入社後に実感。やっぱり妥協できない転職先の条件

2016.10.1 公開 | 2017.5.18 更新

Leader Stress Thinking Businessman Analysis Concept

記事内容
  • 転職後に感じた不満
  • 本当に大事な転職の条件

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

求人選びや、転職先を選ぶ際、自分の中で希望条件などをある程度決めている方も多いかと思います。

ですが、残念ながら
「一番重視していたことを優先して転職先を選んだのに、思わぬところで辛い目にあった」
という転職後の声も少なくありません。

今回は転職経験者の統計データから妥協できない転職先の条件についてご紹介します。

転職後の満足度は半数超え?

2015年に転職した人の半数が、転職に満足しているという調査結果が2016年9月に厚生労働省より発表されました。
転職先に入社後の後悔する声はなかなか多いもので、本当に転職で成功する人は多くないイメージが広がってしまっていますが、実際には満足している人が5割を超えているようです。

景気回復により有効求人倍率も高水準となり、企業から良い条件の求人が出ることが多くなったことも一つの要因と言えるようです。

不満足に終わった転職者を減らすには?

現状改善や、より良い条件を求めて転職をはじめて、成功している人が半数いる反面、何かしらで不満足に終わっている人もまた半数いるということになります。

今までの転職者から感じた不満の原因を理解し、不満が出る要素をできるだけ排除してから転職することができれば、より多くの人が満足のいく転職ができるはずです。

なかなか難しいことではありますが、転職は人生でも重要な選択です。
出来る限り、転職を成功させる確率を上げていきましょう。

転職先に入社してからわかる妥協できない条件

転職をする際、転職先に求める条件などをある程度決めている人も多いかと思いますが、実はここがずれてしまっていたがために、転職後の不満につながっているケースは少なくありません。

本当は妥協できないことが他にあったのに、別の条件を優先してしまったというミスマッチです。
働いてみないとなかなか実感できない部分でもありますが、自己分析の時点で、自分の潜在的な希望を把握することが重要となります。

また、会社が都合の悪い部分を隠していたなどでも、妥協できない点において不満が発生し、ミスマッチは発生してしまいます。

転職先に入社して間もなく、再度転職を望むような事態は避けたいものです。

では、多くの人がやはり妥協できないと思った要素はどんなことがあるのでしょうか。

給与が下がったこと

やはり、なかなか妥協できない「給与」に関しての不満は多いようです。

給与が下がる経緯は様々。

やっともらえた内定で給与が下がっても妥協して転職した。

(26歳 男性 メーカー)

提示された額が残業代や賞与を満額もらえた場合のケースで、実際に入社したら年収が数十万変わってしまった

(28歳 女性 IT企業)

などのケースもあるようです。

これらは、事前の確認や自分の判断によるところが大きいもの。

なかでも厄介なのは、やりたいことだから大丈夫と思って、給与が下がることを承知で転職したが、やはり不満が強くなってしまったというものです。

「自分のやりたいことを仕事にする」という傾向は近年高まっており、

給与 < やりがい

でもいいからと、転職を始める人が増加しているようですが、実際に働いてみて給与以上のやりがいを感じられなかった場合、給与へ不満が向いてしまうと言います。

こうなってしまう原因は、自分が本当にやりたいことではなかったのか、入社してみたら思い通りに仕事に携われなかったのかのどちらかです。

自分が本当にやりたいことなのかどうかについては、自己分析で自分の潜在的な希望を知ることや、仕事内容の下調べで失敗の確率を0に近づけることはできます。

自己分析の方法については下記の記事を参考にしてみてください。

人間関係・職場の雰囲気

給与と同じくらい不満の理由として上がるのが、人間関係や職場の雰囲気です。

人間関係に対する不満と言っても、仕事には支障のない程度の影響であれば不満とまではいきません。
職場の人間関係にまったく不満がないケースの方が圧倒的に少ないからです。

ですが、それでも多くの人が早期にまた転職を考えるほどの人間関係の問題に直面しています。

職場の雰囲気に関しては、自分が求めていた仕事に対する温度感の違いで居心地の悪さを感じるといった不満が多いようです。

人間関係や職場の雰囲気の失敗談では、

急募の求人枠で入社したら、上司が異常なほどに性格が悪く、入る人みんな長くは続かない事情が判明した

(31歳 女性 事務)

入社した部署で、女の派閥争いみたいなものが激化していて、仕事に支障をきたすレベルだった

(30歳 男性 人材)

熱意をかわれて入社したら、その部署がとにかくやる気のない人ばかりが集まっていて、だらだら仕事をする風潮が蔓延していた

(26歳 男性 商社)

などがあります。

これに関しては、とにかく実際に働く部署の人から気になることを聞き出すなどするしか防ぎようがありません。

人事担当はおそらくそのような実態を把握しており、それで人手が不足している事態をなんとかしようとしている訳ですから、なかなか人事の口から伝えられることはないでしょう。

転職の選考においては、緊張していてなかなか面接官や人事の嘘などを見抜けなかったり、後から考えればおかしいことがあったにもかかわらず、内定をもらってしまうと無意識に見ぬふりをしてしまうようです。

1度じっくり思い返す時間を作ったり、転職候補の会社に関する情報を徹底的に調べましょう。

疑わしい部分などがあれば、第3者の意見を聞いてみることも大切です。

そして、これに関しては転職エージェントがあまりあてにならないケースもあります。
転職エージェントは転職者が紹介した企業に入社することで初めて報酬が発生するため、転職希望者の不安をよそに入社をすすめる担当者もいるのが実情です。

とはいっても、親身になって相談に乗ってくれる信頼できるエージェントであれば、これ以上に頼りになる人はいません。
自分についた担当エージェントが信頼できるかどうか見極めましょう。

仕事内容

かなり重要視する人も多い仕事内容についても、不満が発生しやすいようです。

これに関しては、自分のやりたいこと、好きなことを仕事にしたいと思い、転職を始めた人に多い傾向があります。

仕事内容に関する不満に関しては、

以前から憧れていた仕事に転職。いざ入社してみたら、思い描いていた仕事内容とかなりギャップがあった

(26歳 女性 PR会社)

「最初だけちょっと雑用や事務関係してもらうけど、慣れてきたらこの(求人に記載されていた)仕事をやってもらうことになります」と言われて入社して早1年半。人事がうまくいかず、ちょっと待って待ってと言われ続けてずっと事務や雑用作業。話が違う!

