転職回数と成功率の真実!人事の本音と内定を勝ち取る対策

2016.12.19 公開 | 2017.5.1 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

現在、みなさんは何社目にお勤めでしょうか?
次の転職は、何回目でしょうか?

「転職回数」が多い方は、転職に不利になるのか気になるところだと思います。
「3回を超える転職は不利」という話はよく聞きますが、「10回以上転職しているけど成功した」という声もあります。

果たして、実際の現場ではどのように判断されるのでしょうか?

今回は、「転職回数とそれに伴う対策」について、解説していこうと思います。

転職回数が多いと不利になる?

所長、友達が転職を考えているそうなんですが、そいつ、次の転職で5回目なんです。
ほう。
鈴木さんと同じ20代だと考えると、多い方だね。
やっぱり多いですよね?
これって、志望先の会社への印象はマイナスになっちゃうんでしょうか?
半分正解で、半分不正解、といったところかな。
転職回数が多いこととその人の能力や耐性が全てリンクするわけではないですが、参考基準と考える人事の方は多いですね。
そうだね。
転職回数が多いことで悲観することはない。
ただ、「回数が多いからこその戦い方」は考えないといけないかもしれないね。

それを知るにあたって、まずは転職回数の実態について見ていこう。

お願いします!

データで見る「みんなの転職回数」

年代別 転職回数

参考:「第19回 転職回数と転職する理由

まずは、みんながどれくらい転職しているかのデータを見てみよう。

全体平均では、「転職経験なし」「1回」「2回」が20%ずつ、「3回」が15%、「4回」が10%弱であとは5回以上という感じだな。
年代別で見ると、20代はやはり「転職経験なし」が65%と多く、30代になると8割以上が転職を経験し、40代になると転職2回以上の割合も多くなる。

20代はやっぱり転職回数が少ないけど、なんだかんだどこかでみんな転職してるんですね。

転職回数と成功率との関係

転職回数と成功率

参考:「年齢別転職回数と成功率
※調査対象2013年

次は、転職回数とその成功率との関係性を見ていこう。

このデータからは、多くの年代で転職回数が増えるほど成功率が落ちるという相関関係が見て取れる。
ただし、35歳以上で転職2回目(3社目)のみ、初めての転職よりも成功率が高くなっている。

うーん、やっぱり転職回数が多いのは不利なのかなあ・・・?

年齢によって適切な転職回数はある?

一般的には「20代は2回まで、30代は3回まで、40代は5回まで」という意見が多いな。

上記した転職回数と成功率の関係を見ても、この転職回数を超えてくるようだと成功率は下がってしまう。
あくまで一般論ではあるが、全く気にしなくて大丈夫とは言えないかもしれないな。

そうなんですね・・・。

人事は転職回数をどう見ている?

では、人事の視点から「転職回数」をどう捉えているかについて解説していこう。
これをしっかり理解しておけば、履歴書や面接の対策にも活かすことができるから、しっかりと読むことをおすすめする。

人事は何回目の転職から「気になる」と感じるのか?

転職回数別 人事が気にする割合

参考:リクナビネクスト「転職回数が多いと不利ですか…?画像①」

まずは転職回数が何回目から気になるかというアンケート結果を見てほしい。

最も多かったのが「3回目」だな。
これが示していることは、「3回目以上の転職になると、なぜこの回数転職したのかその理由が気になる」ということだ。

「我慢がきなかい人なのだろうか?」「飽きっぽい性格なのだろうか?」など、どちらかというとネガティブなイメージとして捉える人事も多いな。

実際、「転職回数が何回あったら、履歴書の段階で足切りする」という基準を設定している会社も多い。

もちろん転職者の年齢にもよりますが、特に20代で3回目以上だと、気になる会社は多いかもしれないですね。

転職回数だけではなく、勤続年数も気にするポイント

また、回数と同じくらい重要なのが「勤続年数」だ。
基準は「3年以上」。

転職回数が多く、勤続年数もどれも1年未満・・・となると、不利な印象を与えてしまう可能性は高い。

例えば新卒で入った会社に5年勤めた後、転職先は半年で辞めたという経歴なら、「転職先が合わなかっただけで、ストレス耐性がないわけではないのかな」と思ってもらえるだろうが、どこも半年しか続いていない、となると不安を与えてしまうだろう。

確かに、そう思われるのが普通ですよね。

会社の業種や規模によって意見は分かれる

業界、規模別 人事が転職回数を気にする割合

参考:リクナビネクスト「転職回数が多いと不利ですか…?画像③」

ただ、押さえておきたいのが、転職回数が多いことを気にする/気にしないは、その会社の業種や規模、あるいは人事の考え方によって差があるということだ。
以下のデータを見てほしい。

3回の転職歴がある人を採用したことがあるのが30.6%、それ以上も4回は23.5%、5回は22.4%と多いことがわかるだろう。

必ずしも3回以上の転職がNGというわけではなく、あくまで転職者の能力やスキル、熱意によってしっかり判断している会社や人事も数多くあるというのは理解したいところだ。

転職回数はあくまでその人の経歴の一部だということですね!

