40代の転職は○○を磨け!40代の転職成功法

2016.3.14 公開 | 2017.3.17 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

最近よく「40代の転職は正直難しいですか?」と質問を受けることが多くなってきました。
社会人生活で身についた経験もスキルを活かして更に上を目指す方もいらっしゃるでしょう。
一方で新しい業種にチャレンジしたいという野心がある方もいるかと思います。

40代という年齢や時期の転職、きちんと対策をしなければあっという間に窓際族になってしまう可能性も…?!
一歩踏み外しただけで思わぬところに転げ落ちてしまう可能性があることから躊躇している方も多いのではないでしょうか?

ただし40代の転職は、アナタの20年間の社会人経験を活かすチャンスにもなります。
40代の転職活動を成功させるためにも、いろいろな角度から分析をしていきましょう。

  • 転職ファインダマン

    転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

  • アイさん

    ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

  • 鈴木一郎

    転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを、毎回研究所に持ってくる。

そもそも40代の転職事情って?

所長。今日は40代の転職について質問があるんですが…
なんでも聞いてくれ!
40代の転職と聞くとなんとなく厳しいイメージがありますが、実際のところはどうなんでしょう?
そうだね、40代の転職はある程度経験を積んだ年齢層だからこそ、リスクがあるんじゃないかとあまり良いイメージはないようだね。実際のところ40代の転職は上手く行けば、非常に実りのあるものになるんだ。経験やスキルをしっかりと分析すると、自分を必要としてくれている企業がきっと見えてくるはずだ。
40代というと約20年ほどは社会人経験があるはずですよね。その中で得たことを分析するとなるとかなり大変そうですね。
それ俺も聞きたい!10年後に備えておかないと!
(今の心配しなくていいのかしら…?)
じゃあ、20年の経験が転職にどう活かせるかしっかりとレクチャーしていこう!
よろしくお願いします。

慎重なリサーチやマッチングが重要

『40代の転職だからって恐れることはない!チャレンジしたいという熱い気持ちがあれば、すぐに行動に移すべきだとワタシは考えている。
しかし少し頭を冷やして行動をしていないと、失敗してしまうことも多い。この年代の転職活動は難しいが、やり方さえ間違えなければ誰でも成功できるんだよ』

そうなんですか・・・。でもやり方ってどんなものがあるのでしょうか?

『そうだね。鈴木さんは転職活動をするときに、まず何をしたか覚えている?』

えっと・・・。まず、希望職種を考えて、どんな会社があるか調べて、自分のスキルがその会社に合っているかを確認して・・・。

それだ!自分がやりたい事に対して、自分の市場価値を知る事。実はやることは20代の鈴木さんと変わらないんだ。年齢が違うだけで、目的はやりたいことを叶えるための転職だからね。
ただ20代と違って40代は求人数は圧倒的に少ないため、慎重に行動することが必要になるんだ。だからこそ、自分の20年間のキャリアと向き合い、より具体的な棚卸しをすることで自分自身の市場価値を知ることが大切なんだ。
求人数の絶対数が少ないからこそ、マッチング成功率を上げていかないと目的は達成できないからね!』

そうですね。40代の求人数が少ない理由を企業目線で説明しますと、大きく分けて2つあります。ひとつ目は、管理職を期待した求人になるということ。40代の求人となると管理能力を必ず期待されます。組織構造上、管理職のポジションが少ないため、求人数にも影響が出てきますよね。
確かに・・・。うちの会社の営業部長も転職組で、初めは課長職のポジションで入社したはず。
要するに、一般社員を採用するのとは違うということですかね。そしてふたつ目ですが、40代だと給与が相応に高くなるということです。つまり、希望される給与に見合うだけの能力がある人材かを見極める必要があります。この2つが40代の求人の絶対数が少ない理由ですかね。

『アイさんの言うとおりだね。40代ともなると、企業から求められるレベルは20代とは全く異なるからね。
だからこそ、社会人20年間の経験をしっかりと棚卸しし、自分自身の価値として企業に提示する必要があるんだよ。』

そうですよね。確かに自分の価値が大切なのは分かったのですが、なかなか自分では気がつけないような気がします。どうすればいいですか?

『なるほど。では、「40代の価値」について具体的に見ていこう。』

経験・スキルはこんなところで役立つ

『40代の価値というと、実務経験に裏付けされたキャリアやスキル、部下を指導した経験や社外の人脈、そして、社会人としてのマナーなど一言では語れないほどたくさんの価値が出てくるはずだ。
何より20年間社会人として培った人間力は大きな武器になるだろう。その中でも特に重要なものを説明しよう。』

考えたら多そうだなっていうのは分かっているんですが、何をアピールしたほうがいいか判断できなくて。ぜひ、お願いします!

