未経験で商社への転職を成功させるための鉄則

2016.11.28 公開 | 2017.5.18 更新

Brand Goals Launch Startup Success Vision Concept

異業種・異職種への転職を検討している人のなかでも、人気ランキングで上位にあがる「商社」。今回はそんな商社への転職がどういうものなのか、注意点や転職活動のコツはどのようなものなのかをお話ししていきます。

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

転職活動を検討する理由のひとつとして、

・働いてみるとイメージしていた業界と違った
・新しい業種にチャレンジしてみたい

など、新天地を求めて転職活動を始める方もいますよね。

新たな業界へ目を向けることで、ご自分の可能性が広げることが出来ますよね。
その中でも、今回は就職人気ランキングで上位にあがる『商社』への転職についてご紹介したいと思います。

未経験からのチャレンジ!

ふむ、ふむ、やっぱり商社って給料良いな・・・
今日は随分真剣に考え事をしているね、鈴木さん。
そうですか!?いつも真剣ですよ!転職に関しては!
ワッハハ!それは悪かった。
でも、気になることでもあるのかい?
転職先についてなんですが、思い切って業種も幅広く検討しようかと思いまして、商社に関して調べていたところなんですよ。
なるほど。
そうなると鈴木さんは未経験だよね?
なんで商社に転職したいんだい?
そうですね。
プロジェクトの規模が大きいですし、海外勤務の可能性もありグローバルに活躍できそうじゃないですか!
さらに給料も良い!
まさにパラダイスですよね。
これはダメだわ・・・
確かにパラダイスに聞こえるね!
そうは言っても、鈴木さんは違う業界からの転職だから未経験扱い。
事前の情報収集はしっかりとやらなくてはだね。
そうなんですよ~!
でも、ちょっとチャレンジしてみたくて。
所長~教えてください!
そうか!
鈴木さんは未経験で商社の転職にチャレンジしたいんだね。
よし、まずは商社の転職市場の状況から確認してみようか!

商社ってどんなところ?

商社への転職市場を説明する前に、まず商社とは何かを説明しよう。

商社とは、“輸出入貿易ならびに国内における物資の販売を業務の中心にした、商業を営む業態の会社”のこと。
つまりは、売り手と買い手のパイプ役が商社の役割だ。

売り手(メーカーや生産者)と買い手(小売店)の間に商社が入って売買を成立させている。

そのため様々な利害関係を調整し、ビジネスを成立させることができるため、経済社会にとってなくてはならない存在なんだよ!

やっぱり規模感が違いますね!
そうだね。
中でも特に規模が大きいのが5大商社と呼ばれる、日本のトップクラスの5社だ。
5大商社?
三井物産、三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、住友商事です。
本当に商社への転職を考えているんですか!
いや・・・。
べ、勉強中ですから・・・。
そう、三井物産、三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、住友商事。
取扱い事業も幅広く、「ラーメンから航空機まで」と言われるほどの裾野の広さで「総合商社」と定義づけられる。
鈴木さんの言うとおり、規模感が違うね。

その他にも、売上比率の50%以上が特定の商品である専門商社など、商社も様々。

このように商社は単に買って売るのではなく、さまざまな分野でさまざまな発想により、事業展開している存在といえるだろう。

特に未経験でチャレンジをしたい場合、「商社に転職して成し遂げたいことがある!」といった強い気持ちが大切になってくるね。
どうかな、転職イメージが湧いてきたかな?

はい!
イメージしていた通り、本当にやりがいを感じます!
そうか!
ではさっそく、未経験で商社への転職を成功させるための鉄則を説明しよう!

【鉄則①】商社が求める人物像を必ず把握し、自身の適正をチェックするべし!

グローバルに活躍できる可能性、社会的営業価値の大きいプロジェクトの規模、大きなやりがいを裏打ちする高給から商社への転職は人気があり、狭き門。

さらに総合商社希望であれば、相当ハードルは上がるだろう。
だからこそ求められる人物像を把握し、事前に適正をチェックすることが必要。

基礎の項目から順を追って説明していこう!

お願いします!

基礎項目:リーダーシップ

商社は新規事業を始める際にプロジェクトマネージャーとして活動することが多い。

つまり、自社内の調整から、ビジネスパートナーとの調整を滞り無く実施することが求められるだろう。
このリーダーシップの「実績」と「先導」の能力を活かし成功に導いた経験があるという実績は重宝されるだろう!

基礎項目:行動力

商社とは必ずしも案件が降ってくるのではなく、自ら案件を推進していくBottom Up形式の案件形成がなされていくことが多い。

そのため、自発的に自分のビジョンをビジネスに展開していける行動力が求められる。

総合商社で働く魅力として「決定権」が現場に委ねられるケースが多いため、主体的な行動ができることが必須となるだろう!

基礎項目:先見性

商社は形を変え動的にビジネスを展開していることが強み。
だからこそ、時代のニーズを読み新しい分野へ投資をかけて業績を伸ばしている。
この対応力があるからこそ、商社は世の中に必要とされ発展している。

そのため、時代の流れに乗ってビジネスを進める先見性とチャレンジ精神は必須だ!

基礎項目:他言語の利用

グローバルにビジネスを展開する中、しっかりとコミニケーションをとれることは必須。
英語だけでなく、中国語、スペイン語など、他言語を操れる人材は非常に重宝されるだろう!
これが基礎項目ですか!
ハードルは高いですが、かなり大きな期待値をもって仕事を任せてくれる感じがしますね。
そうですね。

自社商品・生産設備を持たない総合商社にとって最大の資産は「人材」です。
だからこそ、求める人物像もハードルは高くなります。

その通り!
だからこそ、まずは今までの職歴から基礎項目を満たしているかをチェックし自身の適正把握をすることが大切だ!
次は、求められる職務経験に関しても説明しよう!

