2017年転職するなら早めが吉!最新の転職市場動向

2017.1.5 公開 | 2017.5.1 更新

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こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

みなさんは転職を考えるとき、「転職市場」のことを意識したことはありますか?

転職の成功を左右する要因として、もちろんみなさんの経験やスキル、コミュニケーション力は大事です。

しかし、「転職市場」つまり「今が転職しやすい状況なのか」も、みなさん個人の能力と同じくらい大きな要因となるものなのです。

これを意識するかどうかで、結果が大きく変わると言っても過言ではないでしょう。
良くないかもしれない。

今回は、「2017年の転職市場動向」について、解説していこうと思います。

いつ転職するのがベストか迷っている?

いや~、なかなか転職する踏ん切りがつかないなあ。
鈴木さん、どうしてだい?
なんて言うか、今の会社もいいところはたくさんあるし、転職しても今より状況がよくなるとも限らないじゃないですか?
そんなこと言ってる人って、いつまでも動き出さないんですよね。
うるさいなあ!おれだっていろいろ考えてんだよ。
ワッハッハ!
まあまあ、ふたりとも。
転職した方がいいのかしない方がいいのか、これはわからないところが多いものだ。

でも、社会状況や環境の変化によって転職した方がいい時期、転職しやすい時期があることは知っているかな?

え、そんなのがあるんですか・・・?
うん、経済、法律、テクノロジーの進化など様々な外的環境を受けて、「転職市場」は日々変化していくものだからね。

2017年の転職市場予測

転職市場の変化?
お、興味があるみたいだね?
それでは、2017年の転職市場について、いろんな観点からその予測を見ていこう。
よろしくお願いします!

影響する要因は多岐に渡る

まずは経済の影響からだ。
2016年はアベノミクスの影響で所得が上昇したことで内需が増加、その結果企業も売り上げが伸び、人材への投資も増えるという好循環だった。

しかし、2017年は前年と比較して経済の失速が予想されていて、それに伴い転職市場も昨年ほどの盛り上がりを見せないだろうと言われている。

市場が小さくなると、転職も不利になりますね・・・。
それだけではなく、業績悪化した企業は解雇に踏み切る可能性もあります。
次は法律の観点から見てみよう。
注目すべきは、近いうちに成立すると言われている「解雇の金銭解決制度」に関する法案だ。

これは、解雇(使用者からの雇用契約解消)された労働者と会社間の裁判で不当解雇(解雇するのに正当な理由が無い)となった場合、会社が労働者に対してお金を払うことで解雇できる制度だ。

この制度が成立すると、会社側が従来よりも解雇をしやすい状況が生まれるという声もある。

ひええ、そんな恐ろしい制度が・・・。
もちろんこれは、労働者サイドにとっても、「不当解雇という結論が出ても、裁判で争ってまで揉めた会社に戻るのは気まずい。だったらお金を貰って転職した方がいい」といったメリットもある。

そして、この制度の主な対象とされるのはコストの高い中高年と言われているから、20代~30代ならそんなに気にすることはないかもしれない。

ただ、今までよりも解雇リスクは高まるのは事実だから、不況になって解雇が増えると、転職市場は買い手市場(企業優位)になるだろうな。

むう、そうなると容易に転職はできなさそうですね。
最後にテクノロジーの進化から転職市場を予想してみよう。

近年、IT分野を中心に新規テクノロジーが急成長しているのは周知の通りだろう。
これによって、「新たな職種が生まれる」ことが予想される。

人材需要が増える、と捉えることもできるが、ことはそう簡単ではない。
新しい職種に対応できる人材が少なく需要に追い付かないことで、人材のミスマッチが生まれるリスクがあるんだ。

つまり、新しい仕事は生まれるが、それをできる人が少なすぎて、結局その職に就ける人は限られてしまう、ということだね。

人工知能や自動運転などの分野で人材需要が高まると予想されています。

2016年と比較すると不調傾向?

「DODA」の「転職市場予測 2016下半期」を見てみよう。

11分野のうち4分野が「緩やかな上昇」、残り7分野が「横ばい」となっている。
上半期はこれよりも活況だったようで、全体的に2016年は転職市場が活況で、売り手市場だったと言える。

アベノミクスによる景気の上昇や東京オリンピックを見据えた投資などが要因だね。

2016年は調子が良かったんですね。
2017年は、前年に比べると景気の落ち込みが予想されているので、それに伴い転職市場も落ち着きを見せる可能性が高い。

徐々に買い手市場に移行し、2016年に比べると転職は「厳しい」様相を見せそうだ。

経済や先に挙げた法律がどうなるかまだ不透明な状況なので一概に言えませんが、一般的には転職希望者不利になると言われていますね。

2017年の転職を考えているならやるべきこと

なんだか、あまり明るいニュースが無い感じなんですね・・・。
確かに、昨年と比べると見通しは良くないかもしれない。

だからこそ、今転職を考えている人は、2016年からの活況がまだ残っている早い段階で転職することや、状況が悪くなっても対応できる準備をしっかりすることが求められるだろう。

スピード感と綿密な準備ってことですね!

