【女性の転職マニュアル】女性の転職事情と成功の秘訣

2016.1.22 公開 | 2017.3.13 更新

mv106

こんにちは。転職エージェント研究所のアイです。最近、25~30歳くらいの女性から転職の相談を受けることが重なっていました。

「転職活動をしているんですが、なかなか希望に沿う求人が見つからなくて困ってます…。」

男性と女性で転職の理由や、企業から中途採用で求められるものも多少なりとも変わってきます。ま、最終的には人それぞれなんですけどね。

そこで今回は、私が聞いてきた何人かの女性の悩みを、研究所の所長とともに解決していこうと思います。もし、転職に一歩踏み出せない女性が見てくれているのであれば、何か参考になってもらえると嬉しいです。

  • 転職ファインダマン

    転職エージェント研究所の所長。転職のことなら何でも知ってる。おせっかい。

  • アイさん

    ファインダマンの助手。元大手企業の人事担当。冷静。たまに読者に喋りかける。

  • 鈴木一郎

    転職活動中のサラリーマン。転職の悩みを、毎回研究所に持ってくる。

女性の転職市場

最近たまたま、女性の方の転職相談に乗ることが増えてきたんですが、話をしていると男性の方とは感覚的に「何か違うな」と感じることがあるんですよねぇ。所長は男性と女性の転職活動って違うと思いますか?
男女問わず、人それぞれみんな転職活動が違うという前提なのだが…、やはり平均年収や求められる仕事内容、能力は男女によって変わってくるね。求人には男女不問と書いてあるものが多いが、企業によってはそう書いてあるだけで、実際は男性しか採用しないなんてこともある。
ええ!?ウソを書いているんですか…?
ウソというと語弊があるが…男女雇用機会均等法という法律によって、男女いずれかを採用するような募集表記は禁止されているんだ。
一部、芸能や防犯的な理由で男性のみ・女性のみという募集ができることもあるんだが。法律上でそう表記しないといけないと決まっているが、採用自体は男性しか欲しくない。そんな思いがある企業は、こういったことが起こりがちだ。
一つ勉強になりました。でもその話だったら、逆もあるってことですよね。男女不問て書いているけど、結局女性しか採用しない。ということも。
その通り。ただ転職市場として、男性の方が長い期間働く傾向があるし、キャリアアップをして企業のコアメンバーになる人も男性が比較的多い。職種や業界にもよるが、一般的には男性のほうが好まれやすい傾向があるんだ。
具体的に男性の転職と女性の転職、どこが違うんですか?
男女問わず、人それぞれみんな転職活動が違うという前提なのだが…、やはり平均年収や求められる仕事内容、能力は男女によって変わってくるね。
よし、では男女の転職市場の違いと、女性の転職成功マニュアルをお教えしよう!

男女の転職市場の違い

男女雇用機会均等法により、表向きは性別で採用の可否を決めないことにはなっている。しかし実際は、その仕事によって男女の採用に偏りがあるんだ。もちろん求人情報には載っていないが、まあ不採用の理由なんて特に公表されるわけじゃあないからな。

実際には男性を優先して採用する企業、女性を優先して採用する企業というのは存在する。
技術職なんかは殆どが男性の採用になるね。まあ女性の応募が少ないこともあり、現在従事している女性が少ないからさらに女性にとっては入りづらい状態となっていることもある。

営業職や事務職に関しては大卒では男女の採用に違いはあまりないようだが、短大以下での採用ではむしろ女性を積極的に採用している企業も多いようだね。他にも力仕事が多い仕事は男性がほとんどだし、サービス業などは女性が多くなっているようだ。』

女性が冷遇されているというわけではなく、仕事によって選り分けられているという感じですかね?

