転職の選考で見栄は禁物!嘘と誇張のボーダーライン

2016.10.10 公開 | 2017.5.17 更新

Warning Attention Alert Notification Security Sign Concept

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

転職で提出する履歴書や職務経歴書、面接では良く思ってもらいたい一心で、
「できないことなのに「できます!」と、つい見栄を張ってしまった」
という見栄の度合いに差はあれど、事実を誇張して話してしまう人は少なくありません。

その企業に行きたい思いの強さが、そういった形で出てしまう人もいるようです。

転職では、どこまで見栄を張って良いものなのでしょうか?
今回は、転職で見栄を張って良いボーダーラインがどこまでなのか、その理由も一緒にお話ししていきます。

転職面接で嘘をつくのはやっぱりNG!

所長~ 俺、自己PRとか、相当苦手かもしれないです・・・
う~む。それは、練習が必要かもしれないね。じゃ、ちょっと自己PRしてみてよ。

あ、はい・・・。ごほん!え~、自分は○○メーカーの営業職として常にトップの成績を収めてきました。営業成績で社長賞を取ったこともあります!

へぇ。鈴木さんって、実は凄腕の営業マンだったんですね!

いやいや。社長賞なんて取ったことないし、トップ成績でもないよ!でも、それくらい言わないと、インパクトが無いな~と思ってさ!

嘘なんですか?!

嘘だなんてそんな・・・。嘘も方便って言うじゃない。

嘘じゃないですか。
鈴木さん・・・。ある程度の誇張は仕方ないけど、嘘はダメだよ。

え~?そうなんですか~?
やれやれ。鈴木さんには、転職での自分のアピール方法についてきちんと説明しなければいけないな。

そもそも、企業の人事担当者は人を見るプロだ。だから、転職希望者たちが面接で嘘をついているかどうかなんて、簡単に見抜いてしまうんだよ。

え?そ、そうなんですか?!

嘘をつくのは信用を無くす行為

嘘ばかり並べた自己PRをすると、どうなると思う?

あ~、確かに嘘はいけないかもしれないけど、ちょっと見栄を張るための可愛い嘘ですし、面接官もそれくらいなら許してくれるのでは・・・。
これから一緒に働こうとしている人が、見栄を張って誇張した経歴ばかり話したら、信用できるかな?一緒に働きたいと思うだろうか?

それは、信用できませんね・・・。
そうだろう?面接官は、転職希望者の応募書類や面接でその人の経歴や仕事の実績、能力を知ることができるけれど、それだけじゃない。
その人の人柄も知ることができるんだ。

「この人の言っていることには現実味が無いし、いまいち信用できないな。」
「熱意があるし、誠実そうな人だ。」

などと、転職希望者の人間性を判断する。
一緒に働く仲間の人間性に疑問があるようでは、なかなか採用に踏み切れないからね。

あ・・・、それじゃ、俺の可愛い嘘がばれてしまったら・・・。

まぁ、社長賞とかトップ成績とかいう嘘は、すぐにボロが出そうですよね。

転職を早く終わらせたいとか、企業に入りたい気持ちが先行してしまってよく考えてませんでした。。。
やっと、わかってくれたか。

やっと、わかってくれましたね。

見栄を張りすぎて困るのは自分!

まぁ、面接で見栄を張りたくなる気持ちもわかる。
でも、面接で見栄を張りすぎると、結局困るのは自分自身なんだ。

面接のときに仕事の実力や経歴を誇張しすぎたのに、面接官がそれをあっさり信じて転職が決まったらどうなるだろうか?

そりゃ、ラッキーですよね。
ところが、そうでもないんだ。
本当はビジネスレベルの英会話なんてできないのに「ビジネス英語が話せます」などと嘘を言って、海外顧客担当の部署に回されてしまったら?

そんなの、困ります!
「この業界の重要な人物とは、だいたいパイプを持っています」などと大きく出て、「じゃあ、○○社長も知っているよね。紹介してよ。」などと言われてしまったら、どうする?

無理です!ごまかし切れません!
そうだろう。
それに、ついた嘘が重大であるほど、バレたときの代償は大きい。
内定が出た後であれば、内定取り消し。
最悪、法的措置を取られる可能性もなくはない。

だから、結局、面接で見栄を張りすぎて困るのは、転職者自身なんだよ。

恐ろしいですね・・・。

選考でついた嘘はばれるの?

でも、面接でついた嘘は本当に面接官にばれてしまうんでしょうか?
もちろん、ばれないこともあるだろうね。

ですよね。うまくごまかせば、きっとばれないと思うんですよ。
絶対にばれないという自信があって、かつ、その嘘をつくことでメリットがあるなら、いいんじゃないかな。ただし、自分がついた嘘に関しては、しっかり責任を取ってくれよ。

え?というと?

