今が転職どき?2016年度後半の転職市場業界・職種別情報

2016.8.12 公開 | 2017.5.17 更新

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 *記事内容*

  • 全体の転職市場について
  • 第2新卒の転職市場
  • 盛り上がっている職種、業界
  • 人気職種の転職市場動向

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

転職を考えている方は、転職の市場が今どうなっているのか、気になりますよね。
転職に関心がある方なら、うっすらと、転職市場が盛り上がっているようなことを耳にしているかもしれません。

今回は2016年の転職市場動向と、転職タイミングの見極めについてお話します。

2016年転職市場は好調に推移

転職の市場も、景気などにより大きく影響を受けます。

100年に1度と呼ばれた2008年に起きた金融危機、リーマンショックにより日本も大きな影響を受け、同時に転職市場も冷え込みました。

そのリーマンショックの影響を受け、2010年~2013年は就職率も大きくポイントが下がり、バブル崩壊後以来の就職氷河期再来となりました。

ですが、近年景気が回復してきたことにより、2014年頃からは就職率も回復し転職市場も好調となっているようです。

第2新卒求人枠が増加中

2016年度3月卒業者の求人倍率は前年比1.28ポイント増の1.73倍でした。

求人倍率が上昇傾向にあることで、求人に対して就職希望者が不足気味になっています。
そのため、各企業の新卒採用に不足が出ており、その不足分を第2新卒で埋める動きが活発になっているのです。

社会人マナーをある程度身に着けた段階での第2新卒枠の求人や、企業とのミスマッチにより早々に転職を希望する第2新卒も応募可能な求人などがあります。

景気回復による転職市場の盛り上がり

先ほど、求人倍率に対して、就職希望者が不足気味ということをお伝えしました。
その人材不足感は大企業ほど強く、絶対数が不足していることだけでなく、組織拡大などのポジティブな背景も関係しています。

サービスが拡大できるということは、さらに企業の成長が望める状態にあるため、余裕があるということです。

教育体制がある企業であれば、多少スキルが応募資格に満たない場合でも希望があるかもしれません。

転職希望者は、そういった求人を出している大企業を中心に探してみることもひとつの手です。

注目のエンジニア職の転職市場はまだまだ盛り上がる

IT・通信

業界が盛り上がり続けているIT・通信は、求人数も上り調子。
特にエンジニアはどこも不足が続いている状態で、教育体制がある企業では、エンジニアを育てることにも注力しています。

ビジネスの効率化や最新のテクノロジーに対応していくために、ITの力なしでは成り立たないことが多くなってきた今、IT系の人材は重宝され、今後も高い需要があると考えられます。

積極的に人材確保に取り組んでいる企業が多いので、転職市場を底上げしている業界のひとつです。

電気・機械

IT業界と同じく、こちらも開発系のエンジニアが転職には強くなっています。

自動車部品、完成車、産業装置、電子部品、半導体などのメーカーは、求人ニーズが高くなっているようです。

化学・食品・化粧品

化学系のエンジニアの募集求人枠は増減の要素は特にありませんが、求人ニーズが高い業界です。
同業他社との差別化を図るために、自社にない新しい技術を求めて求人募集をかける企業が多くあります。

医療・介護・福祉業界は長期的に人材ニーズが高い

景気に左右されにくい医療・介護・福祉業界ですが、今後の見通しでは深刻な人材不足が懸念されています。

2025年までには800万人もの団塊の世代が75歳を迎え、それに対して250万人近くの介護職員が必要となります。

そのため、求人募集枠も多く、転職市場も長期的に上昇傾向が予想される業界です。

多くの施設でヘルパーや介護福祉士、ケアマネージャー、看護師などが人材確保に乗り出しています。

この業界は、資格・経験があるほど有利にもなりますが、慢性的な人材不足という背景もあるため、未経験可の求人も少なからず登場しています。
未経験の方は以下の資格が有利であることを頭に入れておいてください。