『そうした傾向があるね。もちろん男性ばかりの職種でも女性が働きたいと言えば採用を検討しなくてはいけないんだが、男性ばかり50人いる職場に1人入職したいという女性はあまりいないからね。
それにこれまで男性しかいなかった職場だと、女性用の更衣室やトイレなどの設備が不足している場合もある。それを1人のために新設するよりは男性を雇おうと考える場合もあるだろうね。

しかし転職で主に選ばれる営業職は男女の境が少なく、むしろ女性向け商品が主力の会社では女性ばかりということも少なくないね。それにコールセンタースタッフや家事・育児代行などに至っては男性がいることが珍しいくらいになってしまう。
そのため、男性ばかりの職場でもどうしても働きたい女性がいれば、面接の際に施設や待遇についてはよく確認する必要が出てくるね。また、どうしても男性には難しい職場もあるんだ。エステティシャンや女性服なんかの店員は男性には無理だし、雇ったとしても女性が嫌がるだろう?転職市場としてもこうした職場は女性だけのものだね。』

そうですね、男性には難しい職場もありますよね。ところで女性が転職するために、成功する秘訣とかはあるんでしょうか?

女性転職の成功術

女性が転職に成功するためには、いくつかのポイントを踏まえる必要があるんだ。

将来を考えよう

まず自分がどう思っていても、未婚であれば将来は結婚、出産、育児などがあると思われることを考えておこう。そのうえで、自分が将来どうなっているか、5年後、10年後の自分を想像してみよう。どんな仕事をして、どのくらいの収入があり、どんな生活をしているか。それを見据えて、それに合う仕事を探すようにしなくてはいけない。
保険会社に相談をすると、自分が何年までにどれくらい収入がないといけないかを教えてくれることもある。

出産や育児を考えると、福利厚生がどうなっているかも見る必要がありそうだね。育児休暇はほとんどの企業が用意しているが、取得率が圧倒的に低い会社もたくさんある。制度はあるけど誰も使っていないというのは無いのと同じだからね。』

出産や育児のタイミングになっちゃう前に、あらかじめしっかりと考えたほうがよさそうですね。

転職で譲れない条件

『また、現在の生活でも将来のためにでも、どうしてもここだけは譲れない、という条件をいくつか考えてみよう。漠然とした転職活動では求職情報を探す条件も曖昧になって本当に必要な情報を見逃してしまうかもしれないからね。そうした見逃しをなくするためにも譲れない条件を設定しなければならない。

仕事内容の譲れない条件は考える人が多いけど、働き方はつい見逃してしまう人が多い。
長期の出張や転勤があるのか。残業はどれくらいなのか。クライアントと直接やり取りをすることがあるのか。何人のチームで働くのか。
様々な視点で譲れない条件を箇条書きして、優先順位をつけながら会う会社を探してみよう。』

紙に書くと、頭の中が整理されてたくさん出てきますね。仕事の内容と働き方の2つで考えるというのは、確かにって感じです。

『そうなんだ。転職を焦ってしまったり、仕事で嫌なことがあって気持ちが沈んでいるときに転職を考えると、つい大切な譲れない条件が漏れてしまうことが多い。忙しいとは思うが、しっかりと時間を取って考えることが大切なんだ。』

女性の転職理由、一番多いのは?

女性の転職理由の1位は給料が低いことだ。そのため転職条件として給与額に目が行きがちだけれど、給与は将来変わってくるし給与がそれほど高くなくてもその他の待遇面がいいこともあるから、給与額だけで転職先を選ばずに全体的な条件を見て選んだ方がいい。
給与以外にも、住宅手当・通勤手当の有無や、ボーナス、残業代、退職金などは手取り金額に大きく影響する。ストックオプションといわれる、自社の株を安い額で購入できるという支援をしている会社もあるね。
給与だけでなく、様々なお金にかかわるポイントは、給与に不満を感じて転職するならすべてチェックすべきだ。』

転職の情報を集める

情報は手広く集めるようにするべきだね。転職サイトも3か所以上は登録して、より多くの情報を手に入れて考えよう。企業によっては、1つの転職サイトでしか求人を募集していないこともあるし、各転職サイトごとで同じ会社でもの紹介文が違うこともある。
また、企業のホームページにある採用情報や、上場していればIR資料を見て売り上げが上がっているのかなどはチェックしておくとベストだ。

