合同説明会を意味のあるものにする―目的の確認と事前準備―

2017.2.26 公開

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合同説明会は複数の企業を同時に比較できる貴重な機会です。しかし、目的を明確にしていなかったり、事前準備を怠ると意味のないものになってしまいかねません。合同説明会という貴重な機会を十分に生かすための方法を解説しています。

2018年は3月から就職ナビサイト主催の合同説明会が始まります。
就活生に多くの情報をくれる就職説明会の1種です。

しかし、「合同説明会は行っても意味がない」という意見を聞いたことがあるのではないでしょうか。
一方で、就活を終えた学生がよく口にするのが、「もっと幅広く企業を見ていればよかった」という意見です。

このギャップの原因となるものの一つに、合同説明会の使い方がわかっていないということが挙げられます。
合同説明会は、いくつかの方法を実践することでより効果的なものになります。

今回は、合同説明会をより有意義にする方法をご紹介します。

合同説明会に行く目的を明確にする

まずは、合同説明会に行く目的を明らかにしましょう。
就活生の多くがとりあえず行ってみたという理由で合同説明会に行きます。

しかし、何のために企業説明を聞いているかが明確でないため、聞きたいポイントが曖昧で時間だけが過ぎてしまうという結果になってしまいます。
社会人に気を使いながらいくつもの企業ブースを意味もなく回るというのは案外疲れるものです。

目的を明確にして効率的かつ生産的に企業ブースを周りましょう。
今回は、合同説明会における重要な2つの目的をご紹介します。

志望企業・業界を探す

合同説明会はまだ志望企業や業界が決まっていない就活初心者にとって最適な就職説明会の1つです。
なぜなら、網羅的に企業や業界を見ることができるセミナーは合同説明会が唯一です。

この目的を設定した人はとにかく数をこなして幅広く業界や企業の企業説明を聞きに行きましょう。
そして、自分の直観でも構いませんので、気になった企業をメモ帳に書き留めておくといいです。

そして、自分の就活の軸や志望企業や業界を決めることを合同説明会の目的にしてください。

企業研究・業界研究の参考にする

完璧ではないにせよある程度、志望企業や業界が決まっている人は合同説明会で自分の企業研究や業界研究を深めてください。
例えば、志望企業と競合関係にある企業や、協業を行っている企業について調べると、志望企業の業界における立ち位置やこれからの方針・戦略がわかります。

また、同業他社との比較によって、企業間の違いが明確になれば、「なぜうちの会社なの?」という質問に明確に応えることができます。
なぜなら、自分に合う企業を明確にできるだけでなく、自分に合わない企業も見つけることができるからです。

複数の企業を同時に見ることができるというのは、自分の企業研究・業界研究の完成度をより高める絶好のチャンスです。

合同説明会の事前準備

合同説明会の目的が明らかになったところで、目的を達成するための事前準備をしましょう。
事前準備が合同説明会後の結果を何倍にも引き上げてくれます。

自己分析

第一に自己分析をしておきましょう。

なぜなら、自己分析をすることで、就活の軸や自分の適性・志向を明確にしておけば、合同説明会当日に志望企業や業界を選びやすくなるからです。

また、自分に合う企業だけでなく、自分に合わない企業も判断し、理由を明確にすることができます。

もちろん、企業や業界を知らないのに就活の軸を明確にできないという学生もいると思いますので、自分の志向や適性だけでも明確にしておきましょう。
これまでの経験や属してきた環境によって自分の志向や適性は決まり。

自己分析を事前にすることで、合同説明会の質を上げましょう。

回る企業をある程度決めて、ネットで事前情報を集める

合同説明会のHPには参加企業の紹介が必ず載っていますので、ある程度の企業には目星をつけておきましょう。
回る企業を決めておくことで、より効率的に企業説明を聞くことができます。

志望企業だけでなく、志望企業と競合関係や協業関係にあたる企業やサプライチェーンを組んでいる企業は要チェックです。

サプライチェーンとは、原料調達から販売までの流れのことです。
サプライチェーンを組んでいる企業を調べると、普段どんな企業との付き合いがあるのかという情報から、志望企業の業界での立ち位置がわかりますので、企業分析に生かすことができます。

以下に自動車メーカーのサプライチェーンの例を出しましたので参考にしてください。

原料調達:鉄鋼商社や石油商社など
部品製造:下請け部品メーカー
製造:【トヨタ自動車 】
流通:豊田通商など
プロモーション:電通や博報堂など
販売:販売代理店

そして、目星を付けた企業に関しては企業のHPをみるなどしてあらかじめ情報を集めておきましょう。
なぜなら、企業説明の質問タイムでより効果的な質問をすることができるからです。
当日の企業ブースで行われる企業説明では、多くの場合質問タイムが設けられています。

事前に情報を仕入れたり、質問の内容を決めておくことで、当日により深いことを聞くことができます。
企業の人事と直接話せる絶好の機会ですので、必ず企業情報の事前準備はしておきましょう。

合同説明会で得られるもの

最後に、当日得られる情報をまとめました。
自分の設定した目的にしたがって、自分が得なければならない情報を選別し、優先順位をつけておいてください。

当日、合同説明会の充実度が大きく違ってきます。

  • 複数の企業・業界の情報
  • 人事と直接話す機会
  • パンフレット

合同説明会は就職活動のスタートです。
いいスタートを切って、就職活動を成功させてください。

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