最終面接をものにする!注意点と質問対策

2017.1.7 公開 | 2017.5.1 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

転職活動も大詰め、残すは最終面接のみ。
トントン拍子に最終面接まで進んだ場合に多い落とし穴って知っていますか?

「最終面接は顔合わせのみだから受かったも同然!」
「社長や役員に会うだけですよね?」

こんな風に考えている方は注意が必要です。

「最終面接は形式的なもの」と根拠もなく考えがちですが、それは勘違いです。
最終面接で、社長や役員達が「あなたのどんな部分を見ているのか?」を明確にし、しっかりと準備をしていかないと、ぜっかくの努力も水の泡となります。

そこで、今回は“最終面接をものにするための、注意点と質問の対策”を紹介したいと思います。

社長や役員が求めているニーズを把握し、確実に内定を勝ち取ってください。

最終面接って何を見られているの!?

所長、質問があるんですけど、今大丈夫でしょうか?
どうしたんだい、鈴木さん。いつにも増して真剣な表情で。
実は、俺の後輩が転職活動中で、第一希望の企業の最終面接に進めたと喜んでいて。
でも、結果的に内定を獲得できなかったんですよ。

最終面接って、進んだ時点でほぼ決まったようなものではないんですかね?
顔合わせ程度のものだと僕は思ってたんですが・・・

そうか、それは残念だったね。
でも鈴木さん、その認識ではおそらく内定を獲得できないね。
そうですね。
「最終面接は顔合わせ」という認識では、きっと準備不足で面接に対応できなかったのだと思います。
え・・・。
違うんですか?
最終面接はどちらかと言うと、求職者側の意思確認というか・・・。
なるほど。
では、「最終面接で何を判断されるのか」から説明が必要そうだな。
はい・・・。
ぜひ、お願いします。

最終面接の内容とは!?

まずは、今までの1次面接や2次面接では何を見られてきたか、分かるかい?
そうですね、業務のスキルや知識ですよね。
そうだ。
・ビジネスマナー
・コミュニケーション能力
・業務スキル&知識

が特に見られている軸だ。

1次面接や2次面接で人事担当や現場部長がこの部分を評価して最終面接まで進んでいるわけだから、ここは最終面接の評価軸のポイントにはならない。

そうなんですね・・・
理由としては面接者の与えられているミッションの違いによる部分もある。

例えば、1次面接や2次面接を担当する人事や現場部長のミッションは、自分の部署の運営、目標達成などになるだろう。

その場合の評価の視点は「業務パフォーマンスが高いか、3年以上は働いてくれるか?」がメインになってくる。

しかし、最終面接を担当するのは社長や役員。
だからこそ、今までと視点は違うだろう。

確かにそうですよね。
社長や役員の方々でしたら、会社全体のことを考えていますし。
その通り!
社長や役員のミッションは会社の成長と存続。
だからこそ、求職者の長期的なキャリアビジョンや企業理念への共鳴を見てくる。

キャリアビジョンは少なくとも5年以上のスパンだ!
最終面接で特に見られる部分を、ここにまとめておこう。

企業理念への共鳴

ここでは、求職者の志望度を見ている。

会社から与えられたミッションを「自分事」化し、入社後に意欲的に仕事に取り組む人材かを判断するために、企業理念の理解などを重要視する傾向がある。

役職の高い面接者ほど、思い入れが強く、「自社を愛してくれるか」といった熱意も合わせて見られるだろう。

求職者のビジョン

最終面接で最も重要視されているといっても過言ではない評価軸。

求職者が語るビジョンが、会社と合っているかどうかは、「会社の成長・存続」をミッションにしている社長・役員にとっては最も判断しやすい評価軸であろう!

3年・5年・10年後を意識して「採用する事は会社にとって必要か?」を判断される。

スキルや熱意があったとしても、求職者のビジョンが会社の方向性とずれていれば、入社後に活躍するイメージは湧かないだろう。

納得です。
最終面接に出てくる面接官は確かに社長や役員ですから、今考えると当たり前のことですね。

最終面接は顔合わせだけって言っていた俺が恥ずかしい・・・。

さらに、転職に対する覚悟を見てくる場合もあります。
やはり転職してすぐに成果を出すのは難しいものです。

だからこそ、成果までのプロセスが見えているのか?
失敗しても、すぐに転職される恐れがないか?
などもしっかりと準備をしておく必要があります。

そうだな。
この最終面接の内容を踏まえた上で、次は対策に関して紹介しよう!

最終面接の展開別対応策

転職の最終面接は大きく分けると2パターンに分類できる。
鈴木さん、わかるかな?
う〜ん・・・。
当初イメージしていた面接は質問に淡々と答えていくパターンだと思っていました。
そうだね。それは、通常の質問型パターンだ。
それ以外にカジュアルな雑談型パターンといった2つに分類される。
ここでは各パターンの対策をまとめておこう!

通常の質問型パターン

まずは、通常の質問型パターンだ。
普段の面接と同じように面接官からの質問に淡々と答えていく形式。

今まで通り、充分に準備をして臨めば基本的には問題ないだろう。

しかし、時には答えにくい質問や、圧迫のような突っ込みをしてくる場合もあるので注意が必要だ。

それでも冷静に答えられるか、その場で考える力を持っているのか、などを見ている場合が多いからだ!

だからこそ、回答に困った場合は「少し考える時間をください」と伝えても問題はない。

特に通常の質問型パターンの心得として重要なのが、求職者の返答に一貫性があるか?

