【最新】再就職手当事情!転職成功でお祝い金を受け取る条件

2016.11.16 公開 | 2016.12.28 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

みなさん、転職活動は順調ですか?
離職中に転職活動をされている方にとっては、経済面でも長期化を避けたいと思っている方は多いのではないでしょうか?

そんな転職希望者のみなさんに朗報です!
転職が成功すると、“お祝い金”がもらえるお得な制度があります。

そしてそのお祝い金である、「再就職手当」が2017年1月から引き上げられるんです!

今回は、転職するからには見逃したくない「再就職手当」の制度についてお話したいと思います。

「再就職手当」とはなにか?

「再就職手当」とは、失業保険をもらっている人が受給期間を残して早期に再就職することによりもらえる手当のことです。

簡単にいうと、早く転職活動が成功した人への“お祝い金”です。

なんで“お祝い金”がもらえるのか?

そもそも、再就職手当とは何を目的にしているかというと、失業期間の長期化を防ぐためのものです。
転職活動において重要なのは、実務経験や即戦力。

働くことから離れている期間が長くなればなるほど、スキルの低下や労働に対する意欲の低下を招き、再就職する上で不利になってしまいます。

また、「失業保険をもらう期間がまだ残っていてもったいないから・・・」という発想による長期失業保険受給を防ぐためともいえます。
みんな早く再就職して社会に貢献しましょう!ということです。

では、再就職のお祝い金である「再就職手当」はどんな人が、どんな条件で受け取れるのかを解説しましょう。

再就職手当をもらうための9条件

まず大前提として、雇用保険(失業保険)の受給を申請しているということです。

そもそも、雇用保険を受け取るためには、次の3つの条件があります。

① 本人に就職する意志と能力がある
② 積極的に求職活動を行っている
③ 離職日以前の2年間に雇用保険の被保険者期間が12カ月以上ある

ハローワーク 就職促進給付より

再就職手当が適応されるのは、雇用保険の受給を申請し基本手当の受給資格が決定した人です。
前の職場在職中に次の転職先が決まった人や、次の転職先が決まっているが再就職するまでに期間が空いている人は対象ではありませんのでご注意下さい。

ここからは、再就職手当をもらうための9つの条件をみていきましょう!

1.再就職の1日前までの基本手当の給付残日数が、所定給付日数の3分の1以上あること

基本手当の給付期間は、年齢やそれまでの勤務期間、退職理由などによって異なりますので確認してください。

給付期間が90日間の場合、給付残日数が30日以上を残して再就職した場合にのみ再就職手当がもらえるということです。
逆にいうと、60日分の失業保険を受け取っていたとしても、再就職手当はもらえます!

失業保険の申請が通ってから2ヵ月の間を転職活動に当てられた上に、“お祝い金”ももらえるのは嬉しいですよね。

2.1年を超えて勤務することが確実であると認められること

1年以内の短期での採用の場合は、他の条件を満たしていても再就職手当をもらうことはできません。

雇用体系(契約社員、派遣、アルバイト)に関わらず、1年以上の雇用を見込まれていれば大丈夫です。

再就職手当の不正受給を防ぐための条件ともいえますね。
再就職先の雇用条件、雇用契約書は確認するようにしましょう!

3.待期満了後の就職であること

「待機満了」というのは、ハローワークで雇用保険を申請して求職の申し込みをしてから7日間を「待機期間」といいます。
その「待機期間」に仕事をしたり、再就職が決まったりした場合は対象外になるということです。

4.離職理由による給付制限を受けた場合は、待期満了後1ヵ月間については、ハローワークまたは許可・届け出のある職業紹介事業者の紹介により就職したものであること

「給付制限」というのは、自己都合退職の場合に発生します。
待機期間終了後、3カ月(多くの場合)の間は雇用保険の給付を受けられないことを指します。

つまり「給付制限」がある場合、待機満了してからの1ヵ月間は、ハローワークかハローワークの許可・届け出のある職業紹介事業者の紹介で就職する必要があります。

その期間に、バイト情報誌や転職サイトからの再就職した場合はもらうことは出来ません。

会社都合や、倒産、雇用期間満了等の理由での離職の場合、給付制限はありません。

5.離職前の事業主に再び雇用されたものでないこと

辞めた会社にもう一度再就職した場合も、対象ではなくなります。
同じ会社ではなくとも、資本・資金・人事・取引等の状況からみて、離職前の事業主と密接な関係にある事業主に再就職した場合も、もらうことは出来ません。

