転職のプロが解説!企業選びで本当に重要な条件と基準

2016.9.7 公開 | 2017.5.18 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

みなさんにとって転職先の企業を選ぶ上で希望する条件はどのようなことでしょうか?
「やっぱり、給料がアップは実現したい」と思っている人も多いと思います。

ですが、転職先の企業を選ぶポイントは、「給料」以外にも、「仕事内容」「やりがい」「人間関係」「勤務時間」「有給休暇の有無」などたくさんのポイントがあると思います。

今回は、転職で企業選ぶ際の条件について、所長に伺ってみましょう。

転職の給料を気にしすぎる危険性

あ~あ。給料が上がらないかな~。
鈴木さん、どうしたんだい?
最近役職も上がって給料が上がるかな~?って期待してたんですけど、なかなか上がらないんですよ。もうどんな転職先でもいいから、給料さえ上がってくれればな!
ふむ。給料が上がることも確かに大事だが・・・。転職先を選ぶ上で大事なのは、給料だけじゃないぞ?
でも、給料が高ければ、他の不満なんて我慢できるんじゃないですか?
それはどうかな?では、転職先の選び方について詳しく説明してあげよう。

転職で思わぬ落とし穴にはまらないための、企業の選びのコツ

転職で一番大事なこと、それは、自分に合った企業を探すことだ。
確かに自分に合った企業なら働きやすいでしょうけど・・・、給料が高ければ多少働きづらくても問題ないでしょう!

それに、いろいろ企業のことを調べすぎて、どの企業を選んだらいいのかわけがわからなくなっちゃうんですよね!

だったら「給料が高い」っていう条件一本に絞って探した方が、いいんじゃないかな?

本当にそうかな?
では、給料のことしか考えずに転職先を決めてしまった人の失敗談を話してあげよう。
過去に、私のところに相談に来た転職者達の失敗談だ。参考にしてくれたまえ。

転職失敗談①:残業ありきの高額年収

まずは、給料はアップしたけれど、過労で倒れてしまったAさんだ。
えぇ?!過労?!
そうだ。Aさんは鈴木さんと同じように、「とにかく給料を上げたい!」ということばかり言っていたんだ。

私がいくら、「給与面だけではなく、他の待遇面もしっかり見極めないと。」と言っても、聞く耳を持たなかった。

Aさんはかなりの高収入の転職先を見つけて転職した。しかし・・・。

ど、どうなったんですか?
その転職先は、給料は高かったがその分残業もとても多い会社だったんだ。

しかも、転職時に提示された給料に残業代が含まれているという悪質なケースだった。だから、残業をしないと、Aさんが求める給料には届かなかったんだ。

結果として、働きすぎたAさんは体を壊し、また転職をすることになってしまった。

えぇ~。そんなことが・・・。

転職失敗談②:やりたい仕事ではなかった

次は、仕事内容に魅力が全く感じられなかったBさんのケースだ。
いくらなんでも、やりたい仕事じゃないっていうくらいじゃ転職失敗とは言えませんよね?俺なんか、仕事にやりがいを感じることなんか、ほとんどないですよ!
確かに、好きではない仕事をしている人もいるだろう。
しかし、Bさんの場合はちょっと違ったんだ。
Bさんは優秀なプログラマーで、より高い年収を提示する企業に転職した。
それなら、よかったじゃないですか!
Bさんも最初はそう思っていた。

だけど、その企業は顧客から指示されたシステムを、ただ言われた通りに作るだけの仕事しか与えてくれなかった。

Bさんもそれに納得して転職したはずなんだが、だんだん「何か違う」と思い始めた。

Bさんは優秀だったから、
「こういう改善をした方が良い」
「生産性を上げるために、もっと良い仕事のやり方がある」
と上司に意見するようになった。

しかし、そんな意見もすべて却下された。

Bさんは、これではいくら給料が高くても、やりがいが感じられないと思ったんだ。

そうか。せっかくなら、自分の意志で仕事をしたいですもんね。何でもかんでも否定されたら、そりゃやる気も無くしますよ。
やりがいってすごく重要かも。
Bさんはその後もう一度転職活動をして、今度は自分の考えで仕事ができて、しかも給料も維持できる転職先を見つけた。ちゃんと探せば、自分に合った企業はあったんだ。

転職失敗談③:外資系企業に転職したが社風が合わなかった

次に、高収入と言われている外資系コンサルタント企業に転職したCさんだ。
Cさんは語学力に秀でていて、コンサルティング能力も高い。
実力成果主義と言われる外資系の企業で自分の実力を試そうとしたんだ。
それはすごいですね。
仕事の能力は申し分ないはずだったんだが・・・。その外資系企業の社員たちはとにかく徹底した個人主義だったんだ。
個人主義?
チームで協力して一つのプロジェクトを成功させるという日本企業の風土で育ったCさんは、外資系企業のドライな個人主義の風潮に染まることができなかったんだ。
結局Cさんは、本来の実力をその職場で発揮できなかった。
実力成果主義の外資系企業だから、結果が全て。