さらに求職者の軸が反映された意見を言えているかということを意識しよう!

成功例と失敗例

通常の質問型パターンにおける成功例をまとめると、
・考えが表面的ではなく自分自身の軸がある
・困った場合も冷静に対応できる

しっかりと事前に準備をしておくことで、評価がグッと上がるだろう。

逆に失敗例はというと、
・自分の回答に突っ込まれた場合の返しで、口ごもってしまう
・話がブレてしまい、面接序盤と終盤で軸に一貫性が全くない

この様な状況になることは絶対に避けよう!

通常という言葉から、簡単な面接を想定していましたが、全然違いますね。
これは確かに準備をしっかりとしておかないと内定を獲得できなそうです・・・
そうですね。
でも安心してください。
先ほどの内容に注意して意見を伝えれば、よほど内容がひどくない限りはマイナスになることはないでしょう。

カジュアルな雑談型パターン

次は、少し変則なパターンだ。
一対一か一対二程度で行われる最終面接は、雰囲気が非常にカジュアルな場合もある。

そもそも、カジュアルな雰囲気にする理由は、求職者の本当の人間性を見たいからだ。

しかし、この雰囲気に気持ちが緩んでしまうことには注意したい。
選考の一部であるということを忘れずに節度とマナーは抜け落ちないようにしよう。

そしてもう一つ。
最終面接での面接官は経営者である社長や役員。

だからこそ、あまり意見を否定するような発言は控えよう。
コミュニケーションの基本である、共感と肯定を上手く織り交ぜ、スムーズに会話ができれば、問題はないだろう。

特にカジュアルな雑談型パターンの心得として重要なのが、調子に乗っての本音が漏れすぎて、矛盾が生じてしまうこと。

さらには雰囲気に気持ちが緩みビジネスマナーが抜け落ちること。
よくあるパターンだから絶対に気をつけよう!

成功例と失敗例

カジュアルな雑談型パターンにおける成功例をまとめると、

・丁寧なコミュニケーション
・否定的な意見は避ける
・気を緩めてビジネスマナーを忘れない

面接官が話す場面も多いため、聞く姿勢も評価対象になる。

そのため、しっかりと相手の表情を確認しながら、自身が関心を持っているという意思を伝えよう。

逆に失敗例はというと、

・カジュアルな雰囲気から、自分の話ばかりをしてしまう
・本音がポロっと漏れてしまい、否定的な意見に繋がってしまう

いくら面接官が気さくに話しかけてくれても、選考中ということを常に意識して面接を進めていこう!

俺話好きなので、カジュアルな雑談型パターンは失敗例のように自分の話ばかりしてしまいそうで・・・まずいですね。
そうですね。
自分自身の話を軸がブレずに伝えることは、全く問題ありません。

しかし、社長や役員は多くの決断を日々業務でしており、端的に話を理解させるコミュニケーションに慣れていますので、表現が冗長になりすぎないように注意してください。

最終面接の逆質問

最終面接での逆質問は少し注意が必要だ。
1次面接や2次面接と同じような質問をすると必ず失敗するだろう。

理由は面接官が経営者である、社長や役員だから。
企業のホームページや中期計画書等から情報収集をし、経営視点を意識した質問を用意することが重要だ。

一見すると難しく感じますが、最終面接の逆質問は経営者に質問をできる貴重な機会とも言えます。

純粋に企業に関して聞きたいことを用意し、練り直しながら最低3つは用意したいですね。

その通りだ。
さらにポイントが一つある。

経営視点で質問するということは、今後の会社の戦略等に関して質問していることになるため、面接官が答えにくい場合も出てくるだろう。

その場合は「差し支えない範囲でお答えいただければと思います」と一言添えることで相手に対して配慮ができるビジネスパーソンという印象がアップするだろう!

どうかな?
“最終面接の展開別対応策”は理解できたかな、鈴木さん?

はい!
ありがとうござます。
俺の最終面接に対する認識の甘さが、よく分かりました。
最後まで手を抜かずに今後も頑張りたいと思います!
ワッハッハ!
そうか、それは良かった。
転職活動でまた困ったことがあったら言ってくれ。

それでは、最後に最終面接終了後の対応をまとめておこう。
アイさん、よろしく!

お願いします!

最終面接終了後の対応に関して

最終面接が終わった後の連絡は応募先企業や採用状況によっても違います。

面接の場所で内定を獲得できる場合もあれば、いくら待っても連絡がこない場合もあるでしょう。
ケース毎でまとめておりますので、参考にしてください。

合否連絡が遅い場合

様々な理由がありますが、他の応募者の面接が終了するまで結果が出ないケース等が一般的になります。

少ない採用枠に対し、多くの応募者を獲得できた場合は、比較検討のため時間がかかります。

伝えられた期日間は連絡を待ち、その後は問い合わせをしても問題はありません。
期日を伝えられていない場合は、最低1週間程度は待ちましょう。

最終面接で内定を伝えられた場合

入社意志が固まっている場合は承諾で問題ありません。
しかし、まだ決めかねている場合は、こちらから検討期間の交渉をしましょう。
基本的には、検討期間は1週間が妥当です。

最終面接後の合否はとても気になるものですが、企業側も慎重に進めているケースが多いため、お互いの検討期間を必ず把握するコミュニケーションが必要になります。
ぜひ参考にしてください。

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