今の仕事しながらそんな時間取れる人は少ないですよ…ただでさえ女性はいろいろと忙しいので。

『確かにな。これは男女問わず、の話なのだが、転職活動にたくさん時間をさけないと思う人は、転職エージェントに登録をしてみるといい。
転職エージェントは登録した人の要望や悩みに合わせて、合いそうな求人を紹介してくれる。転職活動をサポートしてくれるプロフェッショナルという感じだね。履歴書や職務経歴書を作成するのにアドバイスをもらうこともできるから、しっかりと自分の能力・キャリアをアピールできる履歴書を作成できる。

確かに女性の方も転職エージェントを使って転職した人は多いみたいですね。転職の相談だけでなく、働き方の相談も乗ってもらえることも多いらしいですよ。

『転職エージェントは、転職をさせるために存在しているのではなく、みんなのBestな働き方を提示するために存在しているんだ。転職エージェントから「転職をせずに今の会社に残ったほうがいい」とアドバイスをされることもあるんだ。

女性が面接で気を付けること

面接にあたっても、将来結婚や出産をする可能性があるのならそうなったときの待遇をしっかり確認しておこう。面接時間はなるべくフルに使い、しっかりと自己アピールをした後は気になる条件はすべて確認するくらいの気持ちで臨もう。
また、男性と肩を並べるような仕事を希望している場合はどうしても女性が不利になることがある。そうした時も気にせず、忍耐強く転職活動を続けるようにしよう。』

でもこの内容って男性にも当てはまることが多くありませんか?女性だからっていうポイントは少ないような・・・

『そうだね。転職するにあたっての心構えはそれほど違いはないよ。多少重視するべき順序が変わるくらいだね。それも男女の雇用が平等に近づいていることの証だね。』

なるほど。ちなみに転職サイトで特に女性に人気のところやお勧めのところはあるんですか?

女性に人気な転職エージェントに登録してみよう

『女性に人気の転職サイトや転職エージェントもあるよ。人気のある転職エージェントはやはり女性に親身になってくれるところだ。まずはマイナビエージェント。マイナビエージェントは女性の転職に詳しいキャリアコンサルタントが多く、女性の転職に強いと言われているね。
また、マイナビグループでは女性専用の転職エージェントとしてWoman Willという別のエージェントも展開しているから両方登録しておけばさらに質のいい情報を得ることができるよ。

パソナキャリアは、女性の転職に精通したキャリアアドバイザーがいる。 パソナキャリアのページには、女性の転職実績も乗っており、96%の人が満足したという成績も残している。安心して転職したいなら、女性に特化したパソナキャリアはお勧めだ。

リクルートエージェントも女性の転職に強いと言われていて人気があるし、国内最大級の求人情報を抱えているから条件に合った求人が見つかりやすいね。
DODAもアパレルや事務に関する求人情報が特に多く、女性向けの情報が多いと評判になっているからここも人気がある。』

いろいろありますね。どこを勧めたらいいのか迷ってしまいます。それぞれいいところがあるみたいですし・・・

『一つを選ぶことはないよ。転職エージェントは複数登録して転職活動をすることが多いから、気になるところはすべて登録してしまえばいい。そしてより良い求人を探していけばいいのさ。』

女性に人気な転職エージェントをチェック

女性の転職で必要な心構え

しっかりと自分に自信を持って転職活動をしよう

『最近は減ったかも知れないけれど、女性が転職しようとしたときに圧迫をかけて面接をする企業や女性だからと侮った態度をとられる場合もある。
しかしそうした蔑視をする企業は勤めてもいいことはないから、もしそうした企業にあたってしまっても気にせず、しっかりと自分に自信を持って転職活動を進めていくことが大切だ。
もしそんな企業に転職したとしてもいいことはないだろう?だからそういう時ははずれを引いたと思って忘れてしまうことだね。気にして落ち込んでもいいことはない。

