Uターン・Iターン転職で後悔をゼロにする5つの対策

2016.10.6 公開 | 2017.4.28 更新

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記事内容
  • Uターンなど地方転職の満足度
  • メリット・デメリット
  • 後悔パターン
  • Uターン転職を成功させるためにやっておくべきこと

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。

ミドル世代の転職では、地元への転職いわゆる”Uターン転職”を考える人も多くなっています。
都会で一度働いた経験のある人が、地方への転職に至るにはどのような背景やメリットあるのでしょうか。

今回は、Uターン転職などの地方への転職を検討中なら知っておきたい失敗・後悔パターンなどをもとに、注意点などや適性パターンを解説していきます。

Uターン転職の基礎知識

Uターン転職は、地方から1度都会に出て働いていた人が、地方(地元)に戻って転職することを言います。
その他にも、都会から地方へ転職するパターンはいくつかあり、Uターン転職とあわせて3つの種類があります。

  • Uターン転職
    出身は地方で、都会へ就職し、出身地方(地元)へ転職して戻ること
  • Iターン転職
    出身は都会でそのまま就職していた人が、地方へ転職すること
  • Jターン転職
    出身は地方で、都会に就職し、出身の地方(地元)とは異なる地方へ転職すること

Uターン転職をする人はどれくらいいるのか?

国立社会保障・人口問題研究所が行った「2011年社会保障・人口問題基本調査第7回人口移動調査」調査によると、2011年の時点のデータでは、出身都道府県を出てからまた戻った総数のうち、13.3%程度がUターン転職をしているそうです。

また、男女のUターン転職者割合は、14.6%:12.1%で男性の方が若干高くなっています。

都会生まれが地方へ転職。Iターン増加の背景

近年は、都会生まれの人が地方へ転職するIターン転職がじわじわと人気がでています。

地域によっては、地方自治体が主体となって住居を無償で提供したり、地方への移住者をサポートする支援を積極的に行っているため、地方へ移ることのハードルが下がったことがひとつの要因として挙げられます。

また、SNSやブログなどを通して、地方での暮らしの良さを発信する人が増えたことで、Iターン転職を考えるきっかけとなっていることがあるようです。

Uターン転職の魅力やメリット

Uターンを転職をする人たちは、どのような目的があり、どのような魅力を感じて地方への転職を決めたのでしょうか。

上位5つの転職理由は以下です。

  • 都会の喧騒から離れ、自然に囲まれて暮らすため
    (通勤ラッシュなどのストレスから解放される)
  • 家族や親戚が近く、安心して暮らせる
  • 生活費が安く済む
  • 地方に貢献するため
  • 慣れ親しんだ(気に入った)土地で再出発するため

都会から離れたことによるメリットや、親族の近くで暮らすという安心感、地方再生への貢献などが主な転職動機となっているようです。

また、地方自治体のサポートがあったからこそ実現したというIターン、Jターン転職も多くなっています。

Uターン転職のきっかけ

家族の事情もあってか年代も30代~40代のミドル世代が中心です。

  • 結婚や子供が生まれるタイミング
  • 親の介護が必要になったタイミング

など、人生の大きなライフイベントなどがきっかけになる人が多くなっています。

上記以外では、

  • 地元でやりたいことが見つかった
  • 地元が恋しくなった

など、自分の希望を叶えるためのUターン転職もあるようです。

実際の満足度

Uターン転職をした人の実際の満足度が気になるところですが、マイナビの調査によると約半数が「満足」と回答しているそうです。
「やや満足」と合わせると86.8%を超え、「不満」と言う回答は14.2%。

会社の温かみのある地方暮らしの充実や、地元の親しい友人の元での暮らしに満足感を感じる転職者が多い結果となっています。

Uターン転職のデメリットと後悔パターン

Uターン転職をはじめ、Iターン、Jをする魅力も充実している一方で、把握しておきたい失敗のリスクやデメリットもいくつかあります。

年収が下がることがほとんど

都会の給与水準より、地方の給与水準は低い傾向があることはなんとなく想像がつくと思います。
覚悟していてもやはり年収が下がった額で実際に生活してみて不安や不満を感じる転職者は少なからずいるようです。