早めに「いつまでに転職を終えるのか?」を決める

その通り!
具体的にやるべきことは4つ。
まず1つは、「転職活動のスケジューリング」だ。

それも、「いつからスタートするか」から決めるのではなく、「いつまでに終えるのか?」から決めよう。

時間が過ぎるほど、転職市場が厳しくなる可能性があるので、例えば「4月までには決める」などゴールの時期を明確にするべきだな!

そこから逆算して、「いつスタートするか?」「いつまでに希望の業種・職種を決めるか?」「いつまでに応募するか?」「いつまでに面接したいか?」など具体的なプランを決めていこう。

わかりました!

転職しやすい業種・職種の情報を集める

2つめは、「どの業種や職種が需要が高く、転職しやすいかを知る」だ。

全体の市場が転職希望者不利になったとしても、業種や職種によっては比較的転職しやすいということはある。

具体的に、どんな業種や職種がよさそうなんでしょうか?
業種であればオリンピック需要が見込まれる建設関係・不動産関係が今後転職市場も活況になることが予想される。

IT関係は新テクノロジーの進化が目ざましいので、スキルに自信があるならおすすめだ。

職種でいうと、IT系の知識やスキルの高い営業など、複合的な要素を必要とする人材は重宝される。
他にも、医療系の専門職など、安定していて人材不足の職種は比較的需要が高い。

なるほど、でもどれも何だか知識やスキルが必要っぽいですね・・・。
若い方であれば、これからスキルを身に着けても間に合うと思うので、今後需要の高くなりそうな業種や職種を意識したキャリアプランを考えるといいですね。
また、解雇の金銭解決制度が成立される前に「安定した業種」「これから先需要が高そうな職種」など、解雇対象となりにくい会社に転職するのはリスクヘッジとなるだろう。

特に今働いている会社の業績が伸び悩んでいる、不安定な業界といった状況であれば、早めの転職を検討したほうがいいかもしれない。

そういう考え方もあるのか!

履歴書・職務経歴書や面接の受け答えの質を高める

3つめは、当たり前のことだが「人事に好印象を与えるプレゼンテーションを磨く」ということ。

面接だけではなく、履歴書や職務経歴書の書き方も、事前準備や企業の研究をしっかりとやることでその質を高めていこう。

具体的には、

などを読んでしっかりと対策をしよう!

従来よりもこれらの対策を十分やる必要があるということですね!

自分ひとりではできないことは、転職エージェントに相談を

最後の4つめは、「転職エージェントを上手く活用する」ことだ。
転職活動のスケジューリングにしても、面接対策にしてもプロの手を借りた方が効率的だ。

特に、現在の転職市場がどうなっているか、志望する業界や企業はどうか、といった知識はひとりで調べるのも限界があるので、エージェントを頼るべきだ。

業種・職種をまだ絞りきれていない人であればリクルートエージェントやマイナビエージェントなどの大手総合エージェントがおすすめだ。

逆に絞れていれば、専門エージェントがあればそちらのほうがいいだろう。

どちらにしても、複数のエージェントに登録することで、多角的で幅広い知識やノウハウを得られるようにしよう。

確かに、ひとりだと限界がありますもんね!

競争が激化するからこそ、10年先を見据えた選択を

いや~、転職市場の変化に転職活動の結果が左右されるなんて目からウロコでした。
転職活動に限らず、仕事だって、なんなら恋愛などのプライベートだって、全ては「自分」と「環境」双方の要因が絡み合ってうまくいったりいかなかったりするものだ。

だからこそ、「自分のスキルを高めること」と「今の環境で最適なアクションを起こすこと」のどちらも大事なことだよね。

2017年は、何度も言うように今までよりも転職活動をするのに厳しい状況になると予想される。
だから動くなら早めにという意識はもちろん大事だ。

世の中の変化に敏感でいること

しかし、もう1歩先を考えてほしいのだが、今回のような大きな変化はこれから先もどんどん起こる可能性が高い、ということ。

経済状況は日々変わっていくし、法律だって変わる。
テクノロジーの進化は日進月歩だ。

それ以外の、例えば内政や外交、地域ごとの違いなど、転職活動を取り巻く環境は今後も変わっていく。

この変化について行くために何をすべきか、という問題もしっかりと考えなければいけないね。

環境がどんな状況であっても安定した業界で働くために資格を取る、どんな環境の変化にも対応できるように常に最新の情報にアンテナを張る、今後需要が高まると思われるITテクノロジーに対するリテラシーを高めるなど、「今年を乗り切るため」ではなく「10年、20年先も生き残るため」にすべきことを見出そう。

なんだかやることがたくさんで大変ですね・・・。
大変なのは事実かもしれないが、だからこそやりがいがあるし、チャンスもたくさんあると前向きに捉えよう!

本日は以上。
記事の内容を参考にして、転職活動をがんばってくれ!

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ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

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転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを毎回研究所に持ってくる。

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