能になります。

最も難しいとされる課題解決型

最も難しいとされる課題解決型とは、実際に日常やビジネスの場で起きている課題を解決させる問題です。

●日本の少子高齢化を改善する方法を考えてください
●振り込め詐欺の被害を半分にするには?
●当社は○○ランキングで48位です。10位以内に入る方法を考えてください。

課題解決型は、グループディスカッションの中でも最も難しいとされています。

理由としては、最終的な理想のゴール、課題、課題解決のための選択肢という議論に必要な要素を全て自分たちで探す必要があり、その上で短い制限時間内に発表内容をまとめなければいけないためです。

ポイントとなるのは、議論をいかに効率的に行うかという点です。
どこから議論を始めるか、どういった前提で議論するか、時間配分をどうするか(アイデアを出す時間、議論の時間、まとめる時間、発表練習など)などこれらを事前に決めたうえで、ディスカッションにのぞみましょう。

グループディスカッションでの心構え

就活を成功させるために、グループディスカッションの心構えを知りましょう。
特に大切なポイントをご紹介します。

チームワークを大切にする

グループディスカッションでは就活生同士のチームワークが最も重要になります。そのためにも、ディスカッションが始まる前から参加者同士で会話をするなど、早いうちから打ち解けることがお互いにとって大切です。

議論が始まってからは、全員が話せているか、自分だけ話しすぎていないかなどを気にかけながらチーム全体として議論がうまくいくよう意識しましょう。

話が逸れてきたら勇気をもって議論を本筋に戻すなどのリーダーシップも必要です。

論理的に意見をする

グループディスカッションでは、自分の意見を求められる場が多くあります。その際に重要になるのが「論理的に意見できるかどうか」です。
そのためには、意見を言う際に「理由」をまず言うように意識しましょう。

「こうだから(理由)、こうした方が良い(意見や解決策)」という流れが大切です。

グループディスカッションで質の高い意見をするためにも、就活中は日々論理的な説明を練習することも重要です。

アイデアはとにかくたくさん出す

グループディスカッションでは個人個人の積極的な姿勢が求められます。
そのためにも、アイデアはとにかく沢山出すことを意識しましょう。

ブレインストーミングなど、アイデア出しの練習にも繋がるのでオススメです。
日々アイデアをたくさん出す訓練をすることで、就活本番でも落ち着いて柔軟な意見を出せるでしょう。

終わりに

新卒採用の選考の中で、とりわけ難しいとされるグループディスカッションです。
しかし、社会に出ると議論をする場は想像以上に多くあり、ディスカッションの能力は就活の際だけではなく、その先の社会人生活でも大いに役立ちます。

新社会人としての生活をより実り多いものにするためにも、就活の際はぜひグループディスカッションに前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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転職ファインダマン

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転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

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ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

鈴木 一郎

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転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを毎回研究所に持ってくる。

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