結果を残せなかったCさんは年収が上がるどころか、下がってしまった。

しかも、日本企業のように福利厚生制度は充実していない。だから、給料が上がるどころか家族を養えなくなってしまったんだ。

えぇ?!それは、大変だ。
外資系企業は日本企業のように扶養手当や住宅補助などの福利厚生制度がないのが普通です。
その分、給与を高くしてそこから何とかしてください、というスタンスなんです。
同じ外資系企業でも、日本企業に近い制度の企業は探せばあるのですが。

企業選びでチェックすべき事項とポイント

やっぱり、給料だけじゃなくて、他の条件もしっかり見極めないとだめなんだね・・・。
わかってくれたかな?
でも、企業選びで失敗しないためには、どうしたらいいんでしょうか?
うむ。それは、とても難しい質問だ。

ただ、転職業界に長く携わってきた者として、プロならではの企業選びの基準と言うものがあるのを知っている。

えぇ?!じゃあ、それを教えて下さいよ!
もちろん、これから説明するよ。
やった!早速教えて下さい!

仕事内容は具体的に聞いておく

まずは、仕事内容だ。
そんなの、だれだって確認するでしょう!
もちろん、仕事内容は大体の人が確認すると思う。しかし、求人情報の中には仕事内容をぼやかしてはっきり書いていないものもある。

だから、具体的に仕事内容について確認するべきなんだ。「営業職」としか聞かされていなくて転職してみたら、ノルマが厳しい飛び込み営業だったなんてこともある。

仕事内容を細かく聞き出して、具体的なことを確認するのはとても大事なんだよ。

入社した場合に同じ、または近い仕事を担当している人の1日の仕事スケジュールや内容などを聞いて、どんなことをしているのか具体的に確認しよう。

仕事内容だけでそんな落とし穴があるんだ・・・。

給与額は具体的な内訳をチェック

次に、具体的な給与額だ。
さすがに、給料は確認するでしょ!
ところが、給与に関する大事な取り決めを確認しないと、基本給に残業代が含まれているとか、休日手当や夜間手当てが無いなどということもある。
それは、聞いてないよ!ですね。
そうだ。大事なことなの聞かないと説明してくれないこともあるから、しっかりと聞いた方がいいぞ。
はい!

勤務時間、休日や休暇は数値で実態を把握する

勤務時間や休日、有給休暇の制度についても要確認だ。
確かに、そこはしっかり聞かないとダメですね。
勤務時間に関しても、おおまかな1日、1週間のスケジュールを質問しておこう。

また、有給休暇の制度はあるけれど実質誰も取得できていないなんていう、ひどい企業もあるから注意しよう。

えぇ~。そんなの困る!

勤務地はすべての可能性を確認

意外と盲点なのが、勤務地だ。
そうなんですか?
日本全国に支店や支社があって、いつ転勤になるかわからないとしたらどうだい?
そ、それも困ります・・・。
だから、転勤の有無や通勤実感なども含めて、勤務地について確認しないとダメだね。

職場環境や福利厚生制度は働きやすさと心得る

職場環境は毎日働くサラリーマンにとって、非常に重要だ。
ランチを食べにいくお店はあるのか?職場は清潔で過ごしやすいか?休憩場所はあるのか?などという細かいことも、意外と大事だよ。
確かに!
それに、家族がいる人は扶養手当や住宅手当などの福利厚生制度も重要だね。
これは必須事項ではない人もいるかもしれないが、実際働いてみると働きやすさに大きく違いが出るところでもある。

実際に働く社員に機会があれば、「職場環境や福利厚生で魅力的なものがあれば教えてください。」といったスタンスで聞いてみるといい。

社風や職場の雰囲気の良さは成果に繋がる

さっきの外資系企業の話でもあったように、社風や職場の雰囲気は仕事をする上で非常に大事だ。自分と全く合わない雰囲気の職場ではなかなか長くは働けない。
社風って意外と大事なんですね。
社風が合わないと、自分の力を思う存分発揮できない可能性だってある。さらに職場の雰囲気が非常に良いところは、全体的にモチベーションが高く保たれて、結果も出やすい。

企業選びのポイントまとめ

企業選びのポイントはたくさんあるけど、具体的な条件をはっきりさせることが重要なんですね。
そのとおりだ!仕事内容や給与額、休日などを確認するのは誰でもする。
でも、表面的な質問だけでなく、具体的な数値や内容、実状を企業から聞き出すことがとても重要なんだよ。
なるほど!勉強になりました!
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