書類選考通過を劇的にアップする職務経歴書の自己PRの書き方

2016.10.7 公開 | 2017.4.28 更新

Corporate Management Strategy Solution Branding Concept

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

「職務経歴書の自己PR欄って何を書けばよいのでしょうか?」
これは転職希望者の方から、よく質問される内容です。

職務経歴書は自身の経歴を記入するために、ある程度フォーマット化されていますので書きやすいですが、最後に急に出てくる自己PR部分に苦戦してしまう転職希望者も多いようです。

しかし、職務経歴書は転職希望企業との面接を獲得するための大事なマッチングツールです。

特に自己PR欄は他のフォーマット化された部分とは違い、自分自身の魅力を自由に表現することのできる部分になります。

この職務経歴書の自己PR欄を有効活用することで、他のライバル達に差をつけることが出来るのではないでしょうか?

今回は、書類選考の通過率をUPさせるための自己PR欄の書き方をわかりやすく解説します。

職務経歴書の自己PR欄って本当に必要なの?

読者の皆様は、なぜ職務経歴書の自己PR欄が必要かご存知でしょうか?

これが分からないと、そもそも書けませんよね。
では、職務経歴書の中での自己PR欄が必要な理由を紹介していきます。

転職希望者の“強み”が分かりやすい

職務経歴書の中の職歴を見ているだけでは、転職希望者のスキルが企業にとってどう活かされるのかまでは確認できません。

自身が培ってきたスキルを転職希望企業でどのように発揮できるのかを事前に確認できるのは、職務経歴書の自己PR欄だけといっても過言ではないのです。

転職希望者の“企業理解度”が確認できる

事前に企業理解度を示すことができるのも自己PR欄だけですよね。

「この転職希望者はどこまで自社のことを理解してくれているのだろうか?」

この様な疑問に答えることで、募集要項とマッチしている人材かどうかを判断できるポイントになっています。

文章から“人間性”が確認できる

職歴だけでは、ただの事務的な書類です。
それに比べ自由記述の自己PR欄は、本人が企業へ伝えたい「コアメッセージ」をしっかりと「編集」した文章であるため、文章から転職希望者の人間性が見えてきます。

例えば、その人の企業志望度などを感じさせることができるのも、職務経歴書の自己PR欄が重要になってくるでしょう。

この、

  • 強み
  • 企業理解度
  • 人間性

を伝えることで、企業の採用担当者に「この人に会いたい!」と思わせることが狙いになります。

だからこそ、フォーマット化された職歴部分だけでなく、自由記述の自己PR欄が必要になってくるわけです。

大切なのは「この人に会いたい!」と思わせることです。
これを念頭に置き魅力的な自己PR欄の書き方を考えていきましょう!

自己PR欄の正しい書き方:基本編

職務経歴書の自己PR欄は、先ほどご説明したとおり、職歴では表現できない転職希望者の強みや人間性を伝え、企業の採用担当者に「この人に会ってみたい!」と思わせるための項目です。

そのために、最低限押さえておくべき自己PRの基本を紹介していきましょう。

「読まれなかったら意味がない!」基本中の基本“読みやすさ”

採用担当者も日々多くの職務経歴書に目を通しています。

そのためパッと見で読みづらいと感じられたら、おしまいです。
いかに採用担当者に読みやすいと感じさせるかがポイントになります。

特に基本となるのは、文字サイズと行数。

文字サイズはPCなら一般的に10ポイント前後、行数も10行以内にまとめることで、パッと見の読みやすさを印象つける最低限のラインになります。

あまりにも長文の自己PR欄は行き過ぎた熱意として、マイナスの印象をあたえますので注意しましょう。

「虚栄心や上から目線の文章」はマイナス印象のみ

企業理解度をアピールしようとするあまり、つい自分を大きく見せたり、企業評論をしてしまう自己PR欄をたまに見かけます。
これは採用担当者にとって大きくマイナスの印象をあたえますので、要注意です。

日常生活で、まだ会ったこともない人から自分自身に関して評論されたら、「何もわかってないくせに!」と思いますよね。

せっかくのアピールも「浅はかな自己PR欄」として終わってしまうのは避けたいもの。
簡潔で要点を得た文章を書くように注意しましょう。

主張の根拠となる具体的にを盛り込む

職務経歴書の自己PR欄の狙いは「この人に会いたい!」と思わせることです。

つまり、採用担当者を納得させ、動かすことです。そのためには、主張の根拠となる事実が必要になります。

事実がなければ、どんな主張も曖昧になってしまいますよね。
データ、事例、エピソード・・・あなたの主張を証明するあらゆる材料を用意して、最適なものをアピールしましょう。

また、なるべく”数字”を使用したり、独自性のあるエピソードを使用することで具体的に、かつ印象的になるよう意識してみてください。

これら3つの項目は基本中の基本になります。

つまり、最低限“読んでもらえる”自己PR欄になるベーススキルと言えるでしょう。

次のステップではこのベーススキルを応用することで、より採用担当者の心に刺さる自己PR欄にするための手法を説明していきます。

自己PR欄の正しい書き方:応用編

もし読者の皆様が転職希望者でなく、採用担当者だとしたら何が知りたいですか?
この短い文章の中で、何を言われたら「この人に会いたい!」と思いますか?