・保健師
・看護師
・ケアマネージャー
・介護福祉士
・社会福祉士

建設・土木・製造業界の求人ニーズは今後も高水準

建築・土木・製造業界の転職市場は上昇傾向にあります。
厚生労働省の調査によると、2016年6月時点での求人倍率は以下のようになっています。

建設4.33倍
土木3.74倍
生産工程1.76倍

求人倍率が1倍以上となっている背景には、東日本大震災などの災害による復興需要や、公共事業への投資再開、都市部のマンション建設ラッシュによる建築・土木業界の需要の高まりがあります。

さらに、1960年代の高度成長期に整備されたインフラの老朽化が激しく、補修工事なども多くなっていることも大きく影響しています。

金融業界は証券や投資信託の求人ニーズが高め

低金利からマイナス金利へと移行されたことにより、金融市場の不透明感が増し、投資を意識する人が増えてきています。

そのため、各銀行各社は業績が落ち込むことはなくとも、新規求人の増加可能性は低いとされており、逆に証券会社や投資信託がこのチャンスを逃すまいと求人数を増やして人材数を確保する動きがあるようです。

職種別転職市場動向

人事・経理・法務

人事、経理、法務系の転職市場は特に増減要素がないとみられています。
基本的なスキルだけでなく、企業の成長に貢献度の高い提案ができる、または成長に携わった経験がある人材にニーズがあるようです。

経営企画、管理部門については、ベテラン社員の退職などによる欠員を補充するため、管理職を育てたい企業も増えているそう。
ある程度の経験を持ち、これから管理職を目指していきたい転職希望者は、そういった募集を探してみるのが良さそうです。

事務系

求人が多く感じられる事務系ですが、常に希望求職者が多い職種でもあるため、ねらい目とはいえません。
厚生労働省の調査による2016年6月時点の求人倍率は以下のようになっています。

・事務的職業全体:0.67倍
・一般事務:0.53倍
・営業/販売関連事務:1.17倍
・生産関連事務:2.33倍

事務・一般事務職は3から2人に1人の割合となっており、厳しい状況が続いているようです。
転職を希望する場合は、一般事務だけにとどまらない幅広い経験やスキルがあればあるほど有利と言えます。

一方で、事務+サポート業務が含まれる営業や販売関連の事務や、生産関連の事務職になると求人倍率は倍以上になっています。

さらに、全体の求人倍率の高水準と、ここ数年の新卒採用のスタート時期が度々変更されていることにより、各企業の人事採用担当者が早めの人材確保で戦争状態にあるため、短期決戦のための人事サポート事務の求人数も増加傾向にあります。

企画・マーケティング

課題解決に向けて常に需要の高い職種になるため、普段から求人が一定数ありますが、景気が好調なのもあって多少求人ニーズも上昇傾向にあります。

分析能力と、解決策の落とし込み方が重視される職種のため、ある程度の経験は必要とされます。

販売・サービス

慢性的な人材不足が顕著な職種にはなりますが、飲食業界では景気回復を背景に市場規模も拡大し、求人ニーズも高まっています。

厚生労働省の調査によると、2016年6月時点の新規求人倍率は、

・販売の職業:2.53倍
・飲食物調理の職業:3.94倍
・接客・給仕の職業:4.46倍

と高水準になっています。

販売・サービス職の転職市場は、各企業の業績によって求人ニーズに差が大きくでてしまうため、一概には言えませんが、行きたい企業が選びやすいといっても良いかもしれません。

編集・クリエイター

もともと求人倍率の低い職種ですが、こちらも景気回復を受けて人材ニーズも高まっているようです。
厚生労働省の調査による2016年6月時点のその他の専門的職業の新規求人倍率は、1.40倍。

経験やスキルにもよりますが、求人広告を作成できるライターやデザイナー職、Webコンテンツ制作ができ、かつSEO知識のある人材のニーズが高まっている傾向にあります。

いかがでしたか?
転職市場動向をみて、転職業界や職種を検討してみることも大切です。
転職市場が盛り上がっている今のうちに、ぜひ転職を成功させてください!
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転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを毎回研究所に持ってくる。

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