面接官だって、転職希望者が嘘をついていないか警戒している。
だから、もちろん面接官は納得がいくまで細かく聞いて話の矛盾を突こうとするんだ。

例えば、「プログラミングが得意です。」などと言えば、「何の言語?」「この言語のアルゴリズムは知っている?」「どんなシステムを構築したことがある?」「その規模は?」「ちょっと動くプログラムを作って、メールで送って」などと、どんどん突っ込んだ質問をしてくるはずだよ。

ベテランであればあるほど、その矛盾を突くのもうまい。
最終選考などでは、手ごわい面接官である可能性も高くなるね。

う・・・そんなの絶対にばれそう。
だったら、ごまかしたり嘘をついたりするのは、やめておいた方がいいかもね。

面接でどこまでなら見栄を張っていいの?

そうは言っても、やっぱり面接では自分を良く見せたいんですよ!どこまでなら見栄を張ってもいいんでしょうか?
私が思うに、
0を1にするのはダメだが、1を2にするくらいなら許される
と思う。だが同時に、
正直に「できません」という勇気も必要
とも思うんだ。

0を1に?どういうことですか?
では、詳しく説明しよう。

0を1にするのはダメだが、1を2にするくらいなら許される

0を1にするというのは、

「できないのに、できると言う」
「そんな経験はないのに、あると言う」
など、無いものをあると言うことだ。

「英語を全く話せないのに、話せると言う」
「営業の経験が全くないのに、経験があると言う」
とかね。

一方、1を2にするというのは、
「話の程度をちょっと盛る」
ということだね。

「英語はある程度会話が成立するレベルで話せるが、流ちょうに話せると言う」
「営業経験は2年程であまり身を入れていなかったが、3年間みっちり経験したと言う」
などということだよ。

なるほど!確かに、0を1にすると嘘になっちゃうけど、1あるものを2に増やすだけなら、話は盛っているかもしれないけど嘘じゃない!
そうだ。
英語が流ちょうに話せると英会話のレベルを盛ってしまっても、ある程度話せるわけだ。

だから、そこから一生懸命勉強すれば何とかなるかもしれないし、実際に仕事をしてみたらあまり問題ないかもしれない。

実際、見栄を張って言ってしまったことを、入社するまでに現実にしたという人だっているんだ。

なるほど。自分の実績を表す数字を少しだけインパクトを持たせるとかであれば、それほど問題なく効果的にアピールできるのか。

そうだね。ただし、小さな嘘も積み重なれば、大きな嘘になる。

それに、変にごまかすことで、面接官の前で目が泳いでしまうくらいなら、正直に正々堂々と話すのが一番だよ。

やっぱり、面接では嘘やごまかしがないのが、一番なんだ。
ごまかすなら、ごまかしとおす覚悟も必要だよ。

わかりました!

正直に「できません」という勇気も必要

そして、これも重要なことなんだが、正直に「できません」という勇気も時には必要だよ。

やっぱり、そうですか・・・。
面接官は正しく転職者の能力を見極めるために面接をしている。
それをすることで、「入社後のミスマッチ」を無くそうとしているんだ。
転職希望者のスキルや特性がその企業に合っていなかった場合、困るのは転職希望者も企業も同じこと。

だから、どちらも困ることがないように、素の自分を面接官に見極めてもらうというのは、とても大事なことだ。

確かにそうですね。

「できません」を少しでもプラスな印象に繋げるテク

でも、「できない」という発言ばかりすると、面接官の心証を悪くしてしまう。
そんな時におすすめのテクニックがあるよ。

それはなんですか?
「それはちょっとできないのですが、○○なら得意です。」
と言う風に、「できない」と言った後に、「できる」という発言をかぶせるんだ。

会話の最後が「できる」というプラスイメージに変わることで、会話全体のイメージがプラスに変わる効果がある。

熱意ややる気も同時に伝えることができるね。

なるほど!
まぁ、ちょっとしたことだけどね。
それに、あまり関係ない話を付け加えると、それがかえってうっとおしい印象になることもあるから、注意が必要だよ。
転職活動中の嘘・誇張・見栄について話してきたが、どうだったかな?

結局のところ、嘘はつかないのが良さそうですね。
ただ、面接とかであれば、話の展開次第でうまく調節しながら、やってみたい気もします。
そうか。
くれぐれも自信のなさを見栄でカバーするというのではなく、効果的なアピールのためにうまく使ってみてほしい。

はい!所長、ありがとうございます!
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