難しく考えずに、シンプルに答えを出すと、
「転職希望者が自身の強みを、企業の募集職種でどう活かす事ができるか」
になるはずです。

この切り口であれば、採用担当者も実際にあって事実確認をしてみたいと感じてくれるはずです。
自己PR欄を書くのが苦手という方にもおすすめの切り口になりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

では切り口が決まったところで、どのように編集をしていくかがポイントになります。
ここでは、コアメッセージの決定から本文構成までをステップに沿って説明したいと思います。

ステップ1:コアメッセージの決定

コアメッセージとは自己PR欄のタイトルとなる部分になります。
自身のスキルが企業にとってどう活かせるのかを簡潔にまとめたタイトルを検討してみましょう。

ここでとくに重要なのが、自身の魅力と採用職種で求められることの親和性がどれだけ高いかを表現できているか?になります。

このポイントを意識して企業に一番伝えたいコアメッセージを作成しましょう。

ステップ2:本文構成:実績の説明

コアメッセージを決定後、本文構成へと進みます。

本文では、一番伝えたいコアメッセージを説明できる仕事の実績を決定しましょう。
実績の説明では仕事の内容と結果という流れで、自身の魅力が成果に結びついていることを説明することも重要になります。

ステップ3:本文構成:獲得スキルと提供価値の説明

この経験からどのようなスキルを得たのか?を明確に定義し、そのスキルを活かしどう企業に貢献できるのかまでを分かりやすく伝えましょう。

この3つのステップに沿った自己PR欄の構成であれば、採用担当者に、「以前の職歴からどんな実績を出し」「どんなスキルを得て」「自社にどう貢献できるか」を分かりやすく伝えることが可能になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

例文から解説する、良い例と悪い例

それでは、自己PR欄の効果的な書き方が理解できたところで、実際の例文をもとに、良い例と悪い例を解説していきます。
例文から読者の皆様も推敲してみましょう!

コアメッセージが明確な良い例

【高い目標を達成する自己マネジメント力】

『前職では新卒から3年間、広告営業として新規開拓を中心に経験を積んできました。
その中でこだわっていたのは、「毎月必ず50件のアポに行く」ということです。
2年目以降は毎月達成していたのですが、そのために目標から週毎、日毎、時間毎の行動を逆算し、そのスケジュール通り自分をマネジメントしてきました。
高い目標を設定し、それを実現させるスキルには自信があります。
この経験を活かして、貴社でも営業職として事業拡大に貢献したいと考えております。』

こちらの自己PRは、コアメッセージがわかりやすく、かつ「経験・結果・スキル・貢献できること」の順に書かれています。

数字も有効的に使用しており、志望する企業が新規顧客の拡大を担う営業マンを求めていれば、「面接で会ってみたい」と思わせる内容ですね。

このように、「伝えたいことが明確であること」「論理的に書かれていること」を満たしていれば、良い自己PRであると言えます。

自身の言いたいことだけに終始した悪い例

【様々な業界のクライアントを担当し、コミュニケーション力が磨かれた】

『前職では採用メディアの広告営業として、IT業界・金融業界・エンターテイメント業界と様々な業界のクライアントを担当しておりました。
業界よっては、求められる期待値や要望も全く違うものになりますので、そのクライアントにあったコミュニケーションが必要になります。
そのため、業界毎で知見をリスト化しチームで理解度を深める工夫を行うことでコミュニケーションを円滑に進めてきました。
この様な経験を活かして、貴社の新規開拓部署でも事業拡大に貢献したいと考えております。』

こちらの自己PRは自身の魅力と採用職種で求められることの親和性をうまく伝えられていない悪い事例になります。

NG部分を箇条書きにすると、

  • 仕事の実績が具体的でない
  • 結果がわからない
  • どう企業に貢献できるかが不明

となります。

コミュニケーション力が強いことをアピールしすぎて、肝心の具体的な内容が全くないことが問題になります。

さらに、得たスキルのみがコアメッセージになっており、実際の希望企業が求めることとの親和性がタイトルから読み取れません。

どうでしょうか?

このように例文を見ながら良し悪しを判断すると、良いポイントと悪いポイントが分かりますよね。
読者の皆様も悪い例にならないように、一度書いたものを「自己PR欄の正しい書き方」に沿って推敲すると良いでしょう。

職務経歴書の自己PR欄は自分のキャッチフレーズ

職務経歴書の自己PR欄の正しい書き方をご紹介しましたがどうでしたか?
冒頭でも説明しましたが、職務経歴書は転職希望企業との面接を獲得するための唯一のマッチングツールです。

特に自己PR欄は他のフォーマット化された部分とは違い、自分自身の魅力を自由に表現することのできる部分になります。

だからこそ、しっかりと自分自身でしっかりと考えて、書きましょう。

間違っても今回紹介した例文を転用するなどはしないでください。
採用担当者は簡単に見破りますし、自己PR欄は皆様のキャッチフレーズみたいなものです。
面接で必ず質問される内容ですので、丁寧に思いを込めることが重要です。

では、書類選考が通過するための自己PR欄に早速チャレンジしてみてください!

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