都会では権威あるポジションで仕事をしていた人も、100万単位で年収が下がったという例もあります。

地方では、中小企業が多いため、企業規模などからしてもなかなか年収の維持、ましてやアップは難しいようです。

魅力的な求人数が少ない

求人の絶対数も少ないのですが、都会でバリバリ働いていた人にとっては、なかなか魅力的に感じる仕事が少ないという意見は少なくありません。

やりがいを求める場合は、少々根気強く求人を探す必要があるかもしれません。

ブラック企業に当たる可能性が高い

地方の企業はもともと数自体も少なく、昔からの悪い風習や体質が改善されないまま続いてしまっているケースが多くなっているようです。

家族経営が裏目にでているケースや、パワハラ、セクハラが横行しているケースなど、入社してから判明して辛い思いをする人も実は多くなっています。

会社についての噂などは、できるだけ第3者から聞いておくことが何よりの対策になります。

地方に住んでみて後悔…

やむを得ず地方暮らしを始めた人も、地方暮らしにあこがれて移住した人も、実際に暮らしてみて”合わない”と感じてしまうことがあるようです。

また、居住費などは安く済んでも物価はそれほど変わらないため、給与が下がったことで思ったより暮らしが大変になったという声もあります。

近所付き合いが面倒に感じる人も

地方では、都会より濃い近所付き合いが普通となっている場合が多いため、都会の希薄な近所付き合いに慣れていた人にとっては面倒に感じることも多いようです。

フランクな関係性も、”馴れ馴れしい”と感じてしまうのだとか。

Uターン転職での後悔をゼロにするための対策

UIJターン転職経験者の失敗や後悔エピソードなどをもとに、失敗のリスクを減らすためにやっておくべきことをまとめました。

年収ダウンで生活のシミュレーションをする

まずは、検討している地方での暮らしで、年収がダウンしてもどれくらいの収入があれば十分に暮らしていけるのかを計算しておきましょう。

  • 目的地での居住費
  • 物価
  • 交通費
  • 水道光熱費

上記の費用は、都会で掛かる額と差が出てくる可能性の高いものです。
もちろん、毎月はかかってこない医療費や娯楽費などの諸々の費用も加えて、現在の暮らしから費用がどのくらい抑えられるようになるのかを把握し、年収はどの程度まで下がっても大丈夫なのか転職前に知っておく必要があります。

また、地域によっては平均の年収に差があるため、Iターン転職やJターン転職で検討している方は地域ごとの平均年収も加味して検討することをお薦めします。

DODAの都道府県別2015年平均年収ランキングでは、都道府県ごとだけでなく、エリア別の分布図や男女別の平均年収も掲載されています。

地方での暮らしの下調べをする

検討している地域での暮らしがどのようなものか、あらゆる角度から調べておく必要があります。
地方なので、時間も費用もかかってしまう場合が多いのですが、失敗のリスクを考えれば下見をしておくメリットは大きいはずです。

  • 生活スタイル
  • 近所付き合い
  • 教育環境

地域の人にとってはなんてことない不便も、都会から来た人にとっては想定外の負担となりうる可能性もあります。
その地域に住む人の生の声を聞くことができるのが理想です。

地元誌や地元の人が発信しているのメディアなどがあればチェックしておきましょう。

また、そういった不安を軽減してもらうため、地方自治体が移住前に暮らしを体験できる制度を設けているところもあるようです。

気になる方は転職を検討している地域の地方自治体や地方公共団体のホームページなどをチェックしてみてください。

地方自治体のサポートがあるかどうかチェック

地方での暮らしに、地方自治体のサポートがあるのは大きなメリットです。

住居の負担をサポートしてくれるだけでなく、奨励金やスタート時の負担を軽減するための貸付金制度、転職自体をサポートしてくれる自治体もあります。

地方によってサポートの内容はさまざまです。
こちらも、IターンやJターン転職をされる方は、こういったサポートのある地域から検討してみても良いかもしれません。

求人探しは早めにスタート

都会での転職と違い、すぐに希望の求人が見つかるかどうかの確率がぐっと下がる地方への転職では、早めに求人を探しておくことが重要です。

ある程度転職するまで期間がとれるというのであれば、良い求人が見つかるまでじっくり探す時間をとることをおすすめします。

コネやツテは最大限利用する

Uターン転職では、コネや知り合いのツテがあるケースが多いです。
少しでも希望に近い転職を実現するために、思い切って相談してみると思わぬ良求人を紹介してもらえるかもしれません。

ただ、メリットとデメリットの両サイドを理解した上で話を進める必要があります。

【メリット】
・人材紹介を介さないことで、企業側にもメリットがある
・紹介者が転職希望者の人柄などを伝えてくれるので、比較的スムーズに話が進む
・求人サイトなどに掲載前の募集を教えてもらえる可能性がある

【デメリット】
・紹介者との関係に影響する可能性がある
・入社後に、コネ入社が嫌煙される可能性がある

企業研究は入念に

応募する企業については、ブラック企業ではないかどうかを入念にチェックする必要があります。

・家族経営などで、悪質な風習がないか
・一緒に働く人たちの雰囲気に異常がないか確認
・待遇などについては、実績が伴っているのか

など、地方であるほど情報が少ないのが現状ですが、後に苦しむことにならないよう、できる限り情報収集に尽力しましょう。

UIJターンにおすすめの転職エージェント

Uターン、Iターン、Jターン転職活動をするなら、より多くの求人を見ることで希望の求人も見つかりやすくなります。

絶対数が少ない地方への転職となるので、全国を網羅している大手転職エージェント、地方に特化した転職エージェントからいくつか登録し、良さそうなところを後から絞っていきましょう。

大手転職エージェント

ほぼ全国の求人を網羅している転職エージェントで、Uターン、Iターン転職に対応している評判も上々な転職エージェントとしては下記があげられます。

転職ファインダーで特徴を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

リクナビネクスト
マイナビエージェント
DODA

地方特化型転職エージェント

Uターン、Iターン転職の需要の高まりに伴って、地方転職特化型のエージェントサイトもいくつか登場しています。
特化しているだけあって、地方の求人数もなかなかの数です。

地方各エリア対応

リージョナルキャリア

上記の他にも、エリア限定の転職支援サービスや転職エージェントもいくつかあります。

エリア限定転職支援

転職ファインダープラスの姉妹サイト、『転職ファインダー』では、対応地域や職種、特徴から自分に合った転職エージェントが探せる!クチコミや評判、人気ランキング、年収診断もチェックすることができるぞ!
転職エージェントの口コミ・評判比較 転職ファインダー

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