ブラック企業を回避して転職をする方法

2016.1.26 公開 | 2017.3.13 更新

mv109

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。
突然ですが、ブラック企業って言葉ご存知ですか?社会人として生活をしているとだれもが必ず1度は聞いたことあると思います。

Wikipediaいわく、ブラック企業とは

新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業を指す。
ブラック企業問題の被害の対象は主に正社員であったのだが、近年では非正規社員が被害者となるブラックバイトという派生語も登場している。
対義語はホワイト企業。

なるほど。簡潔に言うと、長時間労働で低賃金、夢のない会社で「使い捨て」のように社員を働かせる企業ということですね。

転職を考えているけど、今よりブラックな会社には行きたくない。でも、どこがブラック企業なのかわからないから、転職が怖い。なんて感じている人も多いのではないでしょうか?
どの企業の求人も、良いことしか書いていないですもんね。見抜くのは難しい。

そこで今回は、転職先でブラック企業を回避できる方法を皆さんにお伝えします。
その前に1つだけ、注意をしないといけないことがあります。
ブラック企業かどうかというのは、働く人のとらえ方次第でもあるので、今回は「使い捨てされるような企業を回避する方法」をブラック企業回避方法として紹介しますね。

  • 転職ファインダマン

    転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

  • アイさん

    ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

  • 鈴木一郎

    転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを、毎回研究所に持ってくる。

誰だってブラック企業では働きたくない

ブラック企業つぶれろ!!求人なんか出すな!!
転職活動中の鈴木さんじゃないですか。なんでそんなに怒ってるんだい?
実は大学時代の友達が最近転職したんだけど、話を聞いたら転職先が超絶ブラック企業で。1か月目にして「辞めたい」って言っているんすよ。
あんまりじゃないですか?そんな会社は撲滅されるべきだ!!
まぁまぁ落ち着いて。具体的にはどんな会社に転職をしたんだ?
朝9時から終電まで働きっぱなし。給料は求人に書いてある金額幅の一番低い額で、ボーナスだって出るか微妙。
毎週新しい社員が入ってくるらしいんだけど、同じくらいの頻度で辞める人もいるらしいですよ。
確かにそれだけ聞けばブラック企業だね…。労働基準法も守れてなさそうだ。でもその友達はなんでそんな労働環境が悪い会社に転職をしたんだろうか…?
しっかり見極めれば分かるはずなんだが。
それ、僕も気になって。その友達に聞いたら「騙された」って言ってましたよ。
求人を見る限りでは明るくて和気あいあいとしていそうな会社だったし、会社のホームページを見たら、「ある社員の1日の仕事内容」みたいな記事があって、そこで紹介していた人は9時に帰社しているって書いてあったって。
まぁ転職にあせってたみたいだから、あんまり検討しないまま決めちゃったと思うんですけどねー。
もちろん労働基準法も守れず、社員を使い捨てするようなブラック企業が悪いんだけど、それはその友達にも原因があったかもしれないね!
そうなんですか!?その友達の話を聞いて、僕も転職が怖くなっちゃいましたよー!どうすればいいんですか!?
その友達を例にして、なぜそんなことが起こってしまったのか、どうすればブラック企業を見抜けるのかを教えましょう!

ブラック企業の特徴

『ブラック企業と呼ばれる企業には特徴があるんだ。その特徴に気を付ければある程度はブラック企業かどうかがわかる
まずはブラック企業と呼ばれる企業に多い特徴を確認してみよう。

ブラック企業は転職の応募ハードルが低い?

まず、求人情報などに記載されている情報として、応募に対するハードルが低いことが挙げられる。
年齢・学歴不問、未経験者歓迎といった応募要項の企業は幅広い人材を門前払いせずに面接で見極めてみたいという企業もあるが、離職率が高いため誰でもいいから人数を確保しようとしている可能性がある。

また、従業員数に対してアルバイトの割合が多かったり、募集人数が多い場合も同じ理由でブラック企業の可能性が高くなるね。
給与に関しても、基本給が15万円から35万円などあまりに金額の上下差が激しいようなら怪しいね。

特に頑張ればそれ以上でも、など簡単に稼げるようなことが書かれていればブラック企業の可能性が高くなる。残業代についても明確に書かれていない場合は気を付けよう。ブラック企業の多くは残業代をきちんと払わず、残業時間が長いからちゃんと記載されていないことが多いんだ。

ブラック企業は成果実力主義?

また、 成果主義や実力主義といったフレーズを掲げていることが多いのもブラック企業の特徴だね。 ノルマを達成不可能なラインに設定して、それに満たないからと給料を上げない成果主義などもあるから気を付ける必要がある。
求人情報などは、こういった点に注意することでブラック企業かどうかをおおよそ見抜くことができるんだ。

また、離職率の高さから常に求人を行っている場合が多く、求人情報がいつもある場合が多いね。その職種に関しても、飛び込み営業をソリューション営業、クレーム対応をヘルプデスクなどと書き換えていたり、業務内容の本質がわかりにくいような書き方をしていることがある。
試用期間が他の企業と比べて長く、すぐ辞めることを前提として給与を低く抑えているのもブラック企業によくある特徴だ。

ブラック企業は面接が真剣じゃない?