職務経験:経営戦略に関する知識と経験

商社での事業投資後には、経営による更なる事業価値拡大を図っていくため、経営戦略スキルが重要となってくる。
そのため、ファイナンスの知識、及び応用スキル、さらに経営管理能力は喉から手が出るほど欲しているだろう。

職務経験:業界・業種の専門性

中途採用者は新規で案件を発掘する場合も多い。
そのため、専門的な知識やバックグラウンドを中途採用者に求める傾向が強いだろう。

前職で専門としていた業界について、そこの人脈も含めて100%語れることは重宝されるに間違いない!

職務経験:適正をチェックするための前職の成功事例

これは必須項目だ!
商社は何よりも結果が全て。
その能力を把握するために、前職での成功事例のプロセスと結果を確認し、適正をチェックするため、自身の棚卸しが必須となってくるだろう!
職務経験もかなり具体的ですね。
足りない場合は、この経験を得れば良いわけですし。
そうだね。
商社は本当に多種多様な業種・商品を扱ってビジネスを展開している。
だからこそ、この多様性が転職者に求めるものに繋がっているんだよ!
では、次の鉄則に進もう!
お願いします!

【鉄則②】転職活動をする前にできる対策は必ずやろう!

社会の最前線で、ダイナミックな仕事ができる商社。
仕事自体も、キャリアアップする上でも商社はとても魅力的だ。
だからこそ、人材に求めるハードルも高く、さらに人気のため狭き門。

特に未経験からとなると、さらに難易度は上がるだろう。
そのため、転職活動前の対策は出来る限りしておいたほうが良い。
今回は、中でも最低限やるべきことを紹介しよう!

自身のセールススキルを分かりやすく準備すること

セールススキルのベースとなるものは、先ほど説明した商社が求める人物像だ。

これをもとに、自分のアピールポイントを分析し、特に未経験からの転職であれば、まったく異業種である商社の人事担当者が見ても、理解し易いように整理することが大切だ。アウトプット物としては、

・職務経歴書
・面接用プレゼンシート

などに反映し、書類選考+面接対策の準備を完璧にすることが大切だ!

商社転職のための筆記試験・適性試験対策

応募者の多くが、ここで脱落するという筆記試験。
失敗すれば今迄の面接の意味がなくなる!

また論文を提出するケースもあるため、筆記試験対策に加え、業界情報を収集し、自身のビジョンと応募先企業のニーズを合致させたものを予めイメージしておくことも必要だ。

筆記試験を甘く見て、仕事を言い訳に準備をしないと商社への転職の道は開かない!
この覚悟で臨むことが重要だ。

商社で働いている人や転職成功者のケースをヒアリングすること

リサーチは必ずやっておいたほうが良いだろう。
応募先企業情報を深く把握する意味での「商社で働いている人へのヒアリング」。

そして、面接対策としての「未経験や異業種から転職を成功させた人へのヒアリング」。

インターネット等の情報でも問題はないが、知り合いや転職エージェント経由で紹介をしてもらうなどリサーチに手を抜かないことが成功への近道だろう。

な、難易度が高いですね。
じっくりと、ストイックにやっていかないと、とても成功出来なそうです・・・
そうですね。
それだけ、未経験からの商社への転職は狭き門なのです。
ワッハハ!
鈴木さん、らしくないぞ!

確かに難しく聞こえるが、冒頭で説明したとおり、未経験でチャレンジをしたい場合、「商社に転職して成し遂げたいことがある!」といった強い気持ちが大切になってくる。
この気持ちを忘れなければ、目的に向かって走れるはずだ!

確かに!
そうですね。
絶対に達成したい目標のためだったら頑張れそうです!
そうか、良かった!
では最後に商社への転職市場の状況を説明しておこう!

商社への転職市場状況

各商社によってキャリア採用の方法や時期が異なる。
特に中途採用は年に1回なんてケースもあるため、募集のタイミングを逃さないことが重要だ。

採用も競争率が高く、結果として優秀な人材が集まっているのも事実。
だからこそ、まずは現職での仕事に高い意識で取り組み実績を残すことも重要だ!
ここでは5大商社の転職採用状況を説明しよう。

三菱商事

年に一度のキャリア採用で10名強を採用

三井物産

年に一度のキャリア採用で30名強を採用

住友商事

通年採用(数名)

伊藤忠商事

通年採用(数名)

丸紅

通年採用(年間10名程度を採用)

やはり、狭き門ですね。
さらに情報収集もしっかりとしていないと、タイミング逃しそうですね。
その通り!
常に情報収集のアンテナを張って行動するといいだろう!
さらに業界紙等にも目を通し、転職希望先の商社の状況も把握しておくことが重要だ!
未経験だからと言って諦めずチャレンジしてみよう!

商社に強いおすすめエージェント

JAC Recruitment
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世界に8拠点を持つグローバル企業でもあります。

リクルートエージェント
圧倒的な求人数を誇る最大手のエージェントです。
まずは、業界の転職市場や自身の市場価値を把握するために登録するのも良いでしょう。
商社が未経験でも、様々な業界や業種で紹介してくれるので安心です。

ビズリーチ
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キャリアアップを狙う人は登録してみましょう。

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