(28歳 女性 ベンチャー)

などがあります。

このような事態を招かないためにも、未経験の職種や異業種に転職する場合は、仕事内容について念入りに調べておきましょう。

1番良いのは、その仕事を実際に経験している人から細かく話を聞くことです。

1日、1週間のスケジュールなどを聞いて、具体的に自分がその仕事に就いたところを想像できるくらいにまで聞いてみてください。

また、入社後の社内の方針が変わって、思わぬ事態になったというケースに関しての対策として、その可能性がどの程度あるのかをある程度質問しておきましょう。

入社後、部署を移動させられる可能性や、入社後のどのようなキャリアを進むことが想定されるかなど、聞き方を工夫しながら、自分が入社した場合の行く末を想定できることが理想です。

意外と大丈夫?転職してみたら妥協できた条件

入社前に、ちょっとここが心配と思いながらも、入社してみたら意外と平気だったなんてパターンもあります。

求人選びでも選択肢が広がる可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。

①業界

「この業界のこの仕事が1番理想」という希望を持って転職を始める人にとっては、なかなか厳しいことかもしれませんが、実は職種の希望さえ叶っていれば、業界を妥協しても満足のいく転職ができたという人も多くいます。

中には、天職かもと思えるくらいにぴったりマッチしたと言う人も。

業界によっては、同じ職種でも求人数にかなり差がある場合もあります。
こだわりすぎてなかなか転職できない・・・

そんなときは1度検討してみてはいかがでしょうか?

②残業

いわゆるブラック企業によくあるような残業時間については、なかなか体力的にもきついものがありますが、1日1時間~2時間程度、月に20時間~40時間程度の残業であれば、思ったほど負担にならないという意見もよく聞かれます。

また、残業代手当がしっかり出る会社であれば、しっかり残業した月はその分収入となります。

残業については、企業や職種によっては毎日は発生しない場合もあるので、残業で選択肢を狭めている場合は少し範囲を広げてみても良いかもしれません。

③待遇や福利厚生

これは耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、給料ややりがいのある仕事に就けるのであれば、待遇や福利厚生はそれほど気にならなくなってくるようです。

友人から、会社の好待遇について聞かされるとやっぱりつらいと言う意見もありますが、それ以上のものを自分が得ていると思うことができれば1番自分を納得させやすい要素ともいえます。

なるべく長く務めるために大事な○○のこと

会社に長く勤められる要因はどのようなことがあるか、思い浮かびますか?

転職の頻度は多いほど、在職期間は短いほど、その理由について人事や面接官から聞かれることになります。
自分の安易な判断が招いた早期転職は、なかなか言い逃れも難しいものです。

個人の能力にもよりますが、最低でも1年、次のステップに進むまでの2年3年、またはそれ以上、その会社で仕事を続けていける環境をできれば選択したいですよね。

転職希望者それぞれ、転職の目的もさまざまではありますが、転職して早々に転職を検討せざるを得ないような状況を避けるために、いったいどのようなことを気を付けるべきなのでしょうか?

会社の安定

会社の安定や未来を判断するのは、長い歴史ある企業が急に倒産することもある昨今ではなかなか難しいものがあります。
ですが、常に経済や世の中の動きに目を向けていれば、多少なり今後も未来のある業界なのかサービスなのか、商品なのかがわかるはずです。

情報に強い弱いで、大きく勝敗が分かれる現代だからこそ、常に情報を得ることを意識しておくことが大切です。

やりがいがある

人が仕事にやりがいを感じるポイントはそれぞれ違いますが、やりがいを感じられない仕事ではなかなか仕事に対するモチベーションを保つことができません。

自分のモチベーションにダイレクトに影響する”やりがい”についても1度考えてみてください。

人間関係が良好である

人間関係は割り切ってしまえば、問題ない・・と考える人も多いようですが、実は仕事や成果を上げるにもダイレクトに影響が出てくる部分です。

チームワークが必要な仕事ではもちろん、職場が良好な人間関係を築けている居心地の良い職場は、長く勤められる最大の要素ともいえます。

満足な給料(地位)をもらえている

些細な不満に対しては、ある程度の給料やポジション、会社のネームバリューなどがあれば我慢できるという声は非常に多くあります。

家庭を持っている人は特に、満足な給料のおかげで仕事が続けられていると言う人は多いようです。

転職先に本当に必要なこと

せっかくの転職の機会。
叶えたい希望も自然と多くなってしまいますよね。

ですが、転職先に求める条件が多いほど、軸がブレやすく、なかなか転職先が決まらない、または見かけの良い会社に転職してしまうなどの事態を招いてしまう可能性があります。

今回紹介した失敗談などをもとに、今一度転職に必要な条件を考えてみてください。

また、自分にとっての最上な転職は一人ではなかなか実現できるものではありません。
頼れる人は頼って、第3者の意見なども参考にしながら、後悔のない転職を目指しましょう。

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転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを毎回研究所に持ってくる。

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