内定とはそもそも何?内定の定義を教えます

2017.4.13 公開 | 2017.5.15 更新

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皆さんは内定に関する知識を知っていますか?正確にはどういうことなのか知らない人もいるのではないでしょうか。ここでは、そんな内定について、内々定との違いもあわせて紹介します。

就職活動をしていると、内定をもらうという言葉を良く耳にしますよね。
内定とは何なのでしょうか?知ったつもりになっていて、正確にはどういうことなのか知らない人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな内定について、内々定との違いもあわせて紹介します。

内定に関する知識

内定の定義

内定とは、企業と労働者の間で取り交わされる、採用日前の合意のことです。
内定には法的拘束力もあり、この合意を経て企業は労働者を採用することになるので、就活生であれば10月1日の時点で2つ以上の内定を持っていた場合には違法となります。

これは、10月1日になると内々定が内定へ切り替わるからであって、内定は会社からの一方的な約束ではなく、双方の合意によるものであるからです。

内定の取り消し

法律上、内定が「解約権留保つきの労働契約の成立」と見なされる為、合理的な理由がない場合には、会社の都合により内定を取り消しすることはできません。
内定取り消しは「解雇」と同じような意味合いになるのです。

とはいえ、内定の取り消しの可能性が全くないわけではなく、内定の取り消しの理由で多いものとして、学校を卒業できなかったことが挙げられます。
企業側は卒業見込みで内定を出しているので、卒業できなければ企業側は契約を解除することができます。

他にも、履歴書の記載内容や面接の受け答えでの虚偽が発覚した場合、入社の際に必要な書類の提出や資格の取得がなかった場合、健康上の理由で業務に支障がある場合、犯罪歴がある場合や内定後に犯罪を起こした場合、内定後の研修などで遅刻が多いなど素行が悪い場合に内定の取り消しとなることがあります。

これらの理由とは別に、企業側の理由で内定が取り消されることがあります。
内定が出てから企業の業績が急に悪化した場合がその理由です。
業績が悪くなると、現在働いている従業員を解雇するよりもこれから採用する予定の内定者を切ることを選ぶ企業は多くあります。

また、内定を出した後に企業側が内定者を合わないと判断した場合や、他の志望者の方が良いと判断した場合に内定の取り消しとなることがあります。

内定を出した後に断る内定者もいる為、採用予定の人数より多く内定を出しておく企業もあるのです。
その場合、内定辞退者が企業の思っていた人数より少ないと、一方的に内定を取り消されることもあるので覚えておきましょう。

こんな内定取り消しの場合もある

近年ではSNSへの投稿が内定の取り消しの理由となった事例もあります。
不特定多数の人が見ることのできるツールの普及により、内定者の投稿を企業の採用担当者が人柄などを調べる為に確認することも珍しくありません。

自分のページであるからといって、何でも好きに書いてしまうと採用担当者に悪い印象を与えることとなり、それが内定の取り消しに繋がることもあるので、利用する際には注意が必要です。

企業によっては自社のイメージを悪くすることを避ける為に、内定辞退を求めてくる場合もあるようです。
内定者が辞退すると、仮に訴えたとしても企業に非はないことになります。
会社側の都合であるのに内定者が辞退をする必要はありませんので、会社に非があると感じた場合には、はっきりと断りましょう。

内定の辞退

内定者が受諾後に内定を取り消すことは比較的難しくありません。
内定者が入社を辞退することは労働契約の解消であり、退職と同義として扱われます。

内定を受諾すると入社承諾書を必要とする企業もありますが、退職扱いなので、内定の辞退をする際には効力のないものと考えてよいでしょう。

内定辞退の連絡

内定辞退の連絡はどうすればよいのか迷う人もいるかもしれませんが、基本的には電話連絡で行うことをおすすめします。
電話での連絡が一番確実に伝わりますし、電話での謝罪は誠意も伝わります。
辞退の連絡を行うのはどうしても気が引けることだと思いますが、良識ある社会人として、書類やメールで簡単に済ませるのではなく、勇気を出して電話連絡を行いましょう。

また、内定辞退は意思が決まってからできるだけ早く伝えるべきですが、電話をかける時間帯の気遣いも必要です。
始業時間前後や就業時間前後は忙しいことが多い為避けるようにし、もし電話で辞退理由を聞かれることがあれば、しっかりと答えることが社会人として求められるマナーです。
内定を出された企業に、最後まで誠意をもって向き合いましょう。

内定と内々定の違い

内定と似た言葉で、「内々定」というものがあります。
これらは似た言葉ですが、内定と内々定には、正式な労働契約が交わされているかどうかという違いがあります。

就職活動中の人が中途採用であっても、企業から送られてきた採用通知に同意をすれば内定となりますが、内々定は企業と労働契約がなされていない状態です。
内々定では就職希望先からは採用予定通知といったものが送られてくる場合があります。

内々定の時期・内定の決まる時期

10月1日よりも前ならば内々定と呼び、それよりも後ならば内定と呼ぶのが普通です。
これは経団連の倫理憲章で内定をあまり早く出さないようにとの定めがあるからで、経団連に加入している大手企業では夏休み前に内々定を出し、秋以降に内定を出すという企業がよく見られます。

複数の企業に内々定をもらっている人は、10月1日までにどの企業の内定を受けるか、しっかりと考えておきましょう。

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転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

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