6.就職日前3年以内の就職について、再就職手当または常用就職支度手当の支給を受けていないこと

再就職の前3年以内に、既に再就職手当や、常用就職支度手当を受け取っていた場合ももらうことが出来ません。
現職について3年以上がたっていない人は、確認しましょう。

7.受給資格決定(求職申し込み)前から採用が内定していた事業主に雇用されたものでないこと

これは、当然のことですが雇用保険の申し込みを手続する前から、再就職先が決まっていた場合ももらえません。
雇用保険の制度ですから、失業している状態からの再就職が条件です。

8.原則、雇用保険の被保険者資格を取得する要件を満たす条件での雇用であること

再就職先でも、雇用保険に加入しなくてはなりません。
正社員の場合は加入することがほとんどですが、アルバイトなどでの就職の場合は加入できないケースもあるので、確認してください。

9.再就職手当の支給決定日まで離職していないこと

再就職手当の申請をしてから、決定するまで1~2カ月ほどかかります。
その期間に、離職をしてしまうと再就職手当の受給資格はなくなるので気をつけましょう。

以上の9条件を満たしていれば、再就職手当をもらうことができます。

現職を退職してから転職活動をしている人や検討している人は、再就職先を決める前に、再就職手当をもらえるか確認してみましょう。

自己都合で退職すると「給付制限」があるから、雇用保険(失業保険)の申請をしないと考えている人は要注意です!
雇用保険の給付を受け取っていなくても、申請をして待機満了になれば再就職手当を受け取ることが出来ます。

どのくらいの金額がもらえるの?

では、再就職手当は具体的にいくらもらえるのか気になりますよね?

手当額の算出方法は、「基本手当日額」×「所定給付日数の支給残日数」×「給付率50%又は60%」です。

「基本手当日額」:それまでの年収や年齢などによって変わります。
日額には毎年の平均給与額により設定される上限金額がありますので確認しましょう。

「所定給付日数」:退職理由や年齢、雇用保険の加入期間によって変わります。

「給付率50%又は60%」:再就職先が決まった際の所定給付日数の残日数により変わります。
残日数が3分の1以上を残して再就職した場合は「50%」、3分の2以上を残して再就職した場合は「60%」です。

・・・が、実はここでみなさんに朗報があります!

再就職手当の引き上げ

2017年1月から雇用保険制度が改正されます。
その内容は、高齢者の雇用促進のための適用年齢の引き上げや、育児休業・介護休業の制度見直しなど。
そんな中、就職促進給付、つまり再就職手当の引き上げも盛り込まれているのです。

給付率を先ほど、50%又は60%とお伝えしましたが2017年1月以降は次のように率が引き上げられます。

残日数が3分の1以上を残して再就職した場合は「50%⇒60%」、3分の2以上を残して再就職した場合は「60%⇒70%」になります。

具体的な例で、もらえる金額をみてみましょう。

パターンA

26歳/勤続年数4年/自己都合退職/給付期間90日/退職前の月額25万円
基本手当日額:5,344×残日数60日=2/3以上を残して再就職×70%=224,448円支給

パターンB

35歳/勤続年数12年/自己都合退職/給付期間120日/退職前の月額35万円
基本手当日額:5,833×残日数90日=2/3以上を残して再就職×70%=367,479円支給

条件により金額は変わりますが、約1カ月分の給与がお祝い金としてもらえます!

受給の手続き方法と注意点

最後に、再就職手当の申請手法をお伝えします。

  • 再就職手当支給申請書
  • 採用証明書
  • 雇用保険受給資格者証

を用意して、ハローワークに申請を行います。

注意したいのは、「再就職手当支給申請書」と「採用証明書」は、再就職先に記入してもらう必要があるところもあります。

再就職先が決まってから申請期間は1カ月との決まりもありますので、早めに準備しましょう!

申請後は、調査が行われて支給・不支給が決定します。
支給までの日数は何日後と明確になっていませんが、だいたい申請してから1~2カ月ほどです。

雇用保険を払っていれば、誰もが受給するチャンスがある「再就職手当」についてご理解いただけましたか?
みなさん、せっかくの機会ですので、受給資格のある方は“お祝い金”の存在を頭に入れておいてください。

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転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを毎回研究所に持ってくる。

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