面接の際に面接官に真剣さが足りないことも多い。常に人材募集をしているから面接官も数多くの面接をしていて、 すぐ辞めることを前提に大体の人を雇うからそれほど真剣に面接をしないことがあるからね。 また、面接官が高圧的な場合も多い。それと面接を受けてから内定が出るまでの期間が短く、内定を了承することを急かされる場合もあるね。

こうした特徴があることを踏まえて求人情報をよく見てみると、ブラック企業と思われる企業は見えてくるんだ。中にはインターネット上でブラック企業として名前が挙がり、その待遇が口コミで書かれている企業もあるから一度その企業名を検索してみるといいよ。』

ブラック企業って色々特徴があるんですね。案外わかりやすい気がしますけど、どうして応募前にブラック企業だと思わなかったんでしょうね・・・

転職でブラック企業を見抜なかった理由

『そうだね。まず、転職の際にブラック企業を見抜けない理由としては、求人情報のみをチェックして自分で情報収集を怠った場合だね。
今はインターネットが普及しているから、ちょっと企業名を調べてその口コミなんかをチェックしたら見抜けることも多い。しかし見抜けない人はその企業のホームページをチェックして面接のための知識を仕入れるくらいの人が多く、口コミなどまではチェックしていないんだ。

また、 転職を焦っている人も見抜けないことが多い。 先ほど言ったようにブラック企業はほぼ常に求人情報を出しているから、何度か求人情報をチェックしたら同じ企業がいつも求人を出していることには気が付くはずだ。
しかしとにかく転職を急いでいて1度や2度求人情報を見ただけで応募している場合は、いつも求人情報が出ているかは区別がつかないからね。だから転職は焦らず、何度かいい情報がないかをチェックしてから応募することをお勧めするよ。

それから 自己評価がとても高い人はブラック企業が提示する高い条件が自分に合っていると思ってしまい、応募しやすい傾向があるね。 こうした人はブラック企業だと気付いても自分の間違いを認めることが出来なくてなかなか辞められず、努力をするのが当たり前だと思っていることも多いから体を壊すまで続ける人も多いね。

他にもいろいろあるぞ。ブラック企業の中には自分たちにとって不利な情報を隠すのがうまい企業もあるんだ。会社説明会やパンフレットも普通、面接も普通に行って質問に対しては嘘を答える場合なんかだね。
例えば残業代に関しても、全額出ますと面接では答えていたのに全くでない、もしくは基本給に含まれていることになっている場合などだね。面接を受けた企業の子会社に実際入社した時にいきなり配属される場合もある。これは人材の都合で今だけ、などと言い訳されることもあるけれど実際に待遇などが変わってくることもあるので注意が必要だ。

ブラック企業には社風の良さや社員同士の仲がいい事を強調していることも多いんだが、転職する理由で一番多いのは人間関係の悩みなんだ。だから社員同士の仲がいいと聞くと、ついそれに期待してしまうことも多いんだ。

実際は、残業に無理やり付き合わされてしまうだけだったりするから引っかからないように気を付けよう。ブラック企業は自分なら見抜ける、と油断していると思わぬ落とし穴に落ちるかもしれないからね。』

しかしどうしてブラック企業ってなくならないんでしょうね。これだけ騒がれて、いろんな情報が出回っているんですから人が集まらなかったりみんな辞めてしまったりして潰れてしまう気がするんですけれど
確かにブラック企業というのは殆どの人がすぐに辞めてしまいます。しかし残る人もいるんです。そうした人がいる限りはなくならないでしょうし、残る人の中にはその企業がブラック企業だとは思っていない場合もあります。
ブラック企業だと気付かない人もいるの!?

ブラック企業かどうかは働く人によって違う?

『その通り、ブラック企業で働いている人の中には自分の会社がブラック企業だとは思っていない人もいるんだ。また、ブラック企業かどうかの区別が曖昧で、働く人の受け取り方によって変わる場合もある。まずは区別が曖昧な、グレーと言われる企業の特徴を説明するね。

グレーと呼ばれるのは、休日出勤が多い企業なんかはそういわれるね。休日出勤手当が出ない企業であればブラックといってもいいんだけど、しっかり手当てが出るような会社であればグレーと言われるんだ。また、社内行事の出席は強制することができないんだけれど、社内行事が強制出席だったりするとややブラックだと思われるね。ただ、社内行事は出席するべきだと考える人もいるからブラックと言い切るのは難しいね。
タイムカードがない企業は出勤時間や退勤時間の証明が難しく、 何かあった時に労働基準監督署に訴える際の証拠がない
だからブラック企業によくある特徴なんだ。しかし中小企業などではタイムカードを導入していない企業も多いから、一概にはいえないところもあるね。ただ、残業が多いのに残業代が出ないようであればブラックと言ってもいいだろうね。

基本給が安いのもブラック企業に多いのだけれど、基本給以外の出来高分がしっかりと支払われていたり、その分ボーナスが多い企業もあるからこれも一概には言えないんだ。こうしたグレーと言われる特徴がある企業は、働く人の性格や重要視するポイントによって評価が変わってくるんだ。』

なるほど。確かにブラック企業と断定するのは難しい気がしますね。しかし自分が働いているのがブラック企業だと思っていない人っていうのはどういうことですか?