また、それほどではなくても将来的に出産や結婚退職となる可能性を考えて渋い顔をする企業もあるかも知れない。その時も、自分の仕事に対する考えをしっかり述べて理解を得られるように自信を持って話を進めるようにしよう。』

やはり女性が働くことに対していい顔をしない人はいるんですね

『そうした古い考えを持っている人はやはりまだ残っているからね。でも働く女性はたくさんいるし、そうした考え方が間違っていることは社会的にも認められている。だから気にせず、働くことに誇りを持って自信を失わずに転職活動をすることが大事なんだ。
面接で変に気を使って、出産や結婚退職のことを伝えないと、いざ入社してそのタイミングが来た時に困ってしまう。転職候補は1社じゃないはずだ。理解を得られない会社には転職をしないほうが、将来の幸せのためになる。』

転職後の働き方を考えて転職活動を進めよう

『転職活動をする際、将来のビジョンを持つべきというのはさっき言ったね。しかしそれ以上に、転職したらどのように働きたいかをしっかりと考えておくべきだ。
例えば今、なんの不満があって転職を考えたのか、給与が低いのなら上げるためにはどうするか、将来は管理職になりたいのか、どのようなキャリアを積んでいきたいのか。そうした希望を見据えて転職活動を進めていくことが大事なんだ。

女性社員に対する扱いに不満があるのなら転職先の企業ではどう扱われているかを先に知っておけば安心できる。管理職を目指すのであれば、今女性の管理職がいる企業なら自分もなれるだろう。給与アップの条件となるのは何か。キャリアを積むためのサポート制度があるか。
こうした情報は転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談すれば、ある程度は把握しているから面接まで行かなくても知ることができるんだ。
だからなるべく働く条件を考えて、それをしっかりと転職エージェントに伝えたうえで2人3脚で転職活動を進めるようにすれば転職してから後悔することがないだろう。』

一口に条件といってもたくさんありますけれど、あまり細かく注文をつけるとキャリアコンサルタントが嫌がりませんか?もしくは全く条件に合う求人がなくなったりとか・・・

『キャリアコンサルタントはなるべく多くの条件があった方が求人情報を絞り込みやすいからむしろ助かるんだよ。
それにどうしても条件に合う求人がなければ、この条件だけちょっと合わないけれど他の条件は大丈夫、という求人情報を出してくれるから細かい条件を出すことは無駄にはならないんだ。それにあまりに無茶な条件であればその前に、この条件のどこが無理というのを説明してくれて妥協できる条件まで相談して落とし込んでくれる。
とりあえずこちらの思ったことを伝えてみたうえで相談を進めていくといいよ。

キャリアコンサルタントは本当に親身になって相談に乗ってくれるんですね。ところでそれを面接で伝えるためにはやはり自分で考えないといけないんですよね。

『面接に関しても心配ないよ。ある程度の条件はキャリアコンサルタントから伝えておいてもらえるし、面接の練習もしてくれるんだ。模擬面接を行って、それを客観的に見たときの問題点なんかも教えてもらえる。
話す内容も一緒に考えてもらえるから、これでいいのかと一人で考え込む必要はない。転職活動というのは一人で行うことが多いけれど、自己流ではうまくいかない場合も多い。

そんな時、色々と相談できてアドバイスをくれるキャリアコンサルタントがいることはとても心強く、支えになってくれるんだ。それに今の会社を円満に退職するためのアドバイスもしてくれて、面接の連絡や面接日の再調整、入社日の交渉なんかも代わりにやってくれるからね。』

女性の転職は心細く不安になる時も多いですけれど、転職エージェントを利用するとうまくいきそうですね。

『そうだね、転職エージェントを上手く利用しつつ、自分の豊かな将来を目指すことが肝要だ。またわからないことがあれば何でも言ってくれ!』

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