40代は多様な経験をしてきている年代

先ほども説明した通り、20年間の社会人生活の中で培った様々な経験が一番重要だ。
一般的には社会人になると基礎教育を学びながら、現場でビジネススキルを向上させ、組織の土台を支える中間層へと成長する。
その後、組織を担う次世代のリーダー層へと育成され、自身の組織やプロジェクトでの成功や失敗体験を積み重ねている年代。
この経験は圧倒的に20代の転職希望者とは違うポイント。次世代リーダーとしての組織への貢献の仕方はゼネラリストタイプやスペシャリストタイプといったタイプ別で違いはあるものの、この経験は企業にとって、とても魅力的だと思わないか、鈴木さん?』

それ、わかります!すごく納得感ありますね!俺もいつか大きい仕事したいって考えてますから!でも、ゼネラリスト?スペシャリストって・・・?
要するに職能の事です。所長が言ったゼネラリストとは分野を限定しない広範囲な知識・技術・経験を持つ人のこと。主にマネージメント層を指す用語になります。反対にスペシャリストとは、特定分野に深い知識や優れた技術をもった専門家のこと。専門職の方を指します。

『ワッハハッ!大きい仕事か。
その通り!40代の経験は仕事と向き合う視界が全く違うものになっているだろう。それに見合うようにスキルやスタンスが向上しているんだよ。
しかし年齢を重ねたからといって得られるものでもなく、しっかりと意識をして仕事に向き合っているビジネスパーソンに限るんだけどね。

そうですね。俺も意識しながら頑張ります!でもこの経験ってどんな風に役立ちますかね?

対応力があることをアピール

『そうだね。もっとシンプルに考えよう。
様々な経験をしているということは、仕事に関しての様々な基礎を知っていると考えられるよね。極端に言えば、一問一答式で回答できる範囲の知識がたくさんある状態。
この知識をその場の状況に合わせて組み上げると多くの事象に対応できるビジネスパーソンって感じがしないかい?』

はい、なんか柔軟性がある人っていうか!すごい人な感じがしてきました。

『そう、柔軟性。その通りだね。
理論を組み立てるための基礎がしっかりしているので、どんな問題にも対応できるはずだよね。

会社内の同僚同士ではよく「場数を踏んでいる」という表現で称されているね。緊急で対応が必要になったり、大きな問題が起きた場合などは場数を踏んでいるベテランにお願いするのも、この様な背景があるから。
経験から知識を得て柔軟性のある思考が身に着いているから、企業にとっては魅力的なポイントとなるだろう。』

所長のおっしゃる通りですね。転職となると業務以外にも新しい職場や人間関係の中でどれだけ上手く馴染み、適応していくかも大きなポイントです。特に40代の転職は管理職ポジションが多いため、組織マネージメントの観点からも柔軟性のある思考が身についている人材は魅力的です。
経験に裏付けされた柔軟性ですか。確かに自分自身の価値になりますね。他にもあるんですか?

マネージメント能力がある

『次に重要なのがマネージメント能力。
先ほどから繰り返しになるが、40代の転職では企業ニーズとして管理職ポジションを期待される。そのため基本的にマネージメント経験が問われるのだよ。
アイさんも言っていたとおり、年収やポジションを考えると必然的に管理職で迎え入れられることになるしね。鈴木さんは経験あるんだっけ?』

そろそろかとは思うんですが、今のプロジェクトも忙しいですし。。。まぁ慕ってくれる後輩の二人ぐらいは管理してるって感じですけど・・・。

『そうか!面白いな鈴木さんは!
マネージメント経験は本当に一朝一夕で得られるものではないからチャンスがあれば積極的につかみ、早いうちから時間をかけてその経験を積み上げることがおすすめだ。

また、マネージメントといっても規模や内容は様々だから、自分自身が望むものを得られることは稀だからね。
企業にアピールする場合も、組織人数、どのような業種・形態でマネージメントしたかも重要。例えば、営業部のコールセンターで100人の部下を管理する能力と、企業内の情報システム管理部門で5人から10人の部下を育てるのでは必然的にマネージメント手法も違ってくるだろう。
管理職の経験があるのであれば、「そこで何をどうやってきたか」の内容までしっかりと分析する必要があるんだ。

分析ですか・・・。計算ってちょっと苦手で・・・。
鈴木さんは言葉に捉われすぎるところがダメなんですよ。要するにマネージメント経験が転職希望の企業にとってどんなメリットがあるかを提示するということです。
あのさぁ、分かっているよ、そのぐらい!ちょっと小難しい話だなって思っただけだから。

『フフッ。その通り。
初めて会う企業の担当者に自分自身をプレゼンテーションするのだから難しくて当たり前だよ。
だからこそ、しっかりと考え伝えることが大切だとワタシは思うぞ。この分析つながりで、もう一つの大切なポイントを説明しよう!』

所長!お願いします!

前職で得た強みは2つ以上持つ

『ところで鈴木さん、質問してもいいかい?今の仕事で最も得意なことを教えてもらっていいかな?』

えっ!?俺営業なんで、営業ですかね。成績もソコソコですし。

『営業がソコソコなんだね。
ということは、今後を考えてもっと自分の得意な仕事の領域を見つけ磨きあげることが必要だね。鈴木さんは7年目の社会人だから、全力を出さなくても仕事ができてしまうので、楽できるよね。
ただし、自分の得意な領域ばかりで仕事をしていると、新しいスキルや経験は得られないから注意が必要だよ!

ちょっと、ビビらせないでくださいよ。たまに怖いんだよな所長・・・。

『悪い、脅かすつもりで言ったわけでなく、実は大切なポイントだから助言をしたんだよ。
先ほど40代のビジネスパーソンは経験豊富だという話をしたのは覚えているよね。もちろんこの経験は企業は魅力として評価をしてくれるのだが、その中でもその人にどんな強みがあるのかをヒアリングし、必要かどうかを判断しているんだよ。』

一般的には40代の転職となりますと、前職経験の中から2つ以上の強みを求められることが多いです。理由は簡単です。自分が得意な領域を超えて他の領域にチャレンジしているかどうかの確認。また一つの領域で勝負することを選択するのであれば、世の中で認められることが必要になりますね。

『そう。2つ以上。
これは40代での転職の大きな魅力になるだろう。例えば鈴木さんが今のメーカー営業でのネットワーク能力を活かしながら、社内で企業向けの新商品の立上げに参加したら、強みがもう2つ以上になるわけだ。わかるかな?』

えっ?ネットワークを活かして、新しい商品を作って・・・。って発明家ってことですか。
「メーカー営業×事業立ち上げ×BtoB」です。

『アイさん、その通り!
もうすでに強みが3つになったね。この様に自分の得意な領域の強みが2つ以上あることによって、一つひとつを掛けあわせることが可能になるため、全く新しい強みの原石が生まれるよね。得意領域の広げ方を図解するとこんな感じかな。』

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横軸の得意領域の幅と縦軸の得意領域のレベルを意識しながら、しっかりと企業にアピールすることが重要なんだ。
自分自身の価値を得意領域の幅と置くのであれば必ず2つ以上用意すること。
専門性とするのであれば、世の中で認められているレベルかどうかをもう一度考えアピールすることが重要になってくるんだ。』

鈴木さんも、失敗が許されるうちに早く得意領域以外もチャレンジして2つ以上の強みを持つか、何かで世の中に認められるように努力したほうがいいですよ。
あのさぁ、本当一言多いよね。言われなくても頑張りますから。所長いろいろ教えてくれてありがとうございます。俺の未来に向けてやる気が出てきました!

新しい環境が更なる成長への鍵

『社会人20年間の中でも特に価値となり転職に活かせるポイントを説明してきたが、不安は払拭できただろうか?
40代の転職は次の未来の20年を決めるはじめの一歩。
「やりたいことがあるけどリスクを考えるとどうしても踏出せない」とか、「この会社でやりたい事はないけど、結構居心地がいいからまだ居ようかな」などと自分の殻に閉じこもらず、チャレンジし続けることが何よりも大切。

良く考えてみよう!40代の仕事人生はまだ折り返し地点にたどり着いただけ。また、同じ距離を走り続けるのだから今後より成長することがビジネスパーソンとしては必須。
成長スピードの軸で検討すると、慣れた仕事環境ではなく、まったく新しい環境に自分を置くことが成長の近道でもある。チャレンジを成功に導くために、今説明したポイントを最低限意識して行動してほしい!』

確かにそうですね。俺はちょっとぬるま湯につかっていたかもしれないです。明日から本気で今の仕事と未来の仕事に対して考えて行動するようにします!
だからダメなんですよ。明日ではなく、今から本気で行動してください。

『ワッハハッ!その心構えが大切だ。
新しい環境に向かっていくことは、今までの栄光や結果を一度リセットして飛び込むことになるからこそ強い意思をもって臨むことが重要。
この様なゼロからのスタートは得意領域の幅や専門性を深められるきっかけとなり、結果的には質の高いビジネスパーソンへと成長するだろう!
新たな職場で新たな成功体験を創るんだという意識や意欲をもっている人材を企業も望んでいるだろう。』

ありがとうございます。俺も望まれる人材になるべく走り続けます!

『そうだね、一緒に頑張ろう!これからも、分からないことがあれば何でも聞いてくれ!』

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