『うん、自分がブラック企業で働いているとは思っていない人は、そうした環境が当然だと思っている人に多いね。そうした人は自分に厳しい人が多いんだ。どれだけ勤務時間が長くても、自分が仕事の手際が悪いだけだと思っていて残業代がつかないのも当然だと思ったり、辞める人は根性がないだけだと思っていたりね。また、給料もいずれ上がると信じる我慢強い人が多いね。特に体育会系の人にそうした傾向が強く、体力もあるからつらい勤務内容でも我慢できてしまうみたいだね。
また、新卒で入った人は会社というのはこういうものだと思い込んでしまう人もいるね。特に父親に相談したときなどに、昔の自分もそうだった、といった急成長時代の仕事と同一視して納得させられてしまうことが多いようだね。中にはおかしいと思いながらも辞めた場合の再就職に対する不安から我慢して勤めているうちに、これが普通だと思い込んでしまう人もいるんだ。こうした人たちは自分たちの働く企業がブラックだとは思っていないんだ。』

我慢強い人っていうのも場合によりけりですね。それにつらいのが当たり前だと思い込んでしまう人も、いつ自分が同じようになるかはわからないですからね・・・。そう考えると、やっぱり転職するのは怖くなってきました。
そうならないためには、しっかりとブラック企業を回避する方法を学んでおけばいいんですよ。
え、そんな方法があるの?

ブラック企業を回避して転職をする方法

『転職の際にブラック企業を回避するには、先ほどの特徴に気を付けるほかにも注目するべきポイントがある。まずは残業時間。全くなしは怪しいから、適正な範囲で残業時間が書かれた求人を探すようにしよう。また、ネット上では口コミでその企業の評判が書かれていたりするからそれも参考にした方がいい。
しかし安心して探すことができるのは、転職エージェントに登録してキャリアコンサルタントに紹介してもらうことだ。キャリアコンサルタントは数多くの求人情報を抱えており、特に非公開求人を多く扱っている。非公開求人は紹介する相手が限られているから、常に多数の求人を出しているブラック企業はまず非公開求人を出すことはない。
また、どんな企業の求人かは事前にキャリアコンサルタントが確認しているから、そこから紹介される求人がブラック企業であることはまずないんだ。』

転職エージェント経由の求人なら安心できますね。でも転職エージェントを利用すると応募できる企業が限られてしまうんですよね。自分でどうにかしたほうがいいのかなぁ

『転職エージェントで紹介される求人がどうしても気に合わないようであれば仕方がないが、まず転職エージェントの非公開求人はそれ以外の転職サイトやハローワークにある求人とは全く別なんだ。
だから転職エージェントだけではなく、転職サイトやハローワークも並行して使うのが転職する際には一番いい方法だよ。そして転職サイトなんかで気になる企業があれば、それをキャリアコンサルタントに相談してみるのもいいと思うよ。もしその企業の情報が転職エージェントにあれば教えてくれるだろうし、その面接や応募の対策があれば教えてくれるだろうからね。なるべくなら情報は多い方がいいだろう?』

転職エージェントって他から紹介してもらうような企業の情報も教えてくれるんですか?

『あくまでデータがある企業だけになるけれどね。しかし過去のデータも積み重なっているから、かなりの数の企業データがそろっているんだ。そして転職エージェントに同じ求人が出ていれば、キャリアコンサルタントを経由して応募することで様々な手続きを代行してくれたりするからより簡単に応募できるようになるよ。
ブラック企業と呼ばれる企業は残念ながら数多くあって、中にはそうと分かりにくい企業もある。しかししっかりと自衛策を考えて注意しておけば、そうしたブラック企業には引っかかりにくくなるんだ。また、うっかり応募して入社してしまった場合はとても期間が短い職歴がついてしまうかもしれないから、事前になるべく多くの情報を集めておくことが大事なんだ。』

そうですね。色々と注意するべき点も聞きましたから、転職する時は間違ってもブラック企業に応募することがないようにしっかりと情報を集めて、なるべく転職エージェントを経由して応募するようにします。

『そうだね。転職にはやっぱり転職エージェントを経由して応募すると安心できるからね。転職エージェントを上手に使って、後悔しない転職をするようにしよう。

君にあった転職エージェントは転職ファインダーで探してみるといいぞ。では、頑張ってくれたまえ!』
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