こんな会社なら転職回数を気にせず志望できる

そこで、特に転職先の業種などがある程度絞れている人は、その業種が転職回数をあまり気にしないのかどうかを知っておくといいだろう。

以下、どんな会社が転職回数を気にしない傾向にあるかをまとめてみた。

  • 国内系より外資系→特にアメリカは転職回数で判断する文化がない
  • 大手よりベンチャー→大手の、特に堅めのメーカーなどはまだ終身雇用の思想が残っているところが多い。ベンチャーは人の流動性が活発
  • クリエイティブ系、技術系→多様なスキルと経験を必要とする職種は、むしろ転職回数の多さをプラスと捉えることも多い

これらの条件に当てはまる会社であれば、転職回数が多くてもマイナスからのスタートではない可能性が高いな。

なるほど、むしろプラスと捉えられるケースもあるんですね!
以上のような傾向の会社が全て転職回数を気にしないわけではないし、逆に大手でも気にしない、という人事もいる。

個々の状況についてはなかなか自分で調べるのは難しいだろうから、転職エージェントに相談するなど対策をしよう。

これを知っているか知らないかでは大きな差が出ると思うので、なるべく早い段階で情報をキャッチしたいところですね。

転職回数が多いからこそ出せるアピールポイントとは?

さて、最後に転職回数が多い人のやるべき対策について解説しよう。

まず、転職回数が多いことで得られたことをアピールポイントとすることが大事だ。

転職回数が多い=忍耐できない、ではなく、転職回数が多い=多くの会社で経験を積んだ=多様なスキルを持っている、と印象づけるためだね。

「転職をすることでうまくキャリアアップして、それぞれの場で成果を挙げてきた」ことをアピールできれば、履歴書や職務経歴書、面接でもプラスに作用するはずだ。

そう言われると、何か経験豊富で頼りになる感じが出ますね!

転職回数が多い人の履歴書・職務経歴書の書き方注意点

次に、具体的に履歴書や職務経歴書をどのように書けばいいかを解説しよう。
大前提として守ってほしいのが、「職歴は全て書く」ことだ。

転職回数が多いと不利になりそうだから少な目に書こう、という気持ちもわからなくはないが、嘘を書いても調査されれば簡単にバレてしまうもの。

そうなればどんなに面接で好印象でも、確実に不採用となってしまう。

詐称はダメ、絶対!ですね!
その大前提を守った上で、前項で触れた「転職回数が多いからこそのアピールポイント」を上手く盛り込むといいだろう。

例えば、
新卒で入った会社で様々な業界に営業した

その中でも特にIT業界に興味を持ち、幅広い知識を身に着けるためにメガベンチャーに転職

自分で新たなサービスを作りたいと考えてベンチャーに転職

新しいサービス起ち上げを経験したことで、ITとリアルビジネスを結びつけることに魅力を感じ、貴社のマーケティング職で経験を活かしたい

といった流れだと、全ての転職にきちんとした理由があり、チャレンジ精神の旺盛な人だと印象づけられるよね。

目的が明確なことがわかりますね!

転職回数が多い人の面接対策

最後に、面接対策だ。
転職回数が多いと、必ず聞かれるのがその理由。

「忍耐力がないから」「飽きっぽいから」転職を繰り返しているのではないか、と人事は不安を感じてしまうからね。

ここでも、考え方は履歴書や職務経歴書と同じ。

あくまでステップアップやチャレンジの手段として転職をしたのであって、自分自身に不安を感じる必要はありませんよ、ということを上手く伝えていこう。

したがって、

  • それぞれの転職における目的
  • 今までの転職全体を俯瞰して、どんなキャリアビジョンでアクションしてきたか

をしっかりと答えられる準備をすることが大事だな!

一貫性が大事、ということですね!
本日の記事は以上だ。

転職回数が多いことは、必ずしも不利になるわけではない。

それをプラスに変えることを意識して、転職活動に臨んでくれ!

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転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを毎回研